無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園2年目(野菜たち)

2015-08-12 07:21:53 | 日々の自然菜園
本日、


アマガエルをはじめ、カエル、トカゲ、ヘビなどがたくさんいる菜園になってきました。

隣が自然稲作の田んぼなので、田んぼで育ったカエルたちがエサを食べに菜園に住んでいる感じです。

そのお蔭で、バッタや蝶や蛾などいわゆる害虫が増える時期(自然菜園切り替え1~2年)なのに、ほとんど被害がなく、素直に野菜が育っております。


粘土質が強く、生き物がほとんどいなかった元田んぼを自然菜園に変えるのに、2年間緑肥作物と堆肥の力を借りてようやく畑の生き物が集まってきました。

そこで、去年1年野菜を初めて育て、野菜による野菜のための土づくりを去年やってきました。

今年はその成果が良く出てきており、雨がほとんどなくても概ね野菜が良く育っております。


真黒早生ナスです。

理想的な自然形になってきて正直2年目でここまで育つとは思っていなかっただけに嬉しいです。




真黒長ナスもいい感じで、3年越しで、ようやく今年から自家採種はじめようと思います。


カリフォルニアワンダーピーマンです。

樹が小さい割に、素直に大きな実がちゃんと連続着果しており、いい系統です。
自家採種3年目なので、大切にしたいです。





オクラとスイカの混植で、スイカも大きくなってきました。


マスクメロンは自家採種7年目ですが、今年は雨が少ないせいかすごく大玉に育ち見た目は市販のメロンのようです。

食べるのが楽しみです。


伏見甘党も豊作です。


紫トウガラシも良くなっております。


食用ホウズキももう少しで食べられそうです。




サツマイモと金ゴマの混植も順調です。

ツルがえしをはじめながら、草マルチもいよいよ終わり、サツマイモのツルで覆われますので、これからは手がかかりません。

といっても、今までも多忙で、かまってあげれないので、ほとんど草刈りをせずにここまで育ってくれたのは、前作のソラマメの遺産だと思います。

今年は連載3つ、拙著2冊などが重なりここ8年で一番忙しい年になりました。
そのためほとんど野菜のお世話ができず、要所要所を短期集中でお世話しましたが、

野菜の生育が良いので、草も暴れず、悪天候の割に、自然菜園切り替え2年目とは思えないほど順調に育ちました。
野菜のお蔭です。

これから、自家採種する採種果に印をつけて回り、実を収穫しながら育てていこうと思います。



ちなみに、本日の収穫です。



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6 コメント

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サツマイモのツルがえし (むらかみ)
2015-08-15 08:55:05
たくさんの見やすい写真を載せて頂いてありがとうございます。大変参考になります。草マルチだけでなく、それぞれの野菜の様子や、混植作物の様子、また、一本の支えで立つピーマン類を見ていますと、支えを深くさせるのだなあ、、といろいろなことを学ばせて頂いています。
サツマイモのツルがえしについて教えて下さい。どのようにするのでしょうか?私は植えたままにしていました。今旺盛にツルをのばしていますが、自分で作った小さい苗でしたので、植えたところから(70センチくらいの畝に一筋植えました)1メートル出ているだけです。
返信する
客土 (川原健二)
2015-08-15 13:26:05
岩盤のごとき荒れ地を開墾して作った畑。
やはり、山土などの投入なども検討した時期もあります。
実際、私に畑地を貸してくださっているオーナーは庭土を運んできて、畑に投入していました。
山土などの客土の良し悪し、ふかふかな土に仕上げていくコツや今後の方法などアドバイス頂ければと思います。
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ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-08-15 23:12:26
むらかみさんへ

そうですね。

「一見は百に如かず」とはよくいったもので、写真で見学していただけるとアップしたかいがありました。

サツマイモは、ツルが地面にふれるとそこから不定根と呼ばれる根を出し、そこにまたサツマイモを作ろうとします。

そのため、植えた場所のサツマイモの肥大が悪くなるため、昔から1m以上伸びたサツマイモのイモツルは、何回かツルを地面からはがし、反対方向に反すことから「つるがえし」という業(わざ)が生まれました。

1m以上伸びたらやってみてください。
反したツルは、翌日には裏返しだった葉っぱ向きも正常に戻っているので安心です。
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ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-08-15 23:22:51
川原健二さんへ

そうですね。

客土の目的は、大きく分けて2つありますが、その目的が全く違うことに注意してみてください。

①特定の養分や病虫害が多すぎたり連作障害が出た場所に、山土を客土する

山土は、場所にもよりますが、とても痩せていて、病虫害が少ないので、行き過ぎた土を薄めることができます。

天地返しも同様の狙いで行うことがありますがあります。

②元々畑でなかった田んぼや、石が多かったり場所や、砂地に粘土質山土を入れたり、作土層を増やしたり、土質を変えたいときに、山土を客土することがあります。

この場合は、ぜんざいの土質や野菜の育ちが悪いため、野菜が育てやすくするために入れる場合が多く、一番良いのは、山土ではなく、良い畑の土を客土するのが効果的です。

山土は、痩せているだけでなく、病虫害もおりませんが、有用微生物群も少なく、一時的には土質が改善されたようになりますが、多少の量ですとすぐに元の状態になってしまいがちです。

フカフカの土については、大きな話なので、今日のブログのネタとして書いてみようと思います。

お楽しみに~
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ありがとうございました (むらかみ)
2015-08-18 21:34:10
今日、つるがえし行いました。最初苗を植えた位置に印でもした方がいいと、つくづく思った次第です。ありがとうございました。
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コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2015-08-19 12:40:40
むらかみさんへ

そうですか。

私は、サツマイモは連作専用の高畝の中央に植えているので、特に印はしておりません。

やりながら、自分と野菜に合ったやり方を見つけるとどんどん地域風土と自分に合った自然菜園になっていきます。
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