トマト、まだまだ取れてるよぉ。ひび割れが多かったり、甘みがいまいちだったり、こりゃ失敗だったか?の「ポンテローザ」だが、豊産種なんだぁ、樹勢落ち目になっても、どっこい音を上げない。方や、加工トマトの「なつのしゅん」は、皮が固いせいか秋になってもキリギリスの襲撃に合わず、まだまだ取れ時だ。たった、10本植えてあるだけだが、今回の収穫15キロを含め60キロは取れてるぜ、偉いやっちゃ!
すでにケチャップは2回作って、13本!もう十分だろ。と、なれば、ジュースに加工だ。
「ポンテローザ」はヘタを大きくくりぬき、割れ目なんかも取り除いて鍋へ。加工トマトは収穫時にヘタが取れるから、洗ってぎゅっと握りつぶして寸胴へ。鍋と寸胴、分けた理由は、なぁに、神さんがやり掛けた仕事を引き受けたからの話し。火が通れば、一緒にするさ。
ケチャップほど煮込む必要はないが、これだけの量だ、柔らかく皮が剥けるようになるまでだって、けっこう時間がかかる。この暑さの中で、やる仕事かい!?とは思うが、トマトはどんどん取れちまうんだから、仕方ないよ。大きな冷凍庫でもありゃ生のまんま冬まで冷凍保存、ストーブの上でトロトロと。なんてこともできるが、20キロものトマト、コンテナまるまる一杯だぜ、家庭用冷凍庫にそんなゆとりはない。
前回ケチャップの2回目、薄手の鍋で焦げ付かせちまったから、今回は用心、用心、ちょくちょくかき回しながら加熱した。種や皮を取り除いて果汁とパルプを取り分けるのは同じ、笊に入れて、ポンポン打ち付けて、下に受けたボールに汁分を取るという我が家特許の方法だ。
分けてしまえば、後は簡単。加熱して温度を上げ、殺菌した瓶に入れて蓋をしたら加熱殺菌する。
去年作った中には2本ほど、変質しちまったのがあったので、蓋をぎっちりすることと、加熱終了後、瓶を横倒しして、口の部分や蓋の裏側を殺菌した。あっ、写真の色が悪いのは光線の加減、実際は真っ赤だからね。
煮詰めないから、ともかく量が取れる。今日は、1リットル瓶7本500ミリリットル瓶8本が仕上がった。もうたっぷりだろう、って?なんのなんの、来年夏まで通して楽しむためには、まだ2回は作らないね。トマトも終わっちゃいないし、忙しい加工の夏は続くぜ。