無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雨水の雨水 「4,000㎡たった30分の水脈整備&自然観察日和」

2023-02-19 11:21:32 | 日々の自然菜園

自然菜園オンラインセミナー2023「自然菜園のコツ講座」 

本日、zoom配信~。

 

2/19(日)13:30~15:30 自然菜園のコツ講座『悪天候にも負けない畑づくりお世話の仕方』

過去のセミナー動画販売も【見逃し受講】はじめました。公式(新)自然菜園Lifestyleネットショップ (移行中)

 

2/17(金)新発売 新装版『無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(宝島社)

 

昨日は、自然稲作コツ講座第2回目も無事終わり、(1)では、自然稲作について、(2)では12ヵ月の田んぼの土づくりにしてオンラインセミナーを行いました。オンラインによるアーカイブ見逃し動画販売も始めましたので、これから無農薬稲作を行う方は是非ご視聴ください。4/15からは、現地受講とオンライン受講で、自然菜園スクール『自然稲作コース』で実際に毎月のテーマに沿って、より詳しく実践解説していきます。

今日は二十四節季「雨水」。立春から数えて15日目ごろ。 空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました 。

「雨水」にピッタリ雨が降りました!!

雨の日は、長靴はいて田畑に入らず、透明傘をさして、田畑の水脈を観察そして調整を行います。

特にこの時期は、田畑の雪が融けるので、元田んぼだった我が家の畑は、始めた当初(10年前)いたるところ水たまりだらけで、2週間は水たまりが消えないこともしばしばでした。

クン炭を焼いている穴は、雨の日の地下水のぞき穴、昨日の晩からたくさんの雨が降っており、雪解けて踏み固めたクン炭溝は大量の水たまりです。

ところが、、、菜園では、↓

ところが、元田んぼの畑では水たまりがあまりありません。通路でさえ水たまりができても1日以内に消えてしまいます。

お隣のご近所さんの慣行農業の田んぼは水浸し。

我が家の田んぼは、↓

多少水たまりが出ているが、

脇に残した中干しの溝のお蔭で、きっと雨が降ったら、排水されてしまうだろう。

田畑は基本的に明渠によって水脈整備されているが、滞っているところがないか点検、メンテナンスするには三角ホーが便利。

ちょっと溝をつなげてあげるだけで、

どんどん排水。雨の日は、水脈が浮き上がるので、メンテナンス日和。1か所1分もかからない。

 

最初は小麦が全く育たなかった元田んぼの小麦畑エリアも↓

田んぼ半分小麦畑にしています。小麦に水たまりは厳禁。水たまりはできておりません。

それは、降った分だけ排出されているから。

最終的には、川に排出されていきます。

 

今日はしとしと芽出たい「雨水」。

午後は、オンライン自然菜園セミナー「2023年春:自然菜園コツ講座!」

2/19(日)13:30~15:30 自然菜園のコツ講座『悪天候にも負けない畑づくりお世話の仕方』

(ZOOM)自然菜園のコツ講座『悪天候にも負けない畑づくりお世話の仕方』

毎年変わる異常気象。30℃以上の高温は当たり前で、最高気温35℃以上になる炎天下。人間も熱中症になりやすい中、如何に効率的に水やりをできるのか。ストチュウ水の効果的な使用方法。20日以上の干ばつの際の水やりの仕方。長雨、大雨、台風、急に寒くなったり、表が降ったり、急な天候の変化の対応策。土づくりのヒント。微生物資材の活用法もご紹介。

 (ZOOM)2/26(日)13:30~15:30 自家採種のコツ講座 『無農薬栽培しやすくなるタネ採りの始め方&上達法』

いまさら聞けない固定種とF1の違いなど自家採種の基本知識から、自家採種の3ステップを知り、自家採種のコツと上達法。種の保存の仕方など自然菜園スクールの『自然育苗タネ採りコース(後半)』のダイジェスト版。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする