なぜ、18年近くも拘束されなければならなかったのだろう。年齢は私と一緒。同年代の菅家さんに心から『おめでとう』と言いたい。
足利事件で無期懲役の刑を受け、刑務所の中にいた人が、裁判所の決定ではなく、東京高検の意見書で、即釈放というのは、驚いた。
警察、検察の取り調べはどうなっていたのか?20年近く前の取り調べは、かなり旧態依然としていたに違いない。
事実、こんばんの“NEWS ZERO”に出演した菅家さんは、逮捕の瞬間、取り調べの厳しさに言及していた。そんな中で、菅家さんは追い込まれて「私がやりました」と供述したそうだ。
『取り調べした警察官、検察官などに謝罪して欲しい・・・」とはっきりと語っていた。
裁判所は近々、改めて無罪判決を出す予定だが、失われた18年近く、それも、人生で1番充実した時が送れたはずの“時”を戻すことは出来るはずがない。
《菅家さんの会見詳細は下のアドレスから↓↓
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090604/trl0906042320029-n2.htm
それにしても、まだまだ冤罪があるはずで、警察や検察の取り調べについて、考えさせられる日だった。