ラジオやテレビの天気情報で、黄砂が中国大陸からやって来るとのことで、午前中のウォーキングを躊躇していた。
山の方を見ても少し霞が掛かっている。
そして、いつもは朝、外に洗濯物を干すカミさんは黄砂注意で家の中に吊していた。
黄砂予報を聴くと、地表付近の黄砂の濃度が高くなると、洗濯ものや車の汚れなどに注意が必要。交通期間にも影響が出ることもあるので困ったことなのだが。。。
黄砂は、はるか遠く中国内陸部の砂漠の小さい砂や鉱物が大気中の汚染物質と一緒になって飛来する。これにPM2.5などが一緒に運ばれてくる危険性もあり、なるべく外出を避けていた方が良いといわれている。
しかし、気象庁の予報(予想)をHPで見ると、この地域は昼前、濃度がさほど高くなさそうなので、いつものコースを短縮した距離で歩き始めた。
薄緑色の葉の横に、白い花。柑橘類の花がどんどん開花しているではないか!
3か月ほど前までは黄色い実を付けていた晩柑類の木に、今度は白い花。
ほんの少しの間に、次の作業を手際よく?行っている柑橘類のサイクルの速さに驚かされた。
イヨカン、八朔、甘夏といった温州ミカンよりは晩生(おくて)の品種の木の花だろう。
一斉に花が開き、辺り一帯は柑橘系の香りに包まれている。
毎年、黄砂が中国大陸からやってくる頃、みかん類の花は元気よく咲き誇る。