http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v5pa.html(厚生労働省 報道資料)
ダニが媒介するウイルスによる新たな感染症で、愛媛県内と宮崎県内でそれぞれ男性1人が死亡していたことがわかった。国内で感染が確認されたのは、山口県の女性に続くもので、厚生労働省は国内でダニにかまれて感染したとみて詳しく調べているという。
野山にいるマダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスによる死者が国内でも確認されたというショッキングなニュースだ。
読売新聞によると、山口、愛媛、宮崎各県で確認された3件の死亡例のほかに、このウイルスによって死亡や重篤な状態に陥った可能性のある疑い例が5件、厚労省に報告されていることがわかったという。
このマダニ、体長は約3ミリと普通のイエダニに比べやや大きく、血液を吸うと小豆大になるというから発見は容易なのだが、かまれると厄介な病気を発症するので、これから野山歩きなどをする方や、農作業、山林作業の際は肌を直接出さないようにするなど注意が必要だ。
詳しくは、このHPが分かりやすく参考になる。 ⇒ http://www.dermatol.or.jp/qa/qa19/index.html
それにしても、咬まれると死に至ることがあるというマダニ。繁殖しそうな場所には近寄らないことが第一だが、農作業、山林の作業をする方々にとっては大迷惑なダニだ!!