無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田んぼで力を出すと書いて、「男」

2010-05-22 20:46:52 | 日々の自然菜園
本日、


いよいよ明日は、5月のAzumino自給農スクールです。

約1000苗もの夏野菜の苗も順調に育ってくれました。
(正確には数えていないのですが、たぶん千以上あると思います。)

明日はスクールで大量の夏野菜定植。
僕にとっては嫁入りみたいなものです。
明日の定植に備えて、夕方たっぷり水をあげました。 


今週は、田植えの準備に、スクールの準備とハウスでの育苗とテンコ盛りでした。

この地方で「エブリ」とよばれる代かきの道具を改造しました。
新たに板と竹をつけて、田んぼに線を引くことができるようにしました。


この改造エブリを田んぼの両端に水糸を張り、引っ張ります。


田んぼの泥の感触を改造エブリで感じながら、
曲らないように水糸に沿って引っ張ると線がまっすぐかけます。


けっこうまっすぐ引けました。
水が多いと田植えも線引も難しいので、ある程度水を抜いてから線を引きます。
ひき終わったら、明日の田植えまで水を極力抜いておきます。

田植えは、まっすぐ植えることができると除草や収穫がとてもやりやすくなります。


3日かけて畦もしっかり塗りました。
三角形の穴は、鍬の歯を斜めに押してあけます。

この穴に、明日「畦豆」(アゼマメ)を蒔きます。

畦に蒔く大きな豆を「大豆」。小さな豆を「小豆」と呼ばれるようになりました。

明日は、Azumino自給農スクールで、
夏野菜の定植、サツマイモ植え、田植えを行います。

雨の予報ですが、人事を尽くして天命を待とうと思います。
田植え後の雨は恵みのなので、稲にとってはいいものです。
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里芋&ショウガを田んぼに植える!

2010-05-22 05:02:50 | 日々の自然菜園
本日、そうです。

連日のハード野良仕事に肉体的に疲れてきたので、夜行っているデスクワークを朝に移行してみています。

昨日は久々に22時半には寝たので、早朝からデスクワークが集中してできます。
疲れた肉体では、集中力が落ちていてあまりいい仕事ができないと判断したので、
勇気を出して早めに寝てしまいました。

やらなければならないワークが多々ありますが、そんなに一度にはできません。
目の前にワークに集中できる環境を作りだすことに工夫してみようと思います。


さて、里芋と生姜の芽出しが出来たので、畦塗を終えた田んぼの脇に植えました。

里芋は、亜熱帯植物のキャッサバの仲間。
もともと温かいところのお芋です。

日本では田芋と呼ばれ、以前から水がつく田んぼの脇で植えられてきました。


生姜の芽出しです。
生姜も発芽が恐ろしく遅く、温かく高い湿度を欲します。

家庭菜園でも簡単に芽出しを出来るように工夫してみました。
そこの浅い容器に、市販の腐葉土を入れ、生姜を並べ、腐葉土でサンドします。

浅い容器ごと袋に入れて保温します。
たっぷり水をやり、乾燥したら水をやると、生姜の芽が吹いてきます。


現在田んぼには、お米の苗が育っています。
黒米も育っているので、一部紫色しています。


うちでは、田んぼの畦の隣に、前年から米ぬかをふり稲ワラを敷いて準備しておいています。

田んぼの脇に、里芋と生姜を交互に植えていくととても育ちがよく、
なかなか育ちにくいここ安曇野(寒冷地)でも立派に育ってくれます。


ワラを両側に避け、深く穴を掘ります。
まだ地力が内うちは、完熟堆肥か腐葉土を一握り入れます。

※完熟堆肥出ない場合は、病虫害が出るので、使用しない方が無難です。


完熟堆肥や腐葉土に直接野菜の根が当たらないように、土かけ戻します。


里芋も生姜も種イモも上に子芋や新生姜を作りますので、ちょっと深めに植えます。

そして必要なら、土寄せをするので、それを前提に植えていきます。


里芋の芽が地上部出るくらい土をのせてしっかり押さえます。


最後に、里芋も生姜も敷き草してあげます。
共に乾燥を嫌うので、畦草や、稲ワラなどで植えた周辺が乾かないように、草マルチします。

明日は、いよいよ5月のAzumino自給農スクールです。
天気予報が雨と出ているので、あまり無理をせず行いたいと思います。

コメント (6)
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