無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ホップの育て方 鶏小屋の日陰づくり

2015-05-05 06:21:51 | 日々の自然菜園
本日、

昨晩久々のまとまったが降ってくれました!
野菜を植えてから初の10日間以上晴れ間続きだったので待望のお湿りです。
定植から水をあげていないので、さぞ待ちに待った雨だったので、根性のある根が育っていることでしょうし、頑張ったご褒美として最高の雨でした。




さて、5月に入り、暑さでハウスの育苗管理が難しくなったうえ、夏野菜苗の鉢上げ、種まき、そして稲の育苗とハウス内は所狭しとなってきて、
菜園教室準備&開催と雑誌連載校正、新刊の打ち合わせをしながら、合間で育苗、草刈り、果樹のパイプハウスづくり、田んぼの準備と超ハードな農繁期がやってきました。

ブログのネタは冬季と異なりたくさんあるのですが、写真もたくさん、
更新している時間が限りなくなく、今回は忙しい中楽しみにしてくれている方にむけて、書いてみました。

ビールの材料として有名は「ホップ」しかしその生態は意外と知られていないものです。




あれ!?ワケギの鉢の中から、ビールのホップ(が生えてきました。
そういえば、ホップの移植をしようとホップの根とアワツキと一緒に埋めておいたものでした。

ホップは本気を出せば8~10mもツルを伸ばすすごいやつなので、忙しいといってもこのままにしておくわけにいきません。


そこで、、、



鶏小屋には、日向ぼっこできる南向きの個所があります。冬や春先、秋は大人気ですが、夏はとても暑くなり不人気の場所です。

そこで、今回夏場の日陰を作る目的で、鶏小屋の南側の空いたスペースにホップとワケギを植えることにしました。




ホップはアサ科のつる性多年草。雌雄異株。和名はセイヨウカラハナソウ。
毬花はビールの原料の一つで、苦味、香り、泡に重要であり、また雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める働きがあるそうです。
全国の山地に自生する非常によく似た植物にカラハナソウがあり、しばしばホップと混同されがちです。

長野県は、岩手など東北同様ホップの生産が盛んでしたので、雑草化した栽培用のホップを畑の脇に生えている場所もたまにあります。

多年草で、とても強靭なので、畑に植えないようにし、痩せた邪魔にならない場所で育てます。


今回は、以前育てていた場所を掘って、新芽が吹いていた根を鉢植えにしておき、芽が吹いてから一株ごとに切り分けます。




鶏小屋に根が侵入しないように、獣よけも含め畔シートで仕切っておきます。

そこに、植えてみました。




アサツキと一緒がいいのかわかりませんが、共に鉢植えで問題なかったので、株分けしたものを混植し、2mの支柱を垂直にさせておきます。

本気を出したホップは8m以上伸びますから当然足りないわけですが、きっとハウスなどにからみつき、何とかなると思います。

ホップは、ビール造りはもちろんのこと、てんぷらやお茶や若芽はお浸しなどにしても美味しく、
緑不足の夏、鶏のエサにも最適です。

今回は、初年度から収穫したかったので、株間を狭く、本数を多めに植えましたが、本来は多年草でとても強いので株間1~2mにし、毎年出てくる芽を3~5本に間引き、調整しなけらばならない位強い作物です。
今回は、生やしてみて、その生育をみてどの程度残すか決めようと思います。

忙しくても、好きなことだと続けることができます、またブログもそうですが、いつもと違うことをするといい息抜きにもなります。

ホップがあれば、フレッシュなビールと天ぷらとしておつまみも自給でき楽しさ倍増なので、身体が疲れていても動くから不思議です。
コメント
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