ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

神さん来たから、カボチャ収穫!

2018-08-27 08:48:32 | 農業

 どうもなぁ、お盆が過ぎてめっきり意欲減退だ。やらにゃならん農作業は多々あるんだ。草刈りだろ、種まきだろ、収穫だろ。優先順位の高い種まきなんかは、さすがに、自ら叱咤激励して済ませちゃいるが、明日でもいいべ、なんて引き延ばし可能な仕事は、ついつい手付かずしまいになっている。

 田んぼの畔草、まだ、イネより高えってわけではねえよな。大豆畑のアオビユ、種がこぼれるにゃまだ間があるさ。それに、1度取ってるから顔を出してる本数も少ないし。

 でも、カボチャは収穫しちまいたいよなぁ。それとお隣に植わってる里芋の株回り雑草も取っておきたい。これからが子芋の増える時期だもの。そうそう、その上の田んぼの畔草、こいつはできれば刈っておきたい。あんなに徹底して草取りしたのに、憎っきクサネムめが、だだーっと生い茂ってる。なんて手強いやつらなんだ。

 この3点セット、やらねばならぬ、遂げねばならぬ、と心急くまま1日延ばし、2日延ばしと先送りしてきたんだ。暑いしなぁ、草ひどいしなぁ、カボチャ重いしなぁ。夏バテ気味の体とめげちまったやる気、奮い立たせるにゃ、強力なきっかけが必要だぜ。

 そうか、わかった!神さんが戻ってきてる時に、一緒にすればいいんだ。きつい仕事も、いやな作業も、二人でこなせば辛くない。

 まずは、二人でカボチャ探し?広がった葉や茎をかき分け、茂った雑草を踏みしだいてカボチャを見つける。あんなでかいもの簡単に見つかるべ?って思うのは未経験者の浅はかさ。何度も何度も行ったり来たりして見つけては、数か所に集める。両隣りの小豆の列や里芋の間にも迷い込んでいるから、おっ、発見!って、ちょっとした宝探し気分だ。

 持ち込んだコンテナに5,6個詰めて、道路まで運ぶ。これがけっこう重くてなぁ、キツイ仕事なんだぜ。スイカ農家が減っていくてのもよくわかる。今年は、残念ながら、って言うか、幸い、って言うか出来が今一だったので、コンテナ9箱、60個程度の収穫だった。苗移植後の活着に、なぜか時間がかかったのと、花時の日照りが原因かもな。

 も少し数が欲しかったところだが、敷き藁を丁寧にしたせいで、肌はどれもきれいだ。大きさも整っている。いいでしょ、種まきからすべて自家栽培したわけだし。

 3点セットの残り二つのうち、里芋の株回り除草は神さんに押っ付ける。苦手なんだよねぇ、しゃがんで草刈りって。で、こっちはすぐ上の田んぼの畔草、特にクサネム刈り。イネと畔の合間にもびっしりと茂って、これが種付けたら大変なことになるところだった。

 ようやく気がかりだった作業も終わらせることができた。やっぱり二人は強い!手分けして仕事にかかれば、段どりめぐって争うこともない。理想的な協業ってことだ。

 次に借りる神の手は、稲刈り。それまでは、我が身を鼓舞しつつ、あれやこれやと、ぼっち農業に励むとしよう。

 

 

コメント
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