無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

夏野菜の苗の植え方

2010-05-17 12:33:39 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、

立夏らしい天候です。このまま行けば今日も25℃を超えるでしょう。

昨日・一昨日は、シャロムヒュッテhttp://www.ultraman.gr.jp/shalom/
での「あずみの自然農塾」でした。

全国から20名程度集まって、シャロムヒュッテに小さな菜園を持ち自然農を学ぶ会です。


土曜日は、夏野菜の定植をしました。
自然農の畑には、小さな若い苗が合います。

自然農は、耕さす・草も虫も敵としない、無農薬の栽培です。
そこで、求められる苗は、柔軟な若い苗です。

市販の苗のように大きな苗は、耕して、ビニールマルチ、化学肥料など至れり尽くせりの畑に植える用のものです。

自然農では、耕さす、草の中に植えるので、市販の大きく老化気味の苗では上手く育ちにくく、
若く、たくましい苗が求められるからです。


苗は、前日の夕方にたっぷり水をあげておきます。
植える当日も、葉に水が当たらないように、しっかり水を前もって吸水させておくことが大切です。

草の中に苗を植える方法

まず、苗を植える周辺の草を刈り、
ポット苗の一周大きく穴をあけます。

穴が深すぎないか、ポットを当ててみています。


黒いポットを取り除いた苗を掘った穴の側面に当てながら埋めます。

つまり、苗の根が、穴の側面の土にピッタと押し付けるようにします。
そうすることで、苗の根が新しい土と一体化しやすくなります。


穴と苗の隙間に濡れた土をしっかり埋めていきます。


こうして、ポット苗の側面、底が畑にフィットしたことになります。
あとは、苗の上部に畑の土をのせて、しっかり押さえることで、苗と土が一体化します。


つまり、苗と畑の土がいかに一体化するように植えられるかです。
一体化することで、苗は新たにその畑に合った根をすぐに出せるようになります。

そこで前もって水を吸わせておくことで、根の水分でしっかり土と馴染むことも大切です。


その後、トマトの根元にラッカセイ、ナスの根元に枝豆などコンパニオンプランツも蒔きました。


みんなで、鹿児島の久木田農園http://www.luckyweb.co.jp/hotshop/kukita/
から直送された自然農法のサツマイモの苗をみんなで植えました。


サツマイモは、茎を差しておくと根が出てきます。
根の先にデンプンを貯めたのがサツマイモです。
秋にみんなで焼き芋で美味しく食べたいものです。


野良仕事の後は、温泉タイムです。
温泉に行って来てから、シャロムで一品持ち寄りパーティーをしました。

全国から集まったみんなで持ち寄った一品パーティーはとても美味しく楽しいものです。

***********************************


◆◇◆次回は、6月16日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
6/9-無農薬家庭菜園の法則(3)長期間収穫できるコツ。美味しいサツマイモの育て方 夏野菜の支柱への誘引です。
◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


***********************************
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする