先日、久し振りに市内電車で通勤した。
乗り始め、乗客はさほど多くはなかったのだが、そのうちに乗客が増え、座席がほとんど埋まってしまった。
早朝は乗客が少ないが10時前になるといつもほぼ席は埋まる。
一応、この電車にも老人子供身障者用の優先座席があるのだが、ぱっとみるとこの優先座席に座っているのは、20歳~40歳代の女性客だ。それも偶々だろうが、やや肥満気味の方だった。座った客は携帯電話をいじりながらマイペースで悦に入っていた。
車内ウォッチをしていると、50歳代の女性が携帯電話で話しているではないか。一瞬目を疑ったが、結局この人は前方で、立ったまま暫く通話し、電車を降りていった。
地方の市内電車だから都会の電車とは違うが、電車内で携帯電話をする光景はそんなに多くはないものの、1日2回電車に乗っていると、1ヶ月に1回は電車内で携帯電話で話している光景を見かけることがある。それも妙齢の女性ではなく、4,50歳の女性が多い。男性はすぐに切るが、この年齢層の女性は話しが長い。電車内では停車するたびに“電車内での携帯電話の使用は控えて云々”のメッセージが流れるが一向にお構いなしで話が続くことがある。それに、電車内でお化粧を始めるのは如何なものかと思う。
http://www.mintetsu.or.jp/activity/enquete/2010.html(日本民営鉄道協会アンケート)
上記のサイトで見る限りそんなに男女差はないようだが、日本人のマナー低下が叫ばれる今、やはり『家庭やその地域でのしつけ』が肝心なのではないだろうか。