無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園フルコース&自然育苗タネ採りコース合同開催:育てた苗を植えてみよう!

2019-05-21 04:13:29 | 自然菜園スクール

自然菜園スクール2019 開催中~単発体験参加できま~す。 


本日、のちの予報。
この後、1時間に11㎜もの大雨の予報。

ここ2週間ほどまとまった雨がなく、冬の間に雪が少なかったこともあり、大地は乾きに乾いておりました。

5/1(水)以来の久々の実に二十日ぶりのブログの更新です。

いや~忙しかったです。
GW前後、14日の間実に11日間の講座で、東京・大月市(山梨)・横浜市(神奈川)・安曇野市・千曲市・長野市(長野)そのあと燃え尽き、寝込むこと三日間。ようやく、
昨日までに、雨が降る前にやっておきたいことをすべて終えて、満を持しての待望の雨です。

長野市は、重粘土の土質なので焼き物ができるんでないかというくらいです。
一度よくなってしまうと、最高の保湿・保肥能力を持ち、締まった長期保存の可能な高品質の農作物が収穫できるのですが、
そのため、まだまだ改良中とはいえ、雨が降ると何もできなくなってしまうほど、曲者の土です。

講座明けの昨日は、月曜日(休養日)でしたが、待ったなしの状況でしたので、草刈り、耕運、苗の移動、植え付け準備を無事終了できました!


GWの間の写真をブログでアップしたいのですが、超農繁期part4中なので、とりあえず近々の先週末の菜園スクールの様子をご報告いたします。

今回、5/18(土)は、自然菜園スクール「自然菜園フルコース」「自然育苗タネ採りコース」合同開催:「育てた苗を植えてみよう!」というわけで、2つのコースの受講生が出合い、一緒に講座を行いました。




今まで自然育苗タネ採りコースで育ててきたピーマンの苗を植える前に底面吸水させておく方法を実際に見てもらいました。

自然菜園では、植えてから3日間は全く水やりを行わないことで、強い根が育つことを促進したいので、植える前にしっかり吸水させておくことが肝要です。


吸水中の間、自給用の田んぼを見てもらいました。

今年は、最終試験として、田んぼを半分に、耕さない「不耕起区」と耕して代をかいた「耕起区」に分けてコシヒカリを育てる予定です。


全く雨が降らなかった乾きに乾いた畑の潅水の仕方として、家庭菜園用の散水チューブの水道使用とポンプ式の併用できる方法をご紹介。

自然が自然でなくなってしまったので、水やりできるように工夫することも大切になってきました。




講座の中では、できるだけ一人一人の疑問・質問をお受けしております。

今回は、ジャガイモの土寄せの仕方、時期、ポイントというご質問が出たので、実際に今育っているジャガイモで土寄せを見てもらいました。






育苗ハウスに所狭しと並ぶ苗たち。

実際に、一緒に育ててきた苗たちのその後を観察しあいます。








自然菜園では、最初に支柱を指してから夏野菜を定植します。

実際にどのように指すのか、場所のポイントや植える所作方法をじっくり解説、観てもらいます。






そのあと、参加者に植えてもらい、観ただけではわからなかった土質や苗の重さ、苗の向き、深さ、土の硬さを一人一人見ていきます。

実際に支柱の紐をどのように結束するのか眼鏡縛りや筋交いの支柱の指し方を見てもらいました。


本日のおやつは、生わらび餅、わらびの茎で作ります。


当日届いたばかりの去年の「自然稲作発酵コース」で育てたお米「亀の尾」で造ってもらっている純米酒もご披露となりました。












自然菜園スクール「自然菜園フルコース」は、1泊2日の宿泊型の自然菜園セミナーです。

夕食は、「自然菜園見学コース」のランチの豪華版で、山菜や友人が釣った新潟のイワシのオイルサーディなどてんこ盛りで、届いたばかりの日本酒の試飲もしながら、楽しい宴になりました。

次回の自然菜園スクール「自然菜園フルコース」は、
6/8(土)~9日(日) 畦豆播き、田の草刈り、ダイズ播き、ウッドデッキペンキ塗りなど

「自然育苗タネ採りコース」は、
6/16(日) PM:自然育苗講座⑦
実習:育苗土の再生、踏みこみ温床の育苗土化、春野菜の自家採種、イチゴの株分けを予定しております。



自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回6/13(木)テーマは、「草と虫の種類別対策」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

コメント (6)
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