無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール【自然育苗タネ採りコース】 鉢上げ

2016-05-01 06:37:53 | 自然菜園スクール
本日、の予報。
今日は、自然育苗タネ採りコースの5回目の開催日です。
前半5回は、主に春と夏の苗を育てる基本で、後半4回は、秋の苗育てとタネ採りです。
今日で前半の基本が終わります。前半は去年までもやっていたので、より発展させてきましたが、後半は今年初めての試みなので、ドキドキです。


先週の自然育苗タネ採りコースの様子です。

毎回、前半は学び舎で座学を行っております。


踏み込み温床の最小版がこちらです。

橋本式堆肥造りをヒントに、家庭菜園でも発酵熱で踏み込み温床が小さくできて、しかもその後に育苗土ができる用に改良中です。






キュウリの定植の仕方を学びながら、同時に鉢上げの仕組み、プランターの植え方を同時に学びます。

育苗技術ができていると、大きな苗のようなプランター栽培がとても簡単になります。


ショウガの芽出しも行いました。


小さなセルトレイで育苗したトマトの苗を


3.5寸ポットに鉢上げ(移植)します。


新しい土に馴染んでもらい、かつ根張りをよくするために、最低限のお水をあげます。


その後は、1~3日間黒寒冷紗の下で養生すると、新しい根が出やすくなり大助かりです。


通常の育苗は、節水しながらたっぷりの太陽で育苗しますが、


3時間以上身近にいられないときに、とても助かるのが1枚の不織布の存在です。
たった1枚で、保温、防風、保湿になるので、ちょっと目を離したすきに起こりがちな、乾燥で焼けたり、風で倒れたり、低温障害などを防いでくれます。

自然育苗は、自家採種した種を苗にして再び育て、自家採種を続けるうえでもとても大切です。
しかも、苗半作といわれる位育苗はとても大切で、品種に勝る技術なしという自家採種された自分の畑で育成された品種が加わると、

つまり、「苗半作」×「品種に勝る技術なし」のW効果で、自然菜園をとても楽しく、楽にしてくれます。

後半は、自家採種と育苗で難しいとされる秋野菜をみんなで一緒に学んでいこうと思います。

【お知らせ】
5/5(木)に、自然菜園見学会コースがはじまります。
年3回限定の見学会です。「一見は百に如かず」との言葉通り、私が師匠たちから教わったことは、見学でした。
その見学したことを実際に自分の菜園で試してみて、また見学する。それを繰り返すことで師匠たちがいっていること、やっていること、目指していることが学べるようになりました。

拙著を読んで、見学したいとの声がありましたが、1人で行っていると、なかなか見学対応できませんので断ってきました。
そして田舎で。周囲は田んぼやリンゴ畑で営んでいる農家さんに囲まれているため、ご迷惑をおかけすることになるので、今年から年3回は見学会を開けるように努めようと思います。

自然菜園の見学をきっかけに自分に合った自然な菜園になるきっかけになってくれれば幸いです。

2日前までにお申し込みの方でご予約いただければ、教室終了後(12:00~13:30)、菜園の野菜をつかった旬菜ランチを食べながらの懇親会も予定しております。


2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
コメント (6)
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