◇中山大臣の5日間を振り返ってみよう。
《25日》成田空港拡張への反対を「ごね得」と表現。
「日教組の強いところは学力が低い」などと発言。(報道各社とのインタビュー)
《27日》「日教組を解体しないといけない」地元宮崎県支部大会での「ごね得」謝罪発言に加え、日教組を『ガン』と発言。新たに小泉元総理のことば引用「ぶっ壊してやる・・・・」のトーンで。。。。
たまたま、中山大臣がお膝元宮崎での会合で、県支部幹部がこれまでの発言を訂正するよう求めたが、これまでの発言を謝罪するのではなく、真意を述べたシーンがテレビで放送されていたのを見た。 この瞬間はもう、いいたい放題で、謝罪ではなく本心をとうとうと自論を展開していた。 まさしくこれは確信犯的な発言だっただ。
麻生総理が国連で演説して帰国、時差ぼけ?している時間帯に発言している。そもそも、麻生首相が「このポストは・・・」いかがかなと中山さんに打診したのを断り、「では国交相を・・・」と頼んだ挙句に、たった5日間で辞任。内閣発足から5日目のことだ。新聞によると、現行の憲法下では2番目に早い辞任とのこと。
以前、このブログに『身体検査を』と書いたが、やはり十分な検査が出来ていなかった。そもそも、物議を醸す議員だったのだ。
あまり気分の好いポストでなかったため、辞めなければならないように大臣自身で持っていったとも思慮できる。
麻生内閣の支持率が50%を切ってのスタートで、これからどんどん上がっていくと希望的な発言をしていたのだが。。。。。。
中山氏個人としての一連の発言が、次期衆院選にも影響を与えかねないのは必死の情勢。事態の早期収拾は『大臣辞任』で図ることが出来るのか?麻生さんの眉間に皴がますます増えそうだ。