目が慣れないからだろうか、閣僚のクールビズをテレビで見ていると、なんともフィットしていない感じがしてならない。つまり似合っていない。
ネクタイ姿が去年10月から先月末まで当たり前だったからだろうか?
今の時期は過渡期だから、背広にネクタイ、背広にノーネクタイの2つの姿が1日のテレビニュースの中で出てくる。
そういう本人、つまり私も、ぴったりフィットしていないような気がしている。
服装は、自己表現のひとつ。
朝、出勤前、余裕があるときは、ちょっぴりおしゃれ気分を出して、全体の色のコーディネートを考えてみたりすることもあった。クールビズになってネクタイの事を考えなくていいのは楽だけれど、ポイントがぼけてしまうような気がする。
TPOを考え、その時の、その場所のことなどを想像しながら決めることがある。しかし、なにも考えないで、その日の朝、クローゼットの中から適当に寄せ集め着用することだってあるだろう。
時間に余裕があるときはまだ良いのだが、寝坊してしまって瞬間のひらめきで決める時だって、人だっている。だから、一概にはいえないのだが・・・・
同僚に聞くと、ネクタイをしていると肩こりが激しいが、外してしまうと夕方の疲れが軽減されると言う。
営業職の人はネクタイは必須のアイテムだが、事務職(内勤)の人は、年中ノーネクタイで通したって良いような気がする。
こう、突き詰めて考えていくと、それぞれ、人間には個性があるのだから、男性は背広にネクタイという定番は、そろそろ崩していってもなどという時代になっているのではないだろうか。
女性の服装は、ファッショナブルに変化してきた。見ているだけで楽しい。しかし、男性はそうはいかない。
地球温暖化防止のために始まったクールビズだが、近い将来、男性のフォーマルウェアを根本から変革していくようになるのかもしれない。