あっという間に祭りの3日間(正式には4日間だが)が終わってしまった。
きのうの最終日は海に近い地域の太鼓台を台船に乗せて、豊漁と海上の安全を祈願しながら巡行する"船御幸"が行われた。
船御幸は隔年で行われている恒例の行事だ。港では3トン余りの太鼓台を、かき夫たちが力を合わせて台船に積み込んだ。
(クリックで拡大)
きのうはウィークデーだったが、2年に1度の船御幸とあって、関西や関東などから地元に帰り、海上の周遊にカメラを向けたり拍手を送ったりしていた。
ところで、17日の山根グラウンドでの統一寄せで配布されたチラシには、来年は市制施行80周年を記念して、同グラウンドで大人太鼓台の夜の統一寄せがあると記されていた。
このグラウンドでの昼間のかき比べも大変迫力があるが、夜太鼓の統一寄せというのは、それは見ものだろう。
祭りのあと、保育園の園児たちが木の下で落ち葉やごみ拾いをしていた。「祭りが終わると、この地方は本格的な秋がやってくる」と、犬の散歩に訪れていた女性が教えてくれた。