本日、時々の予報
まだまだ30℃越えの暑い信州です。
いよいよ明日9/12(土)19:00~20:30『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第3回
5分でわかる自然菜園ミニ講座は、ミニ講座『自然の流れに沿った旬やさい栽培法』です。
★次回は、10/25(日)19:00~ 5分でわかるミニ講座は、「野菜と草のちがいとは?」です。
【速報】
★10/4(日)は、初『オンライン自家採種Q&Aセミナー』も本日、開催決定!ミニ講座は、「F1(交配種)とは?」を予定しております。
★10/31(土)は、第2回目『オンライン自然稲作Q&Aセミナー』
ミニ講座は、「草を抑える秋起こし」を予定しております。
いずれも19:00~20:30開催予定です。
詳細やお申し込みは、自然菜園Lifestyleネットショップ
(まだアップされておりませんので、速報です)
先日、畜産センターからウコッケイのヒヨコが来ました!
うちの鶏は、ほぼ廃鶏で20羽前後常におり、中にはウコッケイなどもいたのですが、6年前の引っ越しを機会に、廃鶏の入手が難しくなったこと、ウコッケイたちが老化し、天寿を全うし、次々亡くなっていったので、
今年から改めてウコッケイによって鶏を自給自足(自家更新)するために、若いウコッケイを中心に買い足しを行いました。
ウコッケイは、自分たちで、卵を抱卵し、羽化させ、育てるので、子育てが上手なので、
来年からはウコッケイたちにヒナを毎年育ててもらおうと思っております。
実は現在、トマトを中心に自家採種のピークで、嫁さんの協力のもと、実の収穫、追熟、かき出し、発酵、洗い、乾燥で超農繁期です。
今週は、リモート取材が2件。そして、原稿が7本あり、なかなか強烈です(笑)
今年は、自家採種23年目になりますが、ようやくピーマン類の自家採種が安定してきそうです。
ピーマンは、意外と自家採種大変でした。
1)まずシシトウやトウガラシのように育ちやにくく、
2)完熟するまで樹に着果させておくと実がカビたり、傷んだりし、
3)交雑しやすく(自家受粉率50%、他家受粉率50%)近くにトウガラシがあると辛くなったりします。
4)追熟も難しく、
5)せっかく実ったのに、種がカビが生えやすく半分以上カビさせてしまったり
6)保存中に虫が湧いたり、発芽率がいまいちだったり、
なかなか安定した自家採種に至るようになったのはここ最近です。
色々試行錯誤していく中で、キュウリ、トマト、ナス、トウモロコシなどの自家採種につづき、
天候は不安定でもようやく今年から安定できそうな予感です。
これは、カリフォルニアワンダー(ピーマン)で、完熟すると真っ赤になり、パプリカそのものなので、パプリカの栽培をやめました(笑)
こちらは、バナナピーマン。
薄い黄緑色、黄色、オレンジ、赤と完熟に向かって大きく、色が変化するので、キレイです。
意外と育てにくかったピーマン類も自家採種が安定してきたことで、育てやすくなってきました。
というのは、育てやすい系統を選抜し、自家採種していくことで、より育てやすくなっていくからです。
今年は、春の2月の講演会で「自然菜園育ちの固定種タネ」としてこの12年自家採種しながら育成してきた無農薬家庭菜園の固定種のタネたちが、全国でこの悪天候でもよく育っているとレスポンスがあり本当に嬉しいです。
家庭菜園で育てやすい固定種の品種を国産でなおかつ、無農薬・無化学肥料で育て選抜し、育成する10年越しの目標が現実化してきたからです。
こちらは、煮びたしにすると最高の「高台寺とうがらし」シシトウです。
これらのピーマン類を完熟したら、天気を見極め収穫し、数日追熟しておきます。
うちでは温かく、風が抜ける階段が適地っぽいです。
それから、風通しの良く雨の吹き込まない天日で、数日乾燥させ、
さらに追熟乾燥を促してから、種を手で取っていきます。
最後に、タマネギネットに入れて、1日天日乾燥させた後、半日陰で風通しの良く、雨が絶対当たらないところで、約1ヵ月ゆっくり乾燥させて、
乾燥剤を入れた密閉容器に入れて保存完了です。
ピーマン類の種子の寿命は、室温低湿保存で2~3年です。
ピーマン類のタネは、トウガラシのような辛いものであっても虫とカビが湧きやすく、
好発芽で状態がよいものは、大概は1~2年が限界でした。
長期保存できるように、今試行錯誤しております。こちらも近年中にめどがつきそうです。
あー長かった。と思いがちですが、年に1度のことですので、あっという間の20年。20回。
自家採種マニアな私ですが、この10年は「誰でも簡単に、高品質な自家採種ができるように」工夫、試行錯誤を重ねてきました。今なら、ピーマンの自家採種のポイントもお伝えすることができそうです。
そろそろ経験も技術も安定し、昨今の固定種ブームもあるので、そろそろこのようにブログやオンライン自然菜園セミナーなどで、魅力と技術を普及に力を入れていこうかと思っております。
【内示】
明日の自然菜園Q&Aセミナーは現在、自然稲作などQ&Aの幅が広がってきているので、
ご要望にあった自家採種のQ&Aセミナーも準備中です。10月位に行う予定です。カミングスーン
自然菜園の無料動画がたくさん↓
自然菜園Lifestyleチャンネル(YouTube)
まだまだ30℃越えの暑い信州です。
いよいよ明日9/12(土)19:00~20:30『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第3回
5分でわかる自然菜園ミニ講座は、ミニ講座『自然の流れに沿った旬やさい栽培法』です。
★次回は、10/25(日)19:00~ 5分でわかるミニ講座は、「野菜と草のちがいとは?」です。
【速報】
★10/4(日)は、初『オンライン自家採種Q&Aセミナー』も本日、開催決定!ミニ講座は、「F1(交配種)とは?」を予定しております。
★10/31(土)は、第2回目『オンライン自然稲作Q&Aセミナー』
ミニ講座は、「草を抑える秋起こし」を予定しております。
いずれも19:00~20:30開催予定です。
詳細やお申し込みは、自然菜園Lifestyleネットショップ
(まだアップされておりませんので、速報です)
先日、畜産センターからウコッケイのヒヨコが来ました!
うちの鶏は、ほぼ廃鶏で20羽前後常におり、中にはウコッケイなどもいたのですが、6年前の引っ越しを機会に、廃鶏の入手が難しくなったこと、ウコッケイたちが老化し、天寿を全うし、次々亡くなっていったので、
今年から改めてウコッケイによって鶏を自給自足(自家更新)するために、若いウコッケイを中心に買い足しを行いました。
ウコッケイは、自分たちで、卵を抱卵し、羽化させ、育てるので、子育てが上手なので、
来年からはウコッケイたちにヒナを毎年育ててもらおうと思っております。
実は現在、トマトを中心に自家採種のピークで、嫁さんの協力のもと、実の収穫、追熟、かき出し、発酵、洗い、乾燥で超農繁期です。
今週は、リモート取材が2件。そして、原稿が7本あり、なかなか強烈です(笑)
今年は、自家採種23年目になりますが、ようやくピーマン類の自家採種が安定してきそうです。
ピーマンは、意外と自家採種大変でした。
1)まずシシトウやトウガラシのように育ちやにくく、
2)完熟するまで樹に着果させておくと実がカビたり、傷んだりし、
3)交雑しやすく(自家受粉率50%、他家受粉率50%)近くにトウガラシがあると辛くなったりします。
4)追熟も難しく、
5)せっかく実ったのに、種がカビが生えやすく半分以上カビさせてしまったり
6)保存中に虫が湧いたり、発芽率がいまいちだったり、
なかなか安定した自家採種に至るようになったのはここ最近です。
色々試行錯誤していく中で、キュウリ、トマト、ナス、トウモロコシなどの自家採種につづき、
天候は不安定でもようやく今年から安定できそうな予感です。
これは、カリフォルニアワンダー(ピーマン)で、完熟すると真っ赤になり、パプリカそのものなので、パプリカの栽培をやめました(笑)
こちらは、バナナピーマン。
薄い黄緑色、黄色、オレンジ、赤と完熟に向かって大きく、色が変化するので、キレイです。
意外と育てにくかったピーマン類も自家採種が安定してきたことで、育てやすくなってきました。
というのは、育てやすい系統を選抜し、自家採種していくことで、より育てやすくなっていくからです。
今年は、春の2月の講演会で「自然菜園育ちの固定種タネ」としてこの12年自家採種しながら育成してきた無農薬家庭菜園の固定種のタネたちが、全国でこの悪天候でもよく育っているとレスポンスがあり本当に嬉しいです。
家庭菜園で育てやすい固定種の品種を国産でなおかつ、無農薬・無化学肥料で育て選抜し、育成する10年越しの目標が現実化してきたからです。
こちらは、煮びたしにすると最高の「高台寺とうがらし」シシトウです。
これらのピーマン類を完熟したら、天気を見極め収穫し、数日追熟しておきます。
うちでは温かく、風が抜ける階段が適地っぽいです。
それから、風通しの良く雨の吹き込まない天日で、数日乾燥させ、
さらに追熟乾燥を促してから、種を手で取っていきます。
最後に、タマネギネットに入れて、1日天日乾燥させた後、半日陰で風通しの良く、雨が絶対当たらないところで、約1ヵ月ゆっくり乾燥させて、
乾燥剤を入れた密閉容器に入れて保存完了です。
ピーマン類の種子の寿命は、室温低湿保存で2~3年です。
ピーマン類のタネは、トウガラシのような辛いものであっても虫とカビが湧きやすく、
好発芽で状態がよいものは、大概は1~2年が限界でした。
長期保存できるように、今試行錯誤しております。こちらも近年中にめどがつきそうです。
あー長かった。と思いがちですが、年に1度のことですので、あっという間の20年。20回。
自家採種マニアな私ですが、この10年は「誰でも簡単に、高品質な自家採種ができるように」工夫、試行錯誤を重ねてきました。今なら、ピーマンの自家採種のポイントもお伝えすることができそうです。
そろそろ経験も技術も安定し、昨今の固定種ブームもあるので、そろそろこのようにブログやオンライン自然菜園セミナーなどで、魅力と技術を普及に力を入れていこうかと思っております。
【内示】
明日の自然菜園Q&Aセミナーは現在、自然稲作などQ&Aの幅が広がってきているので、
ご要望にあった自家採種のQ&Aセミナーも準備中です。10月位に行う予定です。カミングスーン
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そうですね。
充実したよく乾燥した種子は、長期保存が可能です。
野菜が育ちやすくなる自家採種のヒミツは、タネの質の向上と在来化です。
是非、今後も続けていってみてください。
お気遣いありがとうございます。好きでやっていることなので全部本気でやってしまうので、(笑)年々老いる身体を少しずつ身体をいたわりながらやっております。
超農繁期のお忙しい中、教えて頂きありがとうございます。
毛があった方が発芽が安定するとは驚きました。
来年は真似て軽い脱毛で蒔いてみます。
種はしっかり保存して3~4年保存できるようにします。
ありがとうございました。
お体大切になさってください。
超農繁期で、ご返信大変遅くなって申し訳ありません。
1)「20㎝で移植」でもいいですが、ニンジンの葉は意外に広く展開するので、うちでは30㎝位にし、風通しよく、タネの後半、雨で湿気ないようにしております。
2)「蒔く前にタネの毛は取り除いたほうがいいのでしょうか。」
ですが、種屋さんは、播種機や計量販売する都合のためなど脱毛します。
毛は、発芽抑制物質を含みますが、実は吸水&保湿効果も高く、たっぷり水を含んだ後は、毛があった方が発芽が安定します。
そこで、私は、タネを蒔く際にざっと揉んでから、ちょっと脱毛をしてムラのあるタネで播種しております。
そうすることで、脱毛したものは、すぐに発芽し、脱毛されてないタネは、あとから発芽してくるので、1度で2度播きした感じになります。
経験上、手で揉んだくらいなら、タネの毛が取れる程度で、タネは傷つき吸水しやすくなりますが、割れたりしないと思います。
3)ニンジンは、休眠が2~3か月あるので、採ったばかりのタネは、休眠打破しないと発芽しません。
乾燥剤を入れて密閉してから、冷蔵庫で保存すれば、充実した良い種であれば、3~4年ニンジンは保存できるので、重宝です。
ご回答頂きありがとうございます。
春蒔きでもタネ採りができるようで良かったです。10本位は確保できそうです。
私は山梨在住ですが、今年も夏は雨が降らず、水やりしましたが、遅かったようです。
今年は梅雨明け直後くらいに蒔いたのが遅かったかもしれないので、
来年はもう少し早い時期に播種してみます。
またいくつかお聞きしたいことが出てきました。お時間ある時で構いませんので、
よろしくお願いいたします。
母本は株間30㎝必要なんですね。今までよくわからず、いろいろ調べてみて、
20㎝で移植してましたが、これだとちょっと狭いでしょうか。
蒔く前にタネの毛は取り除いたほうがいいのでしょうか。
品種により発芽抑制物質があると聞いたことがあります。
ざっとこすってとっていますが、タネが割れてしまわないか気になります。
タネはしばらく休眠するらしいですが、今年採種したタネは、
来年蒔く、というサイクルがいいでしょうか。
今年採種したものを、(通常のものとは別に実験的に)今年蒔いてみましたが、ほとんど発芽しませんでしたが、
干ばつで駄目だったかもしれないので、どうなのかわかりませんでした。
お忙しい中、恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
いつも読んでいただきありがとうございます。
横浜改良四寸、いいですね。
私も自家採種している大好きな品種です。
もう消えてしまった品種なので、是非大切に種を育ててみてください。
ニンジンは、ダイコンと違い、冬を越さないと花が咲かないので、夏蒔きでも今年の春蒔きでも、越冬させることで、タネ採りができます。
ポイントは、受粉しやすくするために、3m以内に母本をそろえる点でしょうか。
現状がどんな感じかわかりませんが、
母本を掘り上げて、30㎝株間で植えなおしてあげると、母本選抜もできますし、3m以内にまとめることができます。
ニンジンの自家採種は、母本が多ければ多いほど良い野菜です。20本以上が理想ですが、
家庭菜園の場合、5本以上は必要です。
年を越して、最初に塔立ってきた1~2本は間引いて、塔立ちにくいものを選ぶとよりよいでしょう。
塔立ちにくい春まきニンジンが選ぶことができます。
夏蒔きは、種を播いてから1ヵ月位は、雨期がよく、今年のように暑くて雨が少ない地域の場合、かなり厳しかった場合、たっぷり3~7日おきに水やりが必要になります。
今年干ばつで、雨が降らずに枯れた場合、来年参考にしてみてください。
ニンジンは、アフガニスタンなど雨期と乾季がはっきりしたところ出身なので、ある程度大きくなるまでに雨がしっかり降ることが自然です。
いつもブログや著書を参考にさせて頂いております。
にんじんの自家採種について質問させて頂きます。
夏まきした横浜改良4寸にんじんが、ほとんど発芽せず、
(発芽したけど枯れた?)
今年は母本がそろいそうもありません。
そこで、春まきしたものが残っているので、足りない分は、
こちらから補おうかと考えているのですが、
春まきから自家採種は可能でしょうか?
可能だとすると何か注意することはあるでしょうか。
大変お忙しいようで恐縮ですが、ご回答よろしくお願いいたします。