つい一昨日まで、日照りだぁ、水不足だぞ、って嘆いてたのにさ、この先1週間、雨、雨、曇り、雨、曇り!だってよ。来ましたねぇ秋雨前線。枯れかかった田んぼの用水はこれでもう大丈夫、助かった。畑の方もたっぷりとお湿りもらって、野菜たちも元気回復、緑生き生き。これで雨降り、農作業は一段落、ってわけにゃいかんわけでさ、この先雨が続くなら、午後の曇りは、白菜植え替えのチャンス到来だぜ。まずは、畑の再耕耘か。
堆肥入れてボカシ肥料撒いて耕したのは10日ほど前、早くも雑草たち、あちこちに顔出し始めてる。このまま苗移植したら、草の方が大手を振るって畑を占領するに決まってる。ここは耕運機でさらっと上面引っ掻いてから植え替えよう。雨降り直後の畑土、重たい!でも、そちこちガタの来ている耕運機だが、必死で力振るってくれて事前の均しかた完了。
隣りのネギ列から足で計って3歩、そこに植え紐1本。さらに2歩判間を空けて1本、植え紐を張って、適当に目分量で穴を開けて行く。行って帰って2列分。それにネギの続きの半端も入れて片側38個、2品種なので76株植え付けた。
まっ、これだけあれば、植え痛みで10本、ヨトウムシに10本程度は食い切られても、50個以上の収穫、一冬過ごすには十分だろう。ただ、生育の悪いやつもあったので、それがちと心配。ポット苗の用土、堆肥入れ過ぎたかな。先に育苗したキャベツ類も同じ傾向だったなぁ、これ、今年の教訓だぜ、苗床の土は堆肥を入れ過ぎない!
品種は王将と郷秋、どちらも85日と生育期間の長いものを選んだ。去年、NHKの野菜の時間で、70日ぐらいの早く育つ品種の方が作り易いよ、なんて聞かされて、そうなの?そんじゃ、って作ってみたら、これが形も味も半端者、これならたとえ半結球でも晩生がいいわ、ってことで、今年はこの2品種にした。
念のため、1ポット2本立てにしてある。どっちか枯れても1本生き残ってくれればってね。まっ、ヨトウムシだと一網打尽だから気休めみたいなもんだな。途中早めに間引いて1本立ちにするのを忘れないこと、その時ボカシの追肥を施すこと、それと周囲を軽く除草、そんな程度だ、お世話といえば。秋は害虫も少ないし、野菜たちも好きな季節、天候さえ真っ当なら、豊かな実りをもたらしてくれるだろう。ただ、その天候がねぇ、異常が通常になりつつあるんでねぇ。