大型連休後半とともに、私もブログを大型連休になどと考えてはみたのだが、好天に恵まれたため外に出る機会が多く、写真の整理の意味からも1日のお休みだけという事にした。
憲法記念日、みどりの日、子供の日、そして土日が続き5連休だ。空気が乾き、ペットボトルの飲料水などで水分補給を続けながら“安・近・短”の毎日だ。
元来、じっとしているのが好きでないからか、天気が良いと出掛ける。
そうすると小さな発見がある。
きょうの"なるほど"は・・・農家の人から教わった。 田植えが終わり1週間余り、GWに入ったわけだが、いま農家の人はホッと一息している暇はないとのこと。
田植えが終わった田んぼの横で、農家の人二人がこんな話をしていた。
「私らはGWどころじゃない。草引きウィークよ!」「1週間も経つとどんどん田んぼに雑草が生えてきて・・・」
水田横の畦道には植えたばかりの苗と同じくらいの高さになった草を積み上げていた。
“おつかれさま〜”と言って再び歩き始めた。確かに放っておくと草か苗か分からないくらいに雑草も成長する。
こちらは麦の穂。黄色く色付いてそろそろ収穫の時期だ。 米作と麦作の両方を行っている農家の方は、GW(大型連休)といっても休む暇はなく、次々と作業が追いかけて来る。
この大型連休中、農家の人は、悠々と泳ぐ鯉のぼりを羨ましそうに見上げながら、少し曲がりかかった腰を伸ばして、次の作業に移っていた。
そして、サラリーマンを定年退職し農業後継者になった友人のことをふと思い浮かべていた。
その友人からも同様の声“ため息”が聞こえてきそうな一瞬だった。