自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

風邪の経過方法~自分で行う、施術法:人の持つ電磁波波動を応用

2012年10月21日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

10月21日(日曜日)風 邪 の 上 手 な 経 過 方 法

 

昨日に引き続いて、風邪の上手な経過方法について書きます。 

”風邪は治療するものでなく、上手に経過させるもの”、それによって、

もっと、健康な体の基礎に戻すというのが昨日のお話しのテーマでした。

 

そうは言っても ”風邪は万病のもと”ともいうくらい、ある意味で

慎重に対処する時も必要です。

以前 自分自身が癌になったとき、或る説を聞いたことがあります。

それは”癌に風邪の細菌をつけたら、癌が消えたので、風邪を引くことは、

癌の治療法である”という説でした。


しかし、癌のみならず、ここでは、脳梗塞や脳溢血、さらに、動脈硬化

にも効き目のある、体の柔軟力を取り戻す特効薬であるとお話しして

いるのです。


風邪は昨日述べたように、様々な種類がある。だから、その上手な経過を

書くにも、千差万別、マニュアル的には無理かもしれません。

 

とりあえず、一般的なお話しからさせていただきましょう。

姿勢でいえば、よく前こごみになる方が引きやすい風邪の場合です。

喉が痛かったり、鼻を良くかむような風邪です。 

このような時にきく、ツボがあります。 

自分の手を当ててみてみませんか?

それは、どこかというと、肩甲骨に近い背骨です。具体的に言うと、

首を下げると付け根に触れる骨があります。 

専門的には、頸椎(けいつい)7番といいます。

 

そこから指で下におりて、5つ目のあたり、そこは、ちょうど、

肩甲骨が 一番背骨よりに依っているところです。

そこを軽く意識して、気をとおすのです。 

これを専門的には胸椎5番に気をとおすといいます。

 

手がまわらなければ、ご家族の誰かにあててもらうのも方法です。 

いきなり、手を当てるお話しで抵抗のあるかたも、いらっしゃるでしょう。

すこし、そこからお話しいたします。

 

人の手のひらには、だれでも、気をだす力をもっています。 

気 は特別な人しか出ないと思ったら違います。 

私たちの体は宇宙の一部であり、宇宙に満ちている電磁波は、私たちの

体を通っているし、意識して、私たちの体に通すことも可能です。 

大げさなように聞こえますが、ほんとうです。

 

もちろん、気 の存在そのものに疑問を持っていらっしゃる方には、

空事に聞こえるかもしれません。

そういう方達に 是非、思い出して、考えていただきたい、よく使われる

言い回しがあります。


気を使う、 気が良いひと、 気合を入れる、 気もちが良い、 

気は心、 病は気から、などなどの、気 の意味合いです。

 

おにぎりが、おいしいのはどうしてでしょう?

それは、愛情ある手で握られたとき、ご飯のうまみの成分に、影響を

与えるということです。

寿司もそうですね。 手当 という言葉もありました。 

古来から、日本人は、手を当てて、癒すことを知っていました。

それは手から気の流通があるからです。 

 

いわゆる、”オーラ” といわれる気があります。

これは、上半身を覆っています。手の指から出ている気もあります。

これが、私が述べている、だれにでも持っている手からでる”気”で、

セラピーに活用できる気です。

指全体、手のひらからも多少出ています。 

当てるときは、体に直接抑えたりせずに、軽く当てる感じで、

気を流します。

こうして、気 が 上記の背骨にあるポイントに流れると、その部分

から鼻と喉に症状が出ている部分のつまりが整っていくのです。

 

風邪の症状は、本来、詰まりあるからだを、ほどいた状態に持って

いくために顕れています。

さらに、意図的に気を流すと早く回復しやすいわけです。

何故なら、、物質は波動体として存在する、物理的実質であるからです

 

10月15日のブログ、波動の話にこのようなことを書きました。

エネルギーとはこの場合 波動である波動によって、物質が変化する

病気や不幸もその例外ではない。 勿論、幸せや喜びも同様、エネルギーだ。

波動によって、病になり、波動によって、病は癒される。”

 

つまり、量子物理学でも電子と電子との間の距離というのは、ちょうど、

宇宙で星と星が離れているだけの割合で互いに距離を保っているといいます。


私たちの手からでう波動 というエネルギーは、電子と電子との間の

真空空間に働いて、電子に影響を与えます。

ひいては、細胞にも影響を与えるいうわけです。 

生きている、私たちの眼には見えない電磁的波動は、確実に、病的な

細胞電子に影響を与えています。

 

今、背骨のそれぞれの箇所のツボをお話ししていますが、このツボは、

一般的な鼻水やのどに症状が出る風邪の場合です。

特殊な風邪の症状の方(下痢風邪など)にはまた違う方法もあり、

ここでは触れていません。

こうして、気を当てる箇所として、胸椎5番をお話ししましたが、

もう一箇所、重要なところがあります。

 

それは、腰の部位、腰椎1番です。

具体的にどのあたりかというと、 一度立っていただいて、体を

そらせてみてください。 

その時、腰に手を置いておくと、一番動く骨があります。

それが、腰椎の1番といって、風邪にはとても効き目のあるツボ

でもあります。

専門の施術者がそこに触れれば、大体、緩んでいるか、硬張っている

かわかります。

この部分がほどけてくると、弾力を感じられ、風邪が抜けていく兆候

でもあります。

 

さて、ここからが今日のお話しの大事なところです。 

上手に風邪の経過を見るというのは、これらの部位が回復しないうちに、

無理をすると、余計重くしてしまう可能性があるということです。 

 

風邪はなおりがけが大切というのは、この意味です。 

治ったかな?症状が治まったかな?と感じて、無理をすると、かえって、

症状がもっと出たりするからです。

たとえば、鼻が出て、のどのイガイガの風邪は、治りがけに無理をして、

体に負担をかけると、気管支へ風邪が移行していきます。 

いがらっぽい喉だったのが、せき込むようになったりするのがその症状です。 

そういう時の咳は、起きているときより、寝ようと横になったときに、

咳込んだりします。

 

ふつう横になると、体は休む体制になり、リラックスして、緩むのですが、

気管支の部分が詰まってしまい、その緊張で、咳が出ます。

その時は先ほど述べた頸椎(けいつい)7番とその下の背骨(胸椎一番)

に緊張があるので、そこに気合(順気)をいれることも意味があるでしょう。


もし、治りがけに無理して、そのような症状が出てしまったときでも、

それはそれで落ち着いて、経過を理解して、対処すれば慌てないで

すむでしょう。

 

今まで述べてきたように、背骨のそれぞれの部位に軽く順気を流して

安心できるときもあれば、もっと複雑な要素が絡み合っている場合も

あります。


いずれの場合も、もし、心から、風邪の症状が浄化作用だと、納得

できるのなら、自然治癒力を信じて、無理をせず、体に順気が回るよう、

手当をしたり、あるいは、心を落ち着かせて、その経過をみることを

お勧めします。


もし、不安が募るようでしたら、常備薬なり、西洋医学の手助けを

かりるのにこしたことはありません。

心の不安を取ることが、治癒力の発動には必要だからです。

体への信頼感をまし、風邪が自分の体を整えてくれると、考えるように

なるためには、体の不思議、心の持ち方、順気と元気、そして、人間の体

の有機的な心との結びつきなどをの関係などへの、深い理解が必要です。

 

 私自身のささやかな臨床的体験からくる信念は、以下の言葉にまとまる

と思います。

それは、”気の流れを整えるということと、風邪の経過を見ていくということ、

そして、症状は良くなるための体の自浄作用であること、さらに、

治りがけの時は決して無理をしないこと”

 

できれば、薬で症状を抑えないで、風邪によって、与えられる、恩恵

改めて認識していただければ、と思います。

 

最後に、極端な言い方に聞こえるかもしれませんが、自然にして、

ゆったりとした気持ちで症状が出ていくのをご覧になり、療養されれば、

軽い風邪なら、体が自然に柔軟に回復していく場合がほとんどなのであります。 

 

 

 

          

 

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コメント (2)
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