無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

トマト鉢上げ(トマトの苗育て)

2010-05-07 22:33:13 | 自然菜園の技術 応用
本日、
穀雨を過ぎ、5月5日の立夏に入って、久々ので、野菜も麦も元気になりました。

今日は、ハウス内でトマトの「鉢上げ」を行いました。
それは、鉢≒トマトの根鉢を一つ大きなポットに移植することです。


うちでは、自給用の苗以外にも家庭菜園教室や知人友人に販売もしているので、
(鉢上げが終わらないと正確な数はわかりませんが)けっこうな数苗を育てています。

そこで、苗が小さな内は稲用の苗箱に土をいれ、幼稚園のように集団で育てます。


今年は、根張りをよくするためにもトマトは温床は使わず冷床で育てました。

予想以上に根がしっかり土をつかんでいました。


土をほどいてみると、根元にトマトの種子がそのままついています。
写真では見にくいのですが、根もとの種子はへその緒のように、まだトマトとつながっています。

トマトだけでなく、野菜の種子が土に残っているのは正常で、良い傾向です。
土の上に種子が双葉についてくるのは、双葉の展開を妨げたりあまり良くない傾向だからです。


鉢上げにはいろいろな方法がありますが、
うちでは、斜めに苗を植えます。


2~3日後には、新しい根を張りながら、立ち上げってきます。


自然界には支柱がなく、地面に倒れることがあります。
その地面と触れた茎からは、新たな根が出てきます。

そこで、苗も安定させるために、倒して植えてあげると写真のように根を増やして育ちます。

まだまだわからないことだらけの植物生理ですが、
人工栽培ではなく、自然を規範とした自然栽培を試していきたいと思います。

いよいよ来週は横浜のエコ菜園プランター講座です。
出張だけに、準備に追われています。
***********************************

次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。


fukumimiセレクト講座『エコ菜園プランター無農薬自然栽培講座』のご案内
畑がない、長野安曇野に通えない首都圏の皆様へ
今年、全4回コースのエコ菜園プランター講座が横浜で行っております。
まだ若干数ご参加いただけますので、参加したい方は、お申込みください。

エコ菜園プランターのテーマを「つながり=循環」です。
春夏秋冬の4回講座ですが、実際に使うプランターは2つです。
春(夏)に植えて収穫したプランターを使い、秋(冬)にもう一度栽培、収穫します。




詳しくは、↓
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
お席に余裕がある場合は、単発参加もできます。お問い合わせください。


***********************************


◆◇◆次回は、5月12日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
5/12-無農薬家庭菜園の法則(2)苗の定植のコツ。美味しいキュウリ・の育て方。遅霜対策です。
◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


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ウリ科の種は揃えて蒔く&里芋の芽出し

2010-05-07 01:21:19 | 日々の自然菜園
本日、

今日も暑く、30℃行ったかもしれません。
そして、今日は風も大変強く、鉢上げをあきらめました。
ウリ科の種蒔きの続きや里芋の芽出し準備を行いました。

今週末、横浜のエコ菜園プランター講座http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequelで出張なので、
今週までにやっておきたい野良仕事がいっぱいあります。


スイカ・メロンの種蒔きです。
スイカもメロンも砂漠の野菜なので、高温で発芽します。

しかも雨期に発芽して、乾期に実をつけるので最初はたっぷり水をかけて育てます。


これはカボチャの種蒔きの様子です。
カボチャなどウリ科の植物は、実の中で種の向きが揃っています。

それは、種子形にヒントがあります。
ある方向に向けて発芽してくるからです。

そこで、ウリ科の種は向きを揃えて蒔くことで、双葉がぶつからず並んで育つことができます。


長野では里芋農家はあまりいません。
自給用に育てる程度です。


それは、寒冷地ということもあり里芋の栽培限界地だからだと思います。
そこで、ハウスで前もって芽を起こしておいて苗にして植えます。


土をかけて、保湿保温して定植まで育てます。
生姜も里芋も寒冷地では一手間かける必要がありそうです。


いよいよ来週は横浜のエコ菜園プランター講座です。
出張だけに、準備に追われています。
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暑くてハウス全開!!(草と育つ自然育苗)

2010-05-06 00:20:54 | 日々の自然菜園
本日、
今日もすごく暑かったです。
最高温度28℃、最低気温12℃。真夏並みです。
最高温度と最低温度の差は、16℃。

一方ハウスの中では、
最高温度約40℃、最低気温12℃、その差28℃。すごいものがあります。

今日は、午前中水をたっぷりあげて、日中ハウスを全開してしのぎました。
いよいよ夏本番前、ハウスもどんどんにぎやかになってきます。


ハウス内には、草と一緒に育った夏野菜の苗たちが、
温床の上で、鉢上げ(ポットに移植)を待っています。


今年も、40種類ほどのトマトを育てています。
育苗土に、畑の土を混合しているので、草も一緒に育ちます。

育った草は、野菜が負けそうになると、刈って苗の根元に敷かれます。


ハサミでカットしたはずの草が復活してピーマンの苗の間にまぎれています。
自然に苗から育てようと思い、誰でも家庭菜園で育苗出来るようにするために工夫しています。


ナスは、早く鉢あげてくれと言わんばかりに、わさわさと伸びてきています。

苗と一緒に草も育てるのは、育てた後耕さない草の畑に、定植するためです。
苗作りは、「苗半作」というくらい大切な時期です。
三つ子の魂百まで、苗から自然に育ててみたいと思っています。


以前、こぼれダネから自然に生えてきたトマトやナス、ピーマンを観察して思いました。
自然界では、種は一粒で育つのではなく、同じ種族の中で育つたくましい姿でした。

今は、育苗土を完全自給できていませんが、
市販の育苗土に2割程度の畑の土を入れると自然栽培にむくようです。

畑の土をを入れることで、幼い時から畑の土と草に対して免疫がつくようです。
人間でいえば、最初の母乳、初乳のような育苗土です。


まだまだ、完全に把握できているわけではないので手探りですが、毎年1回の育苗チャンスに、
家庭でも出来る自然育苗を模索しています。
草が生えていることで、土が乾燥しにくくなりますし、刈った草は苗にとっていい敷き草です。

ただ、草を切って敷くタイミングが遅くなるとどうしても野菜が負けますし、のっぽの苗になりがちです。注意が要ります。


明日から鉢上げなので、前もってポットの中に土をつめてハウスにて温めておきます。


ポットの土が乾燥しないように、ビニールを被せ、飛ばないよう重しをします。

明日も暑くなりそうなので、日射病にならないように工夫して野良仕事をしようと思います。

自然育苗の醍醐味は、自家採種した種子が草と共に苗になっていく様子です。
今週末、仕事で留守にするので、それまでに出来ることをしっかりしていきたいと思います。


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ホップの苗が届く(自ビールへの挑戦)

2010-05-05 06:24:50 | 日々の自然菜園
本日、

昨日は28℃。今日も同じような予報がでています。
肌寒かった、一昨日まで気候とうって変わり汗だくで野良仕事です。
とにかくこの時期は、何かと農繁期とあって忙しいものです。

先日、ついに念願のホップの苗が届きました!!

ビールなどを本格的に自給してみたくて簡単て造れるビール造りキットを購入して作ってみました。

一昨年から、一握りのビールの種子を蒔き育て始め、今年からビール麦は自給できそうです。

あと必要なものは、ビール特有の苦みと香りを支えてくれるホップでした。
近所にホップが自生していると聞いたのですが、結局どれがホップかわからず断念しました。

そこで、今回市販のホップ苗を購入し、ホップ栽培を学ぼうと思います。

雌株?

雄株?

ホップ苗は、2本セットでした。
ホップは雌雄異株なので、つまり雄の樹と雌の樹があります。

今回届いた苗も明らかに異なる様相の苗でした。
きっと猛々しい方が雄株だと思っています。(本当でしょうか?)


植木屋さんで修業していた経験から、この手の定植は得意です。

1)まずは、前日までにしっかり水をあげ吸水させておきます。
2)しっかり土にフィットするように定植します。
3)もんじゃ焼のように土手を作ります。
4)土手の中にバケツ1杯分の水をジョウロで数回に分けてたっぷり注ぎます。


ここからが、自然栽培特有の植え方です。

5)苗を植える前に刈った草を根元に戻します。
すっかり、植える前の様子に戻ってしまいました。


刈った草を戻したことで、どこに植えたか植えた本人も分からなくなってしまうので、
最近では、不自然な色のポールを立てています。

自然栽培では、刈った草は、その場の野菜の根元に草マルチします。
そうすることで、草は全量土にもどります。

草を刈る=根を残して刈るので、根は土に還ります。
刈った草は、草マルチとして落ち葉のように表土から還ります。

今回ホップを植えたのは、鶏小屋の周りなので、真夏の暑い時期には、ホップが日よけの役割をしてくれると思います。

は意外と寒さには強いのですが、暑さに弱いものです。

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トウモロコシ&エダマメを一緒に蒔く

2010-05-03 23:22:17 | 自家採種
本日、
今日は最高気温27℃ととても暑かったです。

世間はGWですが、育苗中なので、苗を中心に生活しています。
ようやくネット環境も復活し、たまったメールの確認など滞っていた業務を少しずつ返信しています。
毎日コツコツチェック&返信しておかないと大変です。


5月になり、トウモロコシとエダマメを蒔きました。
市販の種子のほとんどは、農薬や着色されているので、ピンクや緑色をしていますが、
うちでは、自家採種しているエダマメ(左)と、「自然農法の種子」のモチットコーン(右)を一緒に蒔きました。

まだまだ全種類自家採種出来ているわけではないので、毎年一品目ずつ自家採種できるように頑張っています。


今年は、「自然農法の種子」のモチットコーンの自家採種に再び取り組んでみようと思います。
数年前、自家採種していましたが、

意外とトウモロコシの自家採種の難しさに直面しました。
風で5kmほど飛ぶトウモロコシの花粉。
GM(遺伝子組み換え)植物の交雑の可能性も否定できず、
※モチットコーンは実際にGM汚染の危険性から配布をセーブされています。

以前、3年間自家採種していたモチットコーンが飼料用トウモロコシと交雑してしまった経験もあります。

今年は、周りがトウモロコシとを蒔く前に、蒔いてみました。
蒔く時期が異なれば、花粉の交雑の可能性も低くなると考えたからです。


トウモロコシとエダマメはコンパニオンプランツ(共栄植物)です。
一緒に植えると共に生育がよくなります。

トウモロコシの受粉を高める方法は、2列植えすることです。
エダマメとトウモロコシを交互に蒔くことで、一緒に育つことができます。

エダマメは、根に根粒菌という菌を共生させています。
根粒菌は、空気中の窒素を地中に固定できるので、痩せた土地でもエダマメはが育ちます。

トウモロコシを無肥料で育てるとき、エダマメと混植させると相性がよく、お互い育ちがよくなることが知られています。

今年は、以前に増して早めの播種なので、霜と鳥の害が心配ですが、上手く育ってもらいたいものです。


この写真は、ちょっとグロテスクですが、
シマミミズの性交の瞬間をとらえたものです。

ミミズは雌雄同体で、太いおびをまいたような部分(かんたい.「環帯」)を合わせることで性交します。

ちょっと珍しいので、写真に撮ってみました。

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次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。


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モデム復活!!

2010-05-02 23:56:19 | 日々の自然菜園
本日、

しばらくブログを更新できず大変申し訳ございませんでした。
レンタルしているモデムの故障で、ネットが不通でした。
ようやくトラブルが解消し、ネット環境が復帰しました。
明日から、ブログの更新を復活していこうと思います。

これからも見てくださいね。よろしくお願いいたします。
コメント (2)
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