いよいよ始まる自然菜園スクール2023
今年は、全天候型(干ばつ・長雨・日照不足・低温障害・高温障害)の自然菜園に昇華する年。最新の自然菜園を学べるスクールです。
これから自給自足で野菜やお米、穀物を育てるためにできることをお伝えできればと思っております。
今回の北陸の石川県に縁が深くなったのは、(公財)自然農法国際研究開発センターの同期の元屋さんのお蔭です。
持つべきものは友人です。自農センターを卒業してからも親しくさせていただき、私にとって未知の領域の北陸の自然農法、自然栽培を開拓できた恩人です。
元屋さんは、ご自身でもお米や果樹を自然栽培を実践され、自然食品ネットショップの自然農園「もと屋」のオーナーさんでもあり、奥さんのお菓子や加工品は絶品です。
元屋さんのご縁のお蔭で、1年間自然栽培の聖地のはくい式自然栽培の農家さんをJAはくいさんを通じてグループコンサルさせていただきました。1年間、農家さんと交流を含め、一緒に学ぶことで、自然栽培をより深く現地で学ぶことが出来、今でも個人的に交流させていただいております。
そのご縁もあり、今回、仕事抜きに金沢から足を延ばし元屋さんの御宅にお邪魔して、旧交を深めさせていただきました。
その時食べた地球知足さんの無添加発酵弁当がとっても美味しかったのでご紹介。
お米は、自然栽培を通じて知り合った越田さんのお米。今回越田さんの御宅でこのお弁当をいただき、感動しました。
越田さん宅には、自然栽培で育てられた自家採種の古の品種たちがずらりと並べられていました。
中でも北陸在来の「銀坊主」は、今はほとんど育てられていない固定種のお米で、北陸にピッタリのレンゲ後や湿田でもよく穫れた稀有な品種。思い入れも強く、自然栽培で自家採種を繰り返している。
運がいいことに、今回特別に越田さんの古書コレクションをお借りすることが出来ました。
この本の目次の先頭は、ズバリ「種籾の採り方」。自家採種が基本であり、奥義であることが伝わってくる。
まだ忙しく読み込めてないが、どれも基本を外さない奥義であり、農家のための極良書(秘伝⇒必ず伝えるといった方が良い)です。
昔の篤農家さんの自然観察の深さ、誠実さ、探求心に、作物への愛情の深さに脱帽です。
今、自然稲作の本をまとめようと新たな試みを始めたところで、出会えたことに感動しつつ、現代の気候や技術も取り入れながら温故知新の境地です。
今年の自然菜園スクールを始める前に、改めて現地視察の大切さ、ご縁の大切さを痛感した北陸行脚でした。
もうじき明日になるが、明日から始まる自然菜園スクール2023での新たなる出会いと学び、わくわくとドキドキが止まらない。
有難いことです。感謝!!
MY Little Farm 2023 in八ヶ岳 自然共生型の土からつくる小さな畑・実践型ワークショップ
3月26日(日)「持続可能なライフスタイルと自分の畑のはじめ方」からスタートする実践プログラムとしてMy Little Farmの講師をさせていただくことになりました。山梨の八ヶ岳で自然菜園を体験しませんか?