近頃、あまり見かけなくなったザクロ。
去年秋には大きな実を付けていたが、あっという間に鳥たちのエサになってしまい、実が無くなってしまった木に、ことしも鮮やかな赤の小さな実が付き、どんどん大きくなってきている。
私たちが子どもの頃は、我が家にもザクロの木や柿の木が植えられていて、お菓子の少ない時、おやつ代わりに食べたものだ。
今では、ザクロの木がある家は随分少なくなって、古い家の広い庭先で見かけるぐらいになってしまった。新しい住宅の庭では、あったとしても“鉢植え”のザクロだろうか?ほとんどこの木を見かけることはない。
ザクロの木、今月中旬ごろから、緑の葉の中に真っ赤の花をつけ、それが成長して大きくなり、秋には丸い実になる。ほどなくその丸い実が弾け、ザクロの体をなす。
今年もこれからが実の成長期、去年と同じぐらいの蕾や花の数だ。何個ぐらい大きな実になるのか、秋が待ち遠しい。