Netflixの日本での契約者、500万だって。そうだろう、わかるよ、わかる。よぉ~くわかる!
だってさぁ、契約して3か月余り、ほぼネトフリの夜!?だもの。
最初が『ナルコス』で、3週間!だろ、次にあれこれ覗き見した後、『ピーキー・ブラインダーズ』はシーズン5までぶっ通しだったから、1カ月ちょい!で、今は『ラストキングダム』で、これまたシーズン3で20話近く!!もう、夜はこれ見るために時間過ごしてるようなもんだぜ。待ってました!ネトフリタイム!
一昨日なんて、稲刈りの超疲労状態で、なんと3話連続、2時間半ぶっ通してで見ちまった!あ、昨日もだった。2話で止めよ、疲労回復、早く寝なきゃ、って懸命に思い切ったのに、うち、薪の風呂だろ、水新しくして冷たいもんだから、なかなか沸かないのさ。で、仕方ねぇ、もう1本!で、2日続けて3本連続、テレビに釘付けだった。
どんだけ面白いかって話しはいつかもちっと熱が冷めてから書こうと思ってる。今は、もうただただ、待ち遠しい!飽きさせない!どうしてそんなストーリーやエピソードが思い付くんだ!?って、驚嘆、羨望、ため息吐息!昔、少年週刊誌で月光仮面とか、待って待って発売日、本屋に駆けつけた、あのハラハラドキドキ感を今また体験してるんだ。
おっと、表題に戻れば、Netflix、動画配信サイトの中で、圧勝。理由は、やっぱりオリジナル作品の量と質だよな。それは間違いない。ハマった3本もすべてオリジナル作品。どれもこれも、脚本も映像も役者も何もかも素晴らしい。見透かせるようなちゃちな部分がまったくない。しかも、これまでの映画とはまるで異なる世界を取り上げ、作り上げている。プロデュースがいいんだな、金もあるから、手抜きもしない。アマゾンプライムが松本人志に作らせてる下品な悪ふざけなんかとは比較にならない。まさに、じっくり見られる大人向けの作品だぜ。
敢えて一つだけ内容に立ち入れば、『ラストキングダム』の主要テーマは、キリスト教と異教徒との価値観のせめぎ合いだ。それが、単に対決としてばかりじゃなく、嫌悪と愛着の絡み合いとしてもつれあい、流れて行く。どうだい?これは深いだろ。今の時代の多様性の尊重にもつながるテーマだぜ。もちろん、理屈っぽくぐだぐだ時を無駄に過ごすことはない。物語はどんどん突っ走り、息つぐ暇を与えちゃくれない。荒涼としたイングランドの荒野、馬上疾駆する勇者たち。どう猛な戦いと残虐な殺戮シーン。奸智と知略。登場する女たちもそれぞれの立場で逞しく魅力的だ。異国の王女、デーンの女首領、戦う修道尼、軍団の先頭に立つ高貴な姫君、男たちを手玉に取る魔性の女。それがみな、主人公と恋におちる!ってそこはちょっと許しがたいところじゃあるが。
Netflix、これからもオリジナルの強みを推し進めて、日本映画の制作にも乗り出すってことだ。ちまちまとしたテレビドラマなんかに平手打ちくらわしてくれるぜ、きっと。
さっ、今夜は、王アルフレッドと勇者ウトレッドの対決?あるいは和解?どっちだ?うーん、待ちきれないぜぇ!