鶴川の秋
平成２４年10月7日（日）
自宅そば（東京・町田・鶴川）の風景です。
早朝、チュチュとチャチャの散歩コースで撮った写真です。
秋がやってきた気配をあちらこちらで感じました、
風のやさしく、ちょっと、涼しい、小気味よい切れ味、
木漏れ日の穏やかさ、
花の色の鮮明さ、
じりじりした おてんとうさまの夏の日差しに耐えて、
今、草も木も花も、ハミングはじめました。
ヴェランダに、2年ぶりに、ハイビスカスの花が咲きました。
インドでは、シヴァ神の妻、シャクティの象徴といわれる、
赤い花びら。
ご存知ですか？
シヴァ神は、”不動明王”であることを。インドの偉い
御坊様から教えていただきました。
ヒマラヤに坐して、深く瞑想するシヴァ。
タントラ密教のシヴァ。 タントラは真言です。
真言密教日本）の源につながります。
もう一つ、ご存知ですか？
仏教はもともとは、バラモン教を本体にしていることを。
バラモン教は今のヒンズー教です。 ヒンズー教の一派に、
真言密教派があります。
シヴァの髪の毛が、聖なる河、ガンジス川。
沐浴して、献花をして、河に流します。
ミルクも流します。 そして人々は祈ります。
でも、シヴァは答えます。
”花もミルクも物質はいらない。それらは私が汝らに
与えたもの。与えたものを返されて何の意味があるのか？
あなたの心、献心こそ、一番の私への捧げもの” と。
シヴァは破壊の神様、創造・維持の神様と並んで、
三位一体の宇宙真理を表しています。
私たちの心身も、破壊が無ければ、捨てる時が
なければ、新しい創造もありえませんから。
こんなことを考えながら、歩く散歩道。
チュチュ、チャチャのふさふさの毛も 秋風になびいて、
リラックスした身と心を任せるひと時の喜びです。
そういえば、
チュチュ、チャチャや・・・、君たちも、インドを
引き上げるとき一緒に、ガンジス川で禊ぎ（みそぎ）
をしてきたね・・
日本では高野山に一緒に上って、真言宗の本山、
金剛峰寺にも お参りしたね。
やっぱり、君たちは、チベットの言い伝えどおり、
昔は、お坊さんの魂だったのかな？
親ばかならぬ、飼い主バカの、独り言です。
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