無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自給自足Lifeスクール12月その2(味噌作り、柿酢、柿渋塗り、チェーンソー薪づくり)

2017-12-15 12:58:27 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。


本日、

年末の雑誌、書籍の取材、校正ラッシュでクタクタです。

つづきです。



朝日が昇る前に、ダイズの大釜に火入れし、朝が始まりました。


大豆を炒って

叩いてつぶしてから

石臼で挽いて、きな粉も作ります。


みんなで作ったロケットコンロで

お餅用のもち米を蒸します。








柔らかく炊いた大豆をミンチにかけて、ダイズミンチを作り荒熱を取ります。






大豆と先月みんなで造った麹を塩切りしたものとよく合わせ、味噌玉を足るに投げ入れ




味噌の仕込みも完成しました。塩蓋と水蓋ダブルで雑菌防止です。



大豆の余った煮汁は、発酵中の堆肥にかけて発酵促進させました。








近所の子供も参加して餅つきです。






できたてきな粉をたっぷりかけて、ダイコンおろし、あんこもちでランチにいただきました。



小さな鏡餅も作りました。







午後は完熟柿で、簡単柿酢づくり、


傷んだものは、鶏さんのエサ用です。










チェーンソーの使い方、薪割り講座も行いました。

薪ストーブのある暮らしは、薪づくりに支えられています。




薪割りなどをやっている間に、柿渋の塗るチームは、青柿で作った柿渋でトイレ型コンポストの塗装、


最後の内容加工を行いました。






最後は、ホウレン草とカボチャのクリスマスケーキを食べながら、1年間の振り替えり、そして来年以降の夢について語り合いました。

田舎への移住、田舎暮らし、自給自足を1年間一緒に体験していただき、持続可能な暮らしを一緒に模索しました。

夢だけで、田舎暮らしを始めると、いろいろしわ寄せがいったり、つづかなかったりします。
プチ体験をして、自分の適性を知りながら、自分の天才性を開花させながら、田舎で信頼関係を深くしていくのがいいと思います。

私も20年前からしたら、理想的な暮らしにやっとたどり着いた感じがします。
来年からは、この自給自足Lifeスクールは、自然菜園スクールの1つのコースとして生まれ変わります。

来年度は、ピザ窯、不耕起の田んぼ、鶏小屋(パイプハウス)の建設目白押しで、12月末までにはホームページから募集を始めようと思います。
お楽しみに~。




新著『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』2018年1月末に新発売の予定です。

つまり、現在校正祭り(地獄?)で、さすがアマゾンさん、どこよりも早くすでに予約販売しているほど。
是非、地元の本屋さんで立ち読み、気に入ったら、購入いただければと思います。

今回は、「とことん解説!」とあるように、最新の自然菜園技術の公開だけでなく、
各野菜の簡単な自然育苗の方法、市販苗からの方法、栽培ポイントなどが今までわかりにくかった点を改善して解説させていただいております。

お楽しみ~


次回のみ第2水曜日の1/10(水)です。ご注意くださいね。


2018年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~冬編~」

◆次回以降の予定
【今月のテーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意

コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自給自足Lifeスクール12月(... | トップ | 半不耕起のハクサイの貯蔵完了 »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新しい場所 (羽田(外山)抄緖里)
2017-12-16 18:19:34
お忙しい中なので大変恐縮です、いつもありがとうございますブログやフェイスブックで勇気を頂いてます!山の畑とは別に新規の場所を借りる事になりました、これで葉物もつくれるかな!と、年二、三回除草剤で処理されていた所です、昔田んぼでそのあとミカンだったそうで、その後放棄されていたみたいです、除草剤の後からも草が生えているのでそのまま気にせず耕せばいいのか?枯れ方の変な黒い(セイタカアワダチソウ?)は別にどけるべき?か ベースの土は硬そうなので全体的に一度クワを入れるのか?畝だけクワ入れるのか、、とか、段取りに戸惑ってます、あと、竹笹の処理も有ります、奥の竹林から繋がって生えているみたいです、アチコチに竹の切った切株もあります、理想は、竹笹の所あたりに道具用の小屋と、葡萄、キウイを一本づつ植えたい所です、苗は買っちゃっいました😅一度竹の所もかなり掘り起こさねば、果樹の植付けは無理でしょうか?奥の竹林も管理する事になり、切っても、焼いても自由に出来る所です、この間までの山の畑と違い自由は利きます、平地で陽当りは凄く良いです、お手すきになってからで結構です、お仕事の邪魔したくないですからm(__)m
返信する
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2017-12-17 06:52:07
羽田(外山)抄緖里さんへ

そうですか。よかったですね。
実際に直接観ていないので、広さや生えている草に合わせるので難しい質問ですが、

私なら、長期間借りられるのであれば、最低1年は、ステージ0(多年草)の耕作放棄地からステージ2~3になり野菜が自然に育つ環境になるために、根本からやり直します。

また、除草剤を年2~3回もやる必要があった、たぶん竹笹の勢いやセイタカアワダチソウであれば、単にそこに野菜の種を蒔いても、野菜よりも竹笹やセイタカアワダチソウを元気にさせるだけだと思います。

竹や笹、セイタカアワダチソウは、根でも殖え、他の草を排除する能力が強く、そのまま菜園には程遠く、昔田んぼであれば、水はけも悪いこと必然です。

今回のコメント(質問)だけを拝読すると
1)広さにもよりますが、まずは、全体の今生えている草や笹を刈り取り、乾燥させた後、焼いて笹の根を焼き殺した方がいいと思います。

2)その後、できるだけ笹の根などを取り除く必要があります。(また土壌分析もし、養分の過不足の化学性を調べます)

3)そして、春先早く(3~4月上旬)に、春播きできる極早生のライムギを全面に蒔いて、耕し、ライムギの生育(4~6月)を見て、今後のプランを立てます。

4)霜が、降りなくなったら、竹笹が侵入しているあたりは、ライムギの後ソバを育てます。ソバは、アレロパシーが強く、竹の浸食を食い止めます。蕎麦の後は、また冬の間ライムギなど麦を育て、冬の間も竹の侵入を防ぎます。

5)ブドウやキウイは、1年間、鉢植えで過ごさせます。ちなみに、ブドウはハクビシン、キウイは、サルの大好物なので、それらの被害が見込まれる場合は、電柵やネットなど対策をしておきます。またキウイは1本ではならないので、♂♀を最低1組近くに植えます。また、いずれの果樹も水はけが一番ですから、元田んぼの場合、根ぐされしやすくなりますし、日陰を作るので、棚の場所などをよく考えた方がいいですね。

ライムギの育ちが良ければ、すぐに菜園になりますが、ライムギが細く1mを超えないようであれば、まず野菜を植えても育たないので、根本的に菜園になるように、土の改善から始めた方が良いと思います。
返信する
ありがとうございますm(__)m (羽田(外山)抄緖里)
2017-12-18 22:39:20
お忙しい中ありがとうございますm(__)m今日少し作業してきました、今回貸主さんに航空写真も賃借契約書を頂きました、そこにはこれからメインで野菜をと思っている場所は原野とあり、竹笹の辺りは田とありました、図面上では3つに区切られており、原野476㎡田271㎡221㎡でした、この原野にあたる所は大きな農地の出入り口に当たり昔田んぼでそのあとミカンをずっと卸してようで親の代が無理になってから放棄地にされているみたいです、ご自身は公務員の仕事があり休みの合間に現在でもまだまだ管理地がありミカン筍などをされていて、こちらの土地は最低限の管理で薬にも頼らざるをえない感じです、土壌診断は農協に聞いてみます、竹笹の辺りはおっしゃる通り、やっつけてライ麦に蕎麦とやってみます!原野となっていた所は土はサラッとしている様でした、山の畑とは大違いです、が、自然農に向けて改善頑張ります!生気の無い枯れた草の残骸、明日には一度焼いてみます、、そこで燃やしたであろう黒ビニールの塊も、アルミホイルの塊も沢山出て来ました、アルミホイル何に使ってたのか謎ですが、小さい草達はこの寒い中気持ち良さそうに並んで生えてました!ちょっと希望が持てました!スコップを入れたら15センチ程奥からスコップ先が石にガリガリ当る感じでした、やっぱり草を刈っても土を掘ってめくるような事はしない方が良いでしょうか?夫は一度めくっとこう!と言うので、、
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2017-12-19 09:24:34
羽田(外山)抄緖里さんへ

そうですか。お役に立てて良かったです。

「土を掘ってめくるような事」とはどのようなことでしょうか?

1反近くの土地なので、野菜がすぐに育ちそうな場所以外は、まずは菜園になるように、3年位の計画で、緑肥作物やトラクターの力を借りてゆっくりですが、確実にやってみてください。

これからは、原野や元田んぼなど耕作放棄地がどんどん家庭菜園によって復活、改善されていくといいなーと思い、その回復方法などを揃えてあるのですが、なかなか発表する機会がなく、小出しにしている段階です。

また、わからないことがあれば、お待ちしております。
返信する
ありがとうございますm(__)m (羽田(外山)抄緖里)
2017-12-19 11:48:30
めくるというのは、そう、トラクターで耕す、耕すような事です、はじめに耕してから緑肥などの種をまくべきか、種をまく部分のみ軽く溝をつけてまくのか?どっちかな?と思っていました。表現むつかしく、すみませんm(__)m
返信する
楽しそうです! (村田哲也)
2017-12-19 20:57:17
ブログ拝見しました。
2010年度にご一緒した佐藤さんと思われる方が写っておられます。
来年は何か見学、オブザーバとして参加させていただけたらいいなと思っております。農という世界にとどまらず、いろんな体験ができて何か吸収できるものがありそうな気がします。
返信する
ご質問ありがとうございます。2 (竹内孝功)
2017-12-20 05:07:41
羽田(外山)抄緖里さんへ

そうでしたか。
何回いつ耕すかは、現地をよく観察しないとわかりませんが、多年生の草がはびこっている中に、例え緑肥作物という強い牧草のようなものであっても、溝を掘ったくらいでは、地中の多年草の根に負けてしまい育たないと思います。

枯れてしまっている草であれば、根を枯らす意味で、乗用トラクターで、冬期12~2月に一度起こして寒ざらしさせ根を露出枯らしてしまった方が、無難ですよ。根が枯れてから、春に新たに緑肥作物の種を蒔いて起こすと、緑肥が一面に育ちます。

春3~4月に起こすと、根を裁断して、株分けして植えるようなものなので、春に耕すなら、米ぬかや鶏糞など発酵しやすい資材を鋤き込みながら2週間おきに数回耕して、最後に起こしてから、1カ月後に土が落ち着いてから緑肥作物を蒔くなど工夫が必要です。

耕し方も大切ですが、それ以上にタイミングが何より大切です。
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2017-12-20 05:10:38
村田哲也さんへ

いいですね~。
ハッピーヒルのことなど聴きたいですね。

昔に比べれば、何とも軟派になっており、こだわってとらわれ過ぎなくなっておりびっくりするかもしれません。

冷やかしに、今の境地を観にお越しください。
返信する
ありがとうございます (村田哲也)
2017-12-20 06:57:40
竹さんの書き込み時間を見ると午前5時。さすがです。季節関係なくこういう習慣を身につけていきたいです。
ハッピーヒル、今年は1畝の籾米で40kg弱くらいかな。
さてさて精米したときの成果が気になるところです。精米は例年通り2月はじめくらいに行う予定です。

自給自足Lifeスクールの日程をチェックしつつ、お言葉に甘えてお邪魔させていただきたいと考えております。
返信する
ありがとうございますm(__)m (羽田(外山)抄緖里)
2017-12-21 02:36:37
とても解りやすく理解できました!本当にありがとうございます。耕すのは1月早々から実施したいと思います。あと1回くらいしか畑に行けそうにないので、、今年は本当にお世話になりました。1月の本も楽しみにしています、いつかお会い出来るようにと思います。今年の私のベスト本が、これならできる!自然菜園 でした!ありがとうございますm(__)m
返信する

コメントを投稿

自然菜園スクール」カテゴリの最新記事