本日、の予報。
種子豆
クズ豆
なかなか進まない仕事や、パソコン仕事、雪かきで疲れた時に、結構進むのがダイズ・エダマメの選別です。
お盆の上に豆を転がし、転がらなかったクズ豆を除け、自家採種の場合は、写真のように、一番右の病気なく、綺麗な大粒を選びます。
ちなみに、左は、カビ、中央は「紫斑病」の種子。
これは、奥原早生エダマメの自家採種です。
エダマメは、糖質が高かったり、種子として収穫の時期にカビやすいため、
うちでは、遅まきの7月蒔きの10月刈り取りで自家採種しております。
それでも、種子に選ばれるのは収量の内半分~3分の1という厳しさです。
今年は、特に、秋の長雨だったため、カビや「紫斑病」も多かったですね。
クズ豆は、良く乾燥させた後に、ペットボトルか、乾燥剤を入れた紙袋に入れて取っておきます。
田んぼの除草の際に、田んぼに投げ入れると、草抑えになるからです。
来年すぐに蒔く分は、紙袋に入れて、シリカゲルの入った容器で保存します。
長期保存用は、ペットボトルなどに8割位入れた後、口を半開きにしておき、1カ月以上温かい場所に置いておくと、
脱気され口を完全に閉めることで、休眠が深くなるので、短命種子の豆類や、虫の多発するアズキに特に有効です。
整理整頓が大の苦手の私も種子だけは片づけないと思い、今までブリキの缶にしまっていましたが、中身が見れない点や丸いペンキの缶タイプだったので収納がいまいちだったので、
缶タイプは長期保存の原種などに使い、1年以内に使う種子だけをケースに収めました。
ほぼ自家採種なので、元種(原種)を購入できないこともあり、発芽率の低下を防ぐ工夫や火災の際に持って逃げれるように、工夫しております。
市販のタネも、1ケース分位あります。
毎年、自然農法で育てやすい品種を試したり、菜園教室生徒さん用に購入して、販売品種の研究も怠りません。(好きなだけですが)
今のご時世では、自家採種=良い種 交配種(F1)=悪いとなっておりますが、
実際は、そう単純ではありません。
自家採種は、①ただ種を採る→②品種を維持する→③選抜し鍛えるの3段階ありますが、
うちでは、3~5年かけて③に持っていくように自家採種しております。
以外と難しい自家採種に、エダマメ、タマネギ、ハクサイ、ピーマンとありますが、
エダマメとピーマンはこの10年で、家庭菜園での自家採種の目処が立ってきました。
1年に1回の自家採種の場合、タマネギとハクサイの家庭菜園での自家採種の安定にはまだ数年かかりそうです。
自然菜園スクールの「自然菜園実践コース」は自家採種の入門を、
「自然育苗タネ採りコース」では、実践と応用を教えておりますが、
実際に育ててみればわかること、ちょっと知っておけば簡単な情報や方法、向き不向きなどに加えて
自家採種は、簡単で楽しいものから、奥も深いと思います。
「品種に勝る技術なし」とはよく言ったものです。
自分の畑で育成された品種ほど、自然に育ちやすい品種はありません。
これからも、自家採種が愉しく、ステップアップでき、栽培が簡単になる方法を追求していこうと思います。
2/25(土)26(日)に神奈川、東京で「自然菜園で自給自足」をテーマに講演会をさせていただくことになりました。
FBイベントページのアドレスは以下の通りです。
公開に設定してありますので、FBに登録していない方でもご覧にいただけます。
https://www.facebook.com/events/1643843115916646/
今年で自然農法を始めて20年。菜園教室を初めて10年目の節目に当たります。
20年間の学びを8年間お世話になった関東、東京でお礼奉公させていただきたいと思います。
2017年の自然菜園スクールの募集中~ホームページ。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。
自然菜園スクールも10年目。
10年間、生徒さんからの率直なアンケートなどのご意見を反映させてきたこともあり、2017年は受け取りやすい教室になったのではと思っております。
菜園教室では、教えきれない移住、田舎暮らし、自分らしい自給生活のノウハウと実体験を学べる
「自給自足ライフスクール」は、1泊2日なので、人数は限られてきますが、その分濃厚な時間を過ごせるスペシャルワークショップ。
半農半Xをテーマに、自給農を極め、自分の才能を開花させるのがテーマです。
今年は、薪のある生活を充実させるために、薪小屋作りやチェーンソーの使い方、ロケットストーブも作ってみようと思います。お楽しみに~
「自然菜園スクール」では、遠方からもより来やすい通いやすいように、土曜日開催の教室も充実させました。
土曜日であれば、安曇野校で開催する「自然菜園入門コース」、「自然菜園実践コース」への参加に、前泊も後泊も安曇野地球宿さんですれば通いやすく、
長野校「自然育苗タネ採りコース」、「自然菜園見学コース」、「自然稲作・発酵コース」にもご参加いただ来やすくなったかと思います。
ちなみに、2月からの城山公民館講座も2回に分けて菜園プランをご紹介します。お楽しみに~
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月は、いつもの第1水曜日にもどり、
2/1(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
来年度の新春「これならできる!自然菜園入門講座~春準備編~」
2/1(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/1(水)-菜園プラン② 菜園プランを強化する
種子豆
クズ豆
なかなか進まない仕事や、パソコン仕事、雪かきで疲れた時に、結構進むのがダイズ・エダマメの選別です。
お盆の上に豆を転がし、転がらなかったクズ豆を除け、自家採種の場合は、写真のように、一番右の病気なく、綺麗な大粒を選びます。
ちなみに、左は、カビ、中央は「紫斑病」の種子。
これは、奥原早生エダマメの自家採種です。
エダマメは、糖質が高かったり、種子として収穫の時期にカビやすいため、
うちでは、遅まきの7月蒔きの10月刈り取りで自家採種しております。
それでも、種子に選ばれるのは収量の内半分~3分の1という厳しさです。
今年は、特に、秋の長雨だったため、カビや「紫斑病」も多かったですね。
クズ豆は、良く乾燥させた後に、ペットボトルか、乾燥剤を入れた紙袋に入れて取っておきます。
田んぼの除草の際に、田んぼに投げ入れると、草抑えになるからです。
来年すぐに蒔く分は、紙袋に入れて、シリカゲルの入った容器で保存します。
長期保存用は、ペットボトルなどに8割位入れた後、口を半開きにしておき、1カ月以上温かい場所に置いておくと、
脱気され口を完全に閉めることで、休眠が深くなるので、短命種子の豆類や、虫の多発するアズキに特に有効です。
整理整頓が大の苦手の私も種子だけは片づけないと思い、今までブリキの缶にしまっていましたが、中身が見れない点や丸いペンキの缶タイプだったので収納がいまいちだったので、
缶タイプは長期保存の原種などに使い、1年以内に使う種子だけをケースに収めました。
ほぼ自家採種なので、元種(原種)を購入できないこともあり、発芽率の低下を防ぐ工夫や火災の際に持って逃げれるように、工夫しております。
市販のタネも、1ケース分位あります。
毎年、自然農法で育てやすい品種を試したり、菜園教室生徒さん用に購入して、販売品種の研究も怠りません。(好きなだけですが)
今のご時世では、自家採種=良い種 交配種(F1)=悪いとなっておりますが、
実際は、そう単純ではありません。
自家採種は、①ただ種を採る→②品種を維持する→③選抜し鍛えるの3段階ありますが、
うちでは、3~5年かけて③に持っていくように自家採種しております。
以外と難しい自家採種に、エダマメ、タマネギ、ハクサイ、ピーマンとありますが、
エダマメとピーマンはこの10年で、家庭菜園での自家採種の目処が立ってきました。
1年に1回の自家採種の場合、タマネギとハクサイの家庭菜園での自家採種の安定にはまだ数年かかりそうです。
自然菜園スクールの「自然菜園実践コース」は自家採種の入門を、
「自然育苗タネ採りコース」では、実践と応用を教えておりますが、
実際に育ててみればわかること、ちょっと知っておけば簡単な情報や方法、向き不向きなどに加えて
自家採種は、簡単で楽しいものから、奥も深いと思います。
「品種に勝る技術なし」とはよく言ったものです。
自分の畑で育成された品種ほど、自然に育ちやすい品種はありません。
これからも、自家採種が愉しく、ステップアップでき、栽培が簡単になる方法を追求していこうと思います。
2/25(土)26(日)に神奈川、東京で「自然菜園で自給自足」をテーマに講演会をさせていただくことになりました。
FBイベントページのアドレスは以下の通りです。
公開に設定してありますので、FBに登録していない方でもご覧にいただけます。
https://www.facebook.com/events/1643843115916646/
今年で自然農法を始めて20年。菜園教室を初めて10年目の節目に当たります。
20年間の学びを8年間お世話になった関東、東京でお礼奉公させていただきたいと思います。
2017年の自然菜園スクールの募集中~ホームページ。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。
自然菜園スクールも10年目。
10年間、生徒さんからの率直なアンケートなどのご意見を反映させてきたこともあり、2017年は受け取りやすい教室になったのではと思っております。
菜園教室では、教えきれない移住、田舎暮らし、自分らしい自給生活のノウハウと実体験を学べる
「自給自足ライフスクール」は、1泊2日なので、人数は限られてきますが、その分濃厚な時間を過ごせるスペシャルワークショップ。
半農半Xをテーマに、自給農を極め、自分の才能を開花させるのがテーマです。
今年は、薪のある生活を充実させるために、薪小屋作りやチェーンソーの使い方、ロケットストーブも作ってみようと思います。お楽しみに~
「自然菜園スクール」では、遠方からもより来やすい通いやすいように、土曜日開催の教室も充実させました。
土曜日であれば、安曇野校で開催する「自然菜園入門コース」、「自然菜園実践コース」への参加に、前泊も後泊も安曇野地球宿さんですれば通いやすく、
長野校「自然育苗タネ採りコース」、「自然菜園見学コース」、「自然稲作・発酵コース」にもご参加いただ来やすくなったかと思います。
ちなみに、2月からの城山公民館講座も2回に分けて菜園プランをご紹介します。お楽しみに~
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月は、いつもの第1水曜日にもどり、
2/1(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
来年度の新春「これならできる!自然菜園入門講座~春準備編~」
2/1(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/1(水)-菜園プラン② 菜園プランを強化する