無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

節分:25年ぶりの北九州 「神社と自然」と「農耕と祈り」

2023-02-06 11:57:00 | 日々の自然菜園

自然菜園オンラインセミナー2023「自然菜園のコツ講座」 「自然稲作のコツ講座

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最近神社参拝に力が入っています。

理由について書いてみました。

今回は、意を決して、25年前に自然農と出会った北九州に足を延ばしてきました。

小倉駅に着くと、農産物フェアー中で、ついつい地の野菜、特に最近は、慣行農産物の中に、ちらほら自然栽培野菜や無農薬栽培野菜も普通に見かけるようになって嬉しい時代になりました。

歴史ある神社「宇佐神宮」

HPより「全国約11万の神社のうち、八幡さまが最も多く、4万600社あまりのお社(やしろ)があります。宇佐神宮は4万社あまりある八幡さまの総本宮です。御祭神である八幡大神さまは応神天皇のご神霊で、571年(欽明天皇の時代)に初めて宇佐の地にご示顕になったといわれます。応神天皇は大陸の文化と産業を輸入し、新しい国づくりをされた方です。725年(神亀2年)、
現在の地に御殿を造立し、八幡神をお祀りされました。これが宇佐神宮の創建です」

ということは、現在2023年なので、創建1298年という歴史です。

奥にある大尾神社は、765年由来ですから、1,200年の自然のままの御山かもしれません。

長年手つかずの森は、今は神社の杜として全各地に残されています。

昔から各地に自然菜園コンサルをさせていただく際には、自然と地域の神社に足を運びご挨拶するのが習慣でした。

実家は浄土真宗で、特定の信仰を持たない母でしたが、八百万の神仏を尊重し、先祖の墓や暦の大安などを大切にする気質だったのが、私も受け継いだようです。

3年前の出雲大社への参拝から各地に気になる神社が出てきて、以前のブログでも紹介した古都奈良の桜井にいらっしゃる師匠の一人川口由一さんを訪問する際も大神神社をはじめ気になる神社に参拝させていただきました。

春日大社

神社には、手つかずの杜があり、自然があります。田畑とは違った意味で自然と触れ合う貴重な場です。

旅の楽しみの一つは、食事です。

憧れの田舎庵さんにも行けて、伝統的な露地養殖(2~3年かけて天然のように育てるうなぎ)のウナギに火を食わせる技法を堪能させていただきました。出来るだけ地方に行った際は、郷土料理やその地域でしか味わえないものをいただくのが醍醐味です。

美味しかったです。

足を延ばしてあこがれの宗像大社も参拝

高宮斎場のように、古来からの社殿を持たない祭殿。当日たまたま月次祭でした。

祝詞にお神楽、伝統の調べにのったお祭りは、古代に置いて祭政一致であったことがうかがえます。

新宝館では、すべて国宝という。眼福でした。

海の道むなかた館

では、新宝館のレプリカを実際に触れることが出来ました。

50gしか違わないリアル鏡です。

縄文~弥生に古神道が生まれ、稲作と共に今の神社の形態になっていく。

祈りとは、豊穣への感謝であり、願いそのものでした。

ちょうど節分の日だったので、

各神社さんでは豆まきが行われ、豆(魔を滅する)が神事に使われます。

お多福も古来のサイノ神信仰の名残であり、数千年の間に形を少しずつ変えながらも伝わる神事と祈りを目の当たりにしました。

北九州も寒波の影響で雪が降った例年にない年だったようです。

畑の麦たちの生育を横目に、ついつい移動中の田畑の観察は旅の肥やしです。

節分は、立春の前日。つまり本当の意味で新年の大晦日です。

24節季の1番は、立春。旧暦が農事暦であったように、昔の暦は、野良仕事を諭し、神事と共に豊穣になるように占い、祈願してきたようです。

新しい2023年が始まり、一足早く九州で春を感じてきました。

今年は去年同様ちょっと天気が荒れそうな予感。天気が荒れても野菜たちが元気に過ごせるように、できることをしたいと思いました。

 

自然菜園スクール2023年の募集も始まり、生徒さんからどんどん申し込みがあります。

コロナ渦3年目。変わらず、自給自足の暮らしをしながらの自然菜園スクール&オンライン自然菜園セミナー

本年もよろしくお願いいたします。

 

【2月のオンライン自然菜園】

≪録画販売中≫2/4(土)13:30~15:30 菜園プランの立て方『連作障害のワナを避けるプランとは?』

無農薬家庭菜園は、1か所で20種類以上の野菜を1年間育てるのが一般的です。その際、一番気を付ける必要なことが、「連作障害」を避けることです。連作障害とは何か?栽培できなくなる恐れのある本当に気を付けないといけない病虫害の紹介。連作障害対策と土づくりの方法。菜園が持続可能なるコツを解説します。

2/18(土)13:30~15:30 自然稲作のコツ講座(2)『無農薬稲作の土作り12ヵ月』

この講座では、自然菜園スクールの自然稲作コースの1年のまとめを2回に分けてご紹介しようと思います。第1回目は、栽培編。第2回目(2/18)は、土づくり編を行います。第2回目は、土に焦点を当て、自然稲作で、多収穫で、しかも美味しい土づくりについて学べます。ポイントは、草が生えにくく、稲が育ちやすい土づくりの1年の流れを解説します。

2/19(日)13:30~15:30 自然菜園のコツ講座『悪天候にも負けない畑づくりお世話の仕方』

毎年変わる異常気象。30℃以上の高温は当たり前で、最高気温35℃以上になる炎天下。人間も熱中症になりやすい中、如何に効率的に水やりをできるのか。ストチュウ水の効果的な使用方法。20日以上の干ばつの際の水やりの仕方。急な天候の変化の対応策。土づくりのヒント。微生物資材の活用法もご紹介。

2/26(日)13:30~15:30 自家採種のコツ講座 『無農薬栽培しやすくなるタネ採りの始め方&上達法』

いまさら聞けない固定種とF1の違いなど自家採種の基本知識から、自家採種の3ステップを知り、自家採種のコツと上達法。種の保存の仕方など自然菜園スクールの『自然育苗タネ採りコース(後半)』のダイジェスト版。

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