無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

第2弾!!「のらのら」(農文協)2014年9月秋号 【プレゼント※先着5名限定】

2014-08-05 15:31:09 | 日々の自然菜園
本日、

暑中お見舞い申し上げます。
今日もとても暑く、朝夕以外は、打ち合わせやパソコンといった内仕事をやってしのいでおります。

梅雨の間に根を伸ばした野菜たちが無事、根が深く張れるように朝夕の野良仕事が大切です。




以前に取材を受けていた農文協さんの「のらのら」が完成し、手元に無事届きました。

「のらのら」は、『これならできる!自然菜園』(農文協)でお世話になっておる出版社の雑誌で、
「家族で楽しむ こども農業雑誌」で、内容がとても充実していて、子供でも分かる内容で、大人も知らなかった内容が丁寧に解説されている凄い雑誌です。

今回は、そのような場に今回、「草となかよく!自然菜園」を紹介していただきました。


実際に、果子ちゃんの菜園におじゃましました。

果子ちゃんの菜園では、多年草の草が多く、ハコベも生えている場所も局部的にあったり、一緒に観察して回りました。


草には、大きく分けて夏草と冬草、そして多年草があります。

草と野菜が共存する菜園では、この草の性質の違いを知っておき、その違いを活かした付き合い方をします。

自然に野菜を育てたい方はまず知ってほしいことです。




その上で、夏野菜を育てる場合、夏草は草マルチとして生かしてもらい、冬草が生えやすい状況を作ります。

夏草を草マルチする際は、野菜の外葉の先端15cmの草を良く刈り、野菜の株下に重ねて敷いていくのがコツです。

生えてくる草でも畑の状態や育ちやすそうな野菜がわかるので、参考にしてみてください。


この記事がすごいんです。

夏草・冬草・多年草の一年の営みが分かりやすくイラストで紹介されています。

草の性質・特性を知っておくことで、いつ草刈りをして、野菜と共生させるかが見えてきます。
今までは草は邪魔もの、除草の対象でしたが、草には草の役割があり、付き合い方一つで、野菜が育ちやすい場を調えてくれたり、草と共存したり様々です。

現在、子供や孫に除草剤を撒く手伝いをさせたり、逆に草をぼうぼうに放任したり苦情が出ているのも事実です。

野菜以上に自然に生えてくる草となかよく付き合えたらいいなーと思います。

今回は、【夏休みプレゼント企画第2弾】

を先着5名さま限り、発送をもってプレゼントさせていただきます。

ただし、前回の当選者はその限りではないので、次点の方にプレゼントいたします。

※当選は、発送をもってかえさせていただきます。

応募先は、ホームページのお問い合わせからお願いいたします。
応募期間は、このブログの公開から3日間程度とします。

今回は、コメント欄に、自然菜園について何か質問以外の感想やご要望のコメントをお願いいたします。

5名の当選者がきまり次第終了といたします。


お蔭さまで、5名決まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。募集は終了しました。
ご意見・要望などお一人ごとご返信いたしませんが、参考にさせていただきます。
今後のブログでもご要望のあった件取り上げたく存じます。

今後も雑誌ともどもよろしくお願いいたします。

前回のプレゼントは、来週には発送できると思います。しばしお待ちください。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2014-08-09 05:15:37
むらかみさんへ

どういたしまして。

やってみないと分からないと思いますし、やりながら身についていくものだとも思います。

「自然はゆっくりだけど確実に変わっていく」
「そして、小学校から中学生になるように、、急に劇的に変わる瞬間があり面白い」ものです。

これからもよき野良仕事を続けていってください。
返信する
ありがとうございます (むらかみ)
2014-08-08 19:06:20
ありがとうございます。感謝をどう伝えてよいかわからないほどです。草を毎日刈っている時、竹内さんが「自然はゆっくりだけれど確実に変わっていく」という言葉を励みにしました。教えて頂いた事を身につけていきたいと思います。ありがとうございます。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2014-08-08 19:05:22
伊藤 広子さんへ

お芽出とうございました。

不耕起・無肥料での栽培は難しいものです。

条件や環境が揃えば、これほど簡単な栽培もないものですが、そうなるまでがなかなかです。

少しでもお役に立てばと思います。

読んだ感想ございましたら、コメントくださいね。
返信する
届きました! (伊藤 広子)
2014-08-08 18:52:26
ありがとうございます。
のらのらの本が今日届きました。
びっくりするやら、嬉しいやらです・・・。

ここ何年間も不耕起、無肥料で野菜を育てていますが
なかなか上手くできません。

少しでも本を読んで参考にして
野菜が出来るようになりたいと思います。
ありがとうございました!
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2014-08-08 16:17:11
むらかみさんへ

Q1.冬草が畑に生えている時、もう夏草が生える準備をしているのなら、3月4月に冬草のなかの夏草を見つけて刈るということなのでしょうか。

A1.夏草を目の敵にする必要はありません。野菜が育ていればいいのです。

野菜がしっかり根を張れるようにどうしたらいいのか。

草と野菜のバランスを考えて、来年再来年菜園がよりよくなるための野良仕事に努めてください。

夏草は、夏の日差しをさんさんと浴び、光合成し、根は深く張り、草マルチの材料になってくれるありがたい存在です。

Q2.畑全体から来年の夏草を減らすためには、8月の最後の頃、夏草の最後の頃に夏草を畝以外のところも刈ってよいのでしょうか。畝の上はもちろんですが、畝の側面も刈ってもいいのですか?

A2.梅雨明け宣言してから7~10日頃に畝全面、通路などの草を刈って、草マルチをたっぷりします。

畦などの草も刈って、熊手で集めて、草マルチが必要な野菜に敷いてあげてください。

その際、私の場合畝の側面も刈り草マルチしますし、通路の緑肥mixの両脇も草マルチしてしまいます。

Q3.冬草についてですが、畝の上の冬草、例えばタマネギの間に勢いよく生えるハコベなど(ハコベの中にタマネギがあるようでした)は刈ってはいけなかったのでしょうか。

A3.刈っていけないわけではありませんが、タマネギとのバランスです。

適度に生えたハコベは生きた草マルチなので刈る必要はありませんが、タマネギよりも生育が良い場合は、多少刈って敷きます。

Q4.根本根圏・自立根圏といった根の周りや畝の上は成長を助けるように刈り、共存根圏は高刈りというのは、夏草のことなのでしょうか。

A4.共存根圏は、野菜よりも草が背が高くならないように調整しながら、草と野菜が共存する場です。

そのためハコベなどは刈らずにそのまま刈る必要もありませんし、夏草も野菜よりも背が高くない場合、刈りませんので、一年通じての話です。

梅雨明け後の草マルチを完成させた後に生えてくる草は、野菜よりも背丈が大きく成りにくく、背が高くなった場合など、適度に高く刈ってバランスを努めます。

すべてはバランスなので、タイミングよく草刈り、草マルチができると、7~14日に一度の草刈りで十分事足りますよ。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2014-08-08 16:01:03
むらかみさんへ

良いご質問ですね。
実際に、自然菜園をはじめると草の刈り方、そのタイミング、とても大切です。

結論からお話すれば、
夏草は、夏野菜によって抑えられ、その結果、冬草が畝全体を覆いやすく、冬草の繁茂により夏草の台頭、生育が抑えられるように草を刈って敷けば理想的です。

実際に、夏野菜を定植して、外葉の先端15cmを草マルチしていくと、夏野菜の根が張っている部分は草が生えにくくなります。

そして梅雨が明けて7~10日の間、畝全体(側面も含む)を徹底的に草刈りし、草マルチすると、8月に入ってから夏野菜の株下には草がほとんど生えなくなり、周囲に生えてきても刈るほどではなくなります。

そのような状態を、「草負けした夏野菜」の逆で、「夏野菜負けした草」と呼んでおります。

9月にまた勢いよく草が生えてくるまでは、そのまま草刈りをする必要がなく、9月に草刈りをし、草マルチすると10月には夏野菜の株元はハコベやイヌフグリでいっぱいになります。

そうなると、来年、ハコベなどの勢いが強く、夏草の台頭が5月まで遅れてくれます。

これはあくまで、ナスやトマトで見られる状態ですが、カボチャやスイカなど地を張うウリ科は例外です。

ウリ科は、ツルで全面を覆ってしまうと、自然と草が生えなくなり、実をつけ始めると徐々に草を生やし、ツルが枯れ、実が充実すると草の中から完熟した実が収穫になります。

実をつけてからの草刈りは極力しないように、前半しっかり草刈りをし草マルチしておくと、よい実がたくさん実り、収穫後、生えてきた草を全面刈って、次の秋野菜を育てます。

つまり、夏野菜によって草との付き合い方は少しずつ違うものの、野菜がしっかり根を張ってしまえば、草が生えにくくなり、その結果冬草が茂りやすく、来年からもっと自然菜園しやすくなります。

野菜の根がしっかり張れるように、草を刈って敷いてみてください。

サツマイモは、ツルが畝全体を覆うまでは畝に草が生え続けるので、ツルの勢いが強くなるまで根気よく、タイミング良く草マルチします。そうすると、サツマイモ畝には、混植した野菜以外草がほとんど生えて来なくなるから不思議なものです。

細かいご質問のご返信は、以上の点を踏まえて考えてみてください。

一応、以下の通りです。

返信する
夏草を刈るタイミングと冬草 (むらかみ)
2014-08-08 14:36:23
いつもありがとうございます。竹内さんのブログを励みにしています。
今年は自然菜園を始めて2年目です。ナス・トマト・キュウリなど夏野菜はおかげさまで順調に育っています。
ですが、夏草はすごくて、草を刈る毎日です。雨はありがたいのですが、雨の後の草の勢いは本当にすごいです。根本根圏にはあまり生えていないのですが、他のところはすごい勢いです。かぼちゃやサツマイモの畝は草だらけですし、畝の側面の草もすごい勢いです。今、夏草を草マルチにしています。冬草に覆われているような菜園にしたいのですが、
夏草を刈るタイミングや畝の上の冬草について教えて下さい。

冬草が畑に生えている時、もう夏草が生える準備をしているのなら、3月4月に冬草のなかの夏草を見つけて刈るということなのでしょうか。
畑全体から来年の夏草を減らすためには、8月の最後の頃、夏草の最後の頃に夏草を畝以外のところも刈ってよいのでしょうか。畝の上はもちろんですが、畝の側面も刈ってもいいのですか?
冬草についてですが、畝の上の冬草、例えばタマネギの間に勢いよく生えるハコベなど(ハコベの中にタマネギがあるようでした)は刈ってはいけなかったのでしょうか。
根本根圏・自立根圏といった根の周りや畝の上は成長を助けるように刈り、共存根圏は高刈りというのは、夏草のことなのでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2014-08-06 10:05:08
キャットニップさんへ

そうですね。野菜の顔色など野菜の欲求を知り、
必要に応じて最小限のお世話で済むように私も務めております。

年々良くなるようにお世話をしていくと、どんどん最小限のお世話のタイミングや野菜の気持ちがわかってくるものです。

ゆくゆくは有機肥料も過剰になる場合があるかと思います。

今後も野菜や草に教わってみてください。

浅井智子さんへ

そうですね。今回の雑誌内容に限らず「のらのら」の誌面はいつも子供の目線で、作物について語ってくれます。

プレゼント当たっても当たらなくてもお役立てください。
返信する
嬉しい! (浅井智子)
2014-08-06 07:03:44
Facebookからこちらのサイトにたどり着きました。
岐阜県多治見市で園舎を持たない森のようちえん「自然育児 森のわらべ多治見園」を主宰しています。

お母さんたちと自然農法で畑をしていますが、まだまだ勉強中。
今回の本はとっても分かりやすく学べそうで、何冊か購入したいです。
畑くらぶの蔵書としてもプレゼント頂けると嬉しいです!

返信する
自然菜園について (キャットニップ)
2014-08-05 18:51:31
いつも楽しく拝見しています。

自然菜園をはじめて2年が経とうとしています。

一年目はトマトが木ボケして実がほとんどならず、
逆にきゅうりは栄養不足で一個しかできず…。
なんでだろ~と悩むことが多かったです。

でも、今年の夏は野菜を買わなくていいくらいに、採れています。

野菜の顔色を見て、これは栄養不足、これは栄養過剰と
なんとなく判断がつくようになってきたからだと思います。

自然菜園だから草を刈ってしいておけば、
あとは何にもしなくていいのではなくて、
土が育つまでは、野菜によっては追肥などで栄養を補ってあげる必要もあると感じました。

不耕起無施肥の農法があるのも知っていますが、
全然食べられるものが出来ないと、
野菜作りをやめてしまいたくなるので、
ある程度収量が上がるように、
私は、有機肥料も適宜使っていこうと思っています。

これからもブログの更新、雑誌の掲載、楽しみにしています。









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