アートマって何？

自然治癒力セラピー協会のセラピー　と　アートマの関係

10月1日(月曜日）　2012　　　　　

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①アートマと空点（くうてん）＝

（久遠今の実在点）は、

ヒマラヤの晴天の空のように、

スカッとしています。　

雲がないからです。　

雲は空を覆い、太陽を隠します。

そして、雨や雪になって地上に

落ちてきます。

このような、心の歪み(嫉妬や悲しみ、

猜疑心や怒りなど）が

潜在意識に、雲のように広がり、

私たちの本来の資質のアートマ

を覆っていきます。

アートマは喩えれば太陽です。

心の歪みは水蒸気。

病気の症状や環境に現れた現象

が雨や豪雨に喩えられます。

 

アートマを隠していた心の歪みは　

雲となり、雨として落ちるときは、

体の不調和や周囲の不調和などに

形を変え、身体の外に出ていきます。　

これも”因果の法則”の一つです。

雨が結果なら、水蒸気がその原因です。

身心の不調和が結果なら、必ず因(原因）

があります。　

自分のまいた種(原因）でもあります。

他人は関係ありません。

それは自分で刈り取るしか、ないという

ことになります。

 

因果のある世界。　

原因と結果のある世界が、二元論の世界です。　

一元論の世界は

太陽と太陽が見える状況しか存在しない。　

因も果もありません。

 

でもこの世界に生きている限り、

二元論の世界で、この世のしがらみ

からは脱することができない。

いえ、できると先人は言います。

心の世界の話です。

心の世界では一元の世界に、限りなく、

考え方で近づくことができるから

です。

では、どのようにして　移行できる

のでしょう。

答えは簡単です。　

空の点を自覚すること、です。　

完全で調和した愛に満たされた

至福の点、これがここでいう、空の点

です。

ここをしっかり自覚することが

一元論の世界に　入るということで

あります。

 

特に難しいことでないかもしれません。

私たちは日常の中、それを無意識に

していることが多々あるのでは？

たとえば、芸術家が自分の作品を

手掛けているときの境地です。

一流の芸術家ほど、この、空の点に

自分を集中しているはずです。

何故なら、そうしてできた作品、音楽でも　

絵画・彫刻でも、必ず、見る人の

アートマ=空点に同調させる波動を持ち

感動として、鑑賞者の心に響くからです。

 

それは純粋な世界です。　

愛と共感（シンパシー）の世界です。　

だからこそ、鑑賞する人の胸(アートマ）

を打つのです。

邪念も欲念も、迷いもない　空の一点、

これが私たちの実相、アートマの本質

です。　

そういうところから、相手と対峙すると、

不自然な気の流れの箇所を、感じ取られ

ます。　

相手の体が自分の体に、鏡のように

映ります。　

痛いところや、凝っているところが

自分の体の感覚を通してわかります。

そこに念をおくと、相手の身体の中

の、こりや、つまりが、ガス状のもの

（げっぷとかアクビ、時にはオナラ）

に変って、私の体から、出ていきます。

これは、私の施術時の話です。

自分をアートマ意識に置き、相手の

アートマを観る～ことでアートマセラピー

となります。

②自然治癒力セラピー　と　アートマ

セラピー中は、被施術者の身体の凝りや、

縮（ちぢみ）の原因になるものが、

被施術者の代わりに、私の身体を通して

排出されて出ていきます。　

今まで書いてきように、

アートマ・空点・久遠今の点、すべて、

同じ意味で使っています。

ここに、焦点を合わすことは、セラピー時、究極の

効果を出すために、必要です。

施術側も、受ける側も、アートマに

なかなか焦点を合わせられない理由

としては、集中力の欠如があるでしょう。

いろいろな治療法や、時には占いなどに

頼っている場合は、特に、そうです。　

 

’アートマ’という、自分の中にある、

”究極の完全な自分の体と心”へ、集中力を持って

焦点を当てることができれば、自然治癒力の癒しが、

期待できます。

井戸をひくのには、一所（ひとところ）

を場所を、ある程度の深さまで掘らないと、

源泉があるかないかすら、わかりません。

源泉があると確信を得たら、さらに、そこを

掘っていくのみです。

でも、アートマ　という誰もが本質として、持つ

この生命力の源泉は、それを信じて、求めて

心を掘り続ければ、必ず、見つかります。

アートマを求めるというのは、”完全で円満な状況

にある心と体”を求めることです。

病を患っていても、そのアートマ体は

誰にでもあり、それこそがほんとうの

自分自身であること。

と、信じきることができたら、

決められた天命の寿命でない限り、

必ず、本来の健康体に、戻ることが

可能でしょう。

 

人を癒すことができる能力を持つ施術者が、

自分の病には手がつけられず、他所で、施術を

受けて、ほどいてもらうということがあるようです。　

自分自身を解く(自己セラピー）ことが

できないということは、言葉を変えれば、

施術者自身が、残念ながら、自己のアートマ

に　繋がっていないということです。

ですから、アートマ施術に関していえば、

二つの条件があります。

まず、施術者がアートマに繋がること。

　

それから、施術後、施術者が、自己セラピーをして、

施術中に、受けた(相手の想念や症状)箇所をきちんと

自分自身で、解く(浄化する）ことができること。

この二つです。

経絡（けいらく）や経脈（けいみゃく）

という　東洋医学における、”気の理論”　は、

私にとっては、施術で効果をあげてから　その

後についてくるものでした。

なぜなら、空点　に心を立ち返らせて、施術した

とき、おのずから、相手が、必要なツボ〈順気の流れを

促進する神経点）に施術の手が　向き、そこに気を

いれることが可能だからです。

 

東洋医学療法で何年も治療された経験ある、

クライアントさんから　

”ツボをご存知ですか？　気がツボに　

どんどん、入っていきます。

ずいぶん勉強されたのですね”　

と聞かれることがあります。

それは、空の点に念を帰一して、

セラピーをさせていただいているからで、

私自身の心に、少しでも焦点へのブレが

あると、空の点から外れますので　

その方から、セラピーが終わってもあまり、

気の流れが変わらないと感想を述べられ、

私への喝（かつ）を入れていただくことも

ありました。　

有り難いことです。

こうして、教えていただきながら現在に

至っています。