日銀の次期総裁、副総裁の3人が自民党案として、野党側に提示された。このうち、総裁は68歳、副総裁二人は70歳と59歳。3人の平均年齢は65.6歳だ。
企業だと再雇用では基本的に65歳が定年。この人たち3人は一人を除いて定年の年齢に達しているのに、これから5年間はまだ激務が続く。
特に、今回は安倍政権のデフレ脱却という緊急の大命題があり、ご苦労様だ。
私たち65歳以上の無職の人間は、年金を100%もらい、(といってもこの年金の積み立てを国に任せてやっていた)
きょうもよく行く釣り場には年金生活者3人が集まり、名前も住所も知らないが、目的としている魚が全然釣れないものだから、いろいろな話に花が咲いた。一つは魚はどこに行ったのだろうか・・・とか、釣り具の話。エサの話など。突堤には男3人の大きな声が響いていた。
時折、政治や経済の話になるときもあったが、やはり“税金がどんどん増えていく、年金が目減りしている”ということだった。働いている時と比べて税金の重さが増している気がする。
実力のある人は年金に頼らず、現役で多く稼ぐ。65歳で仕事を辞めた人は仕事をしたくても適当な職がない。ましてや、日銀総裁のような高額の給料をいただけることは稀だ。
平均年齢が伸びている世の中、ぶらぶらしている年金生活者が多くなっている現在、年金だけで生活をしている高齢者に対し、ある程度の税制面での優遇措置を適用していただきたい、などというのは、国に対する甘えなのだろうか・・・・?と、ふと思った。
まもなく3月、電気料金はじめ諸物価がどんどん値上がりする。厳しい新年度がもうすぐだ。