四国三大祭りのひとつといわれる『新居浜太鼓祭り』が本格的に始まった。
けさは午前4時から、内宮神社階段を太鼓台が上る"かきあげ"が行われ、それぞれ地元の神社では"宮出し"が行われた。
もともとは豊年の秋に感謝して始まったという太鼓台、起源は平安、鎌倉時代に遡るとのこと。歴史の資料にあるのは江戸時代後期文政年間で、別子銅山の隆盛で市民の暮らしが豊かになった明治中期以降から現在のような大きさになって来たといわれている。(クリックで拡大)
金色の刺しゅうをした幕で飾りつけた豪華絢爛な太鼓台は高さが5mあまり、長さ12m、重さ約3トン。"かき夫(ふ)"と呼ばれる担ぎ手100人余りが台を支え、かき上げる。
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太鼓台約50台が市内を練り歩いたり、あす行われる"統一寄せ"と呼ばれる太鼓台集合・競演は勇壮そのもの。笛と太鼓の響きは会場を離れてしばらく耳から離れない。
太鼓祭りは18日まで行われ、昼も夜も市内は祭り一色だ。