無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雪化粧の自然菜園で書くかく鹿じか

2014-01-22 21:41:26 | 日々の自然菜園
本日、ときどき
明日は、最低気温の予報が‐9と出ているくらい寒いらしい。本格的な冬ですね~


1月11日にアップした猟師さんから分けていただいた鹿の足肉も


寒い日中、日陰で寒風を当てて、少しずつ生ハムらしくなってきました。あと2週間はこのまま熟成乾燥です。


鹿といえば、新しい自然菜園で鹿に侵入された形跡がありました。




まだ新しい鹿のフンが、、、
エンドウが鹿フンになりました。

自然菜園も3年目、そろそろ無肥料で育つと思っていたのですが、強制的に鹿フンが投入されました(笑)
鹿にとって自然菜園はご馳走菜園です。

自然草はありますし、緑肥作物もあるので、雪の下は食べたい草があります。
雪で見えないのに、見つけるとはさすが野生動物です。


鹿対策にかけておいたネットが雪で倒壊していました。
近く本格的に、直さなければ、、、




今年は長野の雪は例年に比べ少ないのですが、この菜園ではしっかり雪で覆われていて一安心です。
大雪の年は、きまってお米やお野菜が豊作で美味しく育つからです。
雪のミネラルでしょうか?不思議です。

また自然菜園ならではのところでは、雪が降るまでに草マルチを重ねていくことで、雪の下土づくりができます。
雪の下は、なかなか氷点下にならず、土の生き物が生活できます。

つまり、春まで雪で覆われていると、草マルチは土の生き物によって分解が進みます。
そうすることで、春までに草マルチが腐食化したり土が団粒化したり、春までに土づくりが進みます。

自然菜園が年々野菜が自然に育てやすくなるのは、こうした自然の理(仕組み)が働いているのかもしれません。


反対に雪がない地域では、土が凍結したりしやすく、土の生き物が冬の間活動停止したり、死んでしまいます。
また、霜で浮いて、溶けたのちに乾燥し、飛散することで、せっかくできた土を喪失しやすくなります。

雪がないといけないわけではないのですが、草マルチなどしていないしかも雪もないとなると土の生き物が生きにくく、土の疲弊しやすくなりがちなので工夫が必要になると思います。

自然はとても厳しいものですが、その厳しさの中にも活路はあるものです。
植物は、その自然の中進化してきました。厳しいから進化することで生き残ってきたとも言えます。

そのため自然の理を活かして、野菜の野生を引き出せるように栽培できたらなーと思って研究しています。

まだまだわからないことばかりですが、自然はとてもよくできていることは何度も再確認し、感謝してしまいます。


現在募集を開始した3月からの2014年の菜園教室

『Azumino自給農スクール2014』
自然菜園をベースに、食べ物を自給できるノウハウを体験しながら学びます。

 残り僅かです自然育苗コース(全4回の春夏野菜の育苗短期集中コース)
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め
 ■自然菜園基本コース(全15回の野菜・雑穀を学べる体験コース)
  無農薬野菜の自給や、自然農・自然農法を実践したい方にお奨め 
 ■自然菜園不耕起コース(準備中:1/16募集開始予定)
  自然菜園2年目以降の不耕起栽培に特化した特別コース※自然菜園基本コース 受講済み生優先
 キャンセル待ちにはいりました。自然稲作コース(全12回のお米と田んぼを学べる体験コース)
  お米や麦など穀類を自給したい方にお奨め ※自分たちで育てたお米の分配も希望できます
 キャンセル待ちに入りました。自給農園フルコース(全21回のお米と野菜を両方学べる自給体験コース)
  食べ物の自給を考えている方にお奨め


『あずみの自然農塾2014』
安曇野のシャロムヒュッテで、一年を通じて自然農を学ぶ、毎月1回/全10回の年間講座。
シャロムに自分だけのクラインガルテン(小さな菜園)を持ち、
毎月共に学ぶ仲間との交流を深め、農や暮らしのアイデアを共有します。

自然農3原則
 ■耕さず
 ■草と虫を敵とせず
 ■持ち出さず、持ち込まず
自然の理、生命の営みをいかした農的暮らしを小さくはじめませんか?



お知らせ
1/26(日)東京吉祥寺の「冬の種市」というイベントのトークショーに出演することになりました。
先日、主催者から連絡があり、私の講演会がキャンセル待ちになったそうです。ありがたいことです。
人が集まらなかったと一人心配しておりました。

お申し込みされた方ありがとうございます。当日お会いできること楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。

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