無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

手作りコンニャク(その1)

2013-12-27 14:45:46 | うちの野菜紹介
本日、

真っ白です。年の瀬です。
昨日、友人とコンニャクを芋から手作りしました。
以前、コンニャクの栽培についてご質問があったこと思い出したので、2回に渡って種イモを植えるところから、食べるところまでご紹介しようと思います。




サトイモ科のコンニャクは、種イモで植え、2~3年かけて食べられる大きさまで芋を大きく育てます。

今回は、直売所に売られていた1~2年栽培された子芋から栽培しました。


栽培といってもとても簡単で、

霜に弱いので、霜が降りなくなった5月下旬~6月上旬に溝を掘って、30㎝位の株間を開けて尖った芽を植えに並べて植えていきます。


植えた後、土寄せをして、


茎葉が伸びてきたら、周囲の草を刈って、草マルチをし続けます。

今回は、自然菜園に移行中の菜園の隅で、育てていたので、畦草を刈るついでに草マルチしたのでとても簡単でした。

生育を見ながら、米ぬかを一度草マルチの上から補いました。


寒さに弱いため、本格的な霜が降りる前に、枝が枯れ、収穫期になりました。


掘ると、木子と呼ばれる1年目の子芋が付いていました。

サトイモと同じく、寒さに弱いため、毎年掘り上げて、皮を傷つけないように土を落とし、冬の間保存して毎年大きくなるように植え直してあげます。

そのため、サトイモは木子から4年かかるため、国産のコンニャク芋の生産はほとんど群馬県で行われ、現在では関税を高くして守っています。
TPPで関税を撤廃することになれば、外国産のコンニャク粉が輸入されると国産のコンニャク芋栽培はなくなると言われています。

貴重なコンニャク芋ですが、栽培はとても簡単で、時間だけがかかるので、空いた農地で自給用に育てると、手作りコンニャクが楽しめます。

次回は、手作りコンニャクの方法をご紹介したいと思います。



あずみの自然農塾2014の菜園募集がはじまりました。

今度発売される
東海じゃらん2014年2月号さんに
74ページにAzumino自給農スクールが紹介されました。
お近くの書店などで見かけたらご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする