ガンジス河に水を注ぎ祈るとき・・・・ 2014・4・15
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すでに, ホ・オポノポノ の記事関連を投稿して一か月。
この不思議なメソッドには、私たちが今すぐでも
はじめられ、かつ 深淵な真理潜んでいることを
否めない気がする。
それはちょうど、ガンジス河に入り、禊ぎする信仰篤き
インドの人々のしぐさの中にも感じる。
彼らは シヴァ神の髪の毛の流れとされる、聖なる
ガンジスに禊ぎをし、浄め、水つぼから
聖水を太陽に向かって注ぎ、花を浮かべる。
シヴァ神はそんな彼らたちに、こう答えるだろう:
”私の水で私を清めることは不可能だ。私はもう、清める
必要はない。私にささげているその供え物は、すべて私
が汝に与えたものではないか。
私にたいして供え物をして、願い事をたてることは、
人のものを人に返してその見返りを願うような矛盾
したことだということを。
私の清らかな聖水は、汝自身の浄めのために使うのだ。
汝が清まり、汝自身になったとき、そこに汝の中に
私を見出すことだろう。”
さて、ハワイのホ・オポノポノを一躍有名にした心理学者
ヒューレン博士も その清めのプロセスは 自分の神格
に戻ることであって、神格を清める事ではないという。
そのために、唱えられる魔法の4つの言葉、
ごめんなさい
赦してください。
愛しています
ありがとう。
最初の二つのフレーズ、”ごめんなさい。許してください”は、
一体、誰に対して謝るのか?その答えが以下だ。
”神格[スダ注:人間の本質である、本来の神に等しい清浄な
性質)は あなた自身であり、ホ・オポノポノをして、清めて、
もらう必要はない。現象のあなた自信にその必要があるのだ。”
ここが難しい。まず、博士はこの言葉を相手(問題の当事者や
原因)に対して唱えるのではなく、自分自身に唱えよという。
その心は? ’”考え方は共有されたエネジーを清める事。”’
誰に謝るのか?
’”神格はすでにあなたに無償の愛を降り注いでいる。しかし、
あなたはそうではない。真のあなたはゼロ・リミッツに見出
される。そこは、混じりけのない愛の存在点。
だから、’ごめんなさい。’’赦してください。’と 繰り返し
となえること。あなたはそれによって、混じりけのない愛の
状態にいることを妨げているプログラムを清めることができる。”
ヒューレン博士とともに働くスタッフが、友人から相談の
メールをもらった。それを読むと、胸がよじれるほどの辛さが
伝わってきた。それには次のように苦悩が書かれていた。
”あなたの本を読んで、あなたのブログも毎日のように見て
ベストを尽くしているのに、それでも何をやっても、だめで
不幸せな私。一体どうすればよいの?”
~泥沼から抜け出せずに苦しんでいる人をどうやったら
救えるのか?~と、悩んだスタッフは、ヒューレン博士
だったらどうしただろうと考えた。そして、次のように、
一つの結論を出した。
”ホ・オポノポノに従えば、自分自身を清めるほかない。
私のもとにやって来る人達、メールを書いてよこした友人
も含めて、私は彼らとプログラムを共有しているのだ。
私ができることは私を清めるだけ。自分を清めれば
彼らも浄められる。共有するプログラムを清めれば、
彼らは人という存在から自らを高揚することができる。
最近、私がしているのはそればかりだ。
だから、私はただひたすら、
"I love you"
"I am sorry "
"Please forgive me"
"Thank you"
と唱えるのだ。 あとは神格にゆだねるのみ。相手と。
とことん話合ったり、寄り添ったりしないが、それが、
薄情だとは思わない。
むしろ私にできる至高の心づくしなのだ。
そして、今、この文章を書いているまさにこの瞬間
にも私はそうしている。”
これは、理屈ではない。実行のみの施術だ。
いつでもどこでも、どんな状況でも始められる、
究極の癒しを与える、セラピーの一つのような
気がしてならない。