『人体に影響ないからあまりジタバタ騒いでいない』など発言し、批判を受けていた太田農水相が辞任した。
新聞各紙の情報を見ると、福田総理もカンカンだったという。任命した以上は、福田総理にも責任があるのだから、こういう傾向の人を大臣にしないよう事前の『身体検査』で厳重なチェックをしないと・・・・
また、農水事務次官もおかしな発言をしている。。。『食用に回した企業に一義的に責任がある。立ち入り調査は不十分であったが、ただちに私どもに責任があると考えているわけではない』大臣がだめなら、次官もNGだった。次官の更迭は2代連続。
このことをみても、農水省自体に問題があるのではと考える。組織、機構、人員配置etc.
これまで、居酒屋タクシーなど国家公務員としての『驕り』が現出してきている。組織も疲弊している感じがするし、彼らの体質にも根本的にメスを入れないといけない時期にきている。
公務員は会社員とは違うのだ。公僕としてきっちり国民に奉仕をしないといけない。
発言も軽率すぎる。部下が上司に報告をきっちりしていない。だから、次官、大臣が軽い発言、無責任な発言をしてしまう。
上司が次々と変わるため、部下も戸惑ってしまう。これは、会社も官庁も一緒だけど、その組織に問題意識がない。目標やビジョンがないから時間だけが過ぎていく。
農業問題は自民党が50年近くかけて現在の状態にしてしまった。深い問題が潜在している。
それにしても、トップが2代続けて交代したことになるから、そのことを念頭において
次期大臣はきちんとした人を選び、改革をしていかないと我国の農林水産行政は衰退の一途を辿る。