自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

近藤医師の癌治療への反論

2014年06月01日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

抗癌剤・がんもどき一考  2014・6・1

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生存率というのはどういうことだろう?

抗癌剤を使って、劇的に癌部位が小さくなれば

延命につながるという反論異見がある。

一方、近藤医師は、抗がん剤を使ったグループが

使わなかったグループより、生存率が高くなったという

確証をもって、初めて抗癌剤の有効性が証明される

としている。

また、副作用を止めるための薬も開発されていて、

抗癌剤服用に伴う吐き気が止まったり、白血球減少

を食い止める白血球増多剤を使うことで、副作用が

少なくなるということもあるという。

しかし、それらの副作用で抑えられる症状はあくまで

一部であり、疲れやだるさ、さらにもっと体に打撃的な

心不全や、肺不全、あるいは腎不全などの副作用まで

抑えられるかと言えば、否だという。

副作用防止の薬を使うことが、癌への直接的対策

になるかといえばそうでもなく、副作用を抑えながら

抗癌剤を増量していっても、”生存率や生存期間が

向上しなかった”というデータがあると近藤医師は

述べている。

毒を持って毒を制す、さらにその上塗りをして、

毒を制して毒素を生むところにまた毒を使うというのが

現代の医療スタイルともいえるのではないかと感じる。

先回の冒頭にかかげた、近藤医師の意見の反論を

発表した、  久道氏の早期がん発見の重要性という

考えに順ずるものとして、集団検診の薦めが

あるかもしれない。

しかし、久道氏は条件づきで検診の効果の或る場合を

規定している。

”すべての健診が有効だとは言っていません。

子宮がん、胃癌、乳がん、では効果は大きいが

現状では肺がんには効果があるとは言い難い。

また、肝臓や膵臓の癌も、今の診断技術では

早期発見につながらない。”

一方、大阪府立成人病センター大島明調査部長(当時)

”老人保健法にもとづく、原罪の肺がん検診や視検診による

乳がん検診の効果はないかあっても少ない”

と述べているところから意見が分かれているようだ。

胃癌に関しては、現行の健診では8割以上の専門家は

有効でないと述べているようだ。

むしろ、近藤医師は健診を受けてから結果を聞くまでの

不安、精密検査を要すると判断されたときのショック、

検診にともなう心理的ストレスが大きいとしたうえで、

実際の健診の有効性を考えて、”Ⅰ利の益もないがん検診”

と結論していると述べている。

論点4) ガンモドキ理論

早期発見が意味のないとする近藤医師の理論は

ほんとうの 癌であれば、たとえ早期でも他の臓器に

移している場合が多いので、元の発病したところの病巣を

発見して手術しても転移で命をおとすことになる場合が

ほとんどである。~ というところにある。

逆にいえば、転移しない癌はがんと診断されていても

むしろ、癌ににた(もどきの)代物、つまり、ガンモドキで

在ると命名して、それが日本では意外と多いことを

指摘している。

早期発見された癌でも、通常 1cmの大きさになっていて

そこには10億個の癌細胞が含まれている。

そこまで数が増えていく間に他の臓器に転移していないのなら、

転移能力のない、”がんもどき”であると近藤医師は

呼んでいる。

この理論が反響を呼んだことはいうまでもない。

もし、この意見が事実であると認められれば、

早期がん発見が必ずしも、ガン撲滅に有効手段である

こともなくなるだろう。

手術といった比較的多く撮られている治療方法も

変わってくるだろう。

そのままにして様子を見てみましょう~という診断が可能に

なるからだ。

癌細胞と一口にいっても、転移する能力があるかないかは

ガンモドキかそうでないかの違いによるという

近藤医師の意見は画期的かもしれない。

さらに、自然治癒力セラピー的に付け加えさせていただければ、

ガンモドキの場合、想念エネルギーで癌細胞を変化させることも

可能であるし、またその実例もあることを付記したい。

 

従来の固定観念に縛られないこと、

自分の体は自分で守ることができる、

たとえ、進行がんと判断されていても、ガンモドキ が

あること、癌と診断されても、勇気をもって受け止め

癌と共存するくらいの穏やかな心持で、対応していくことなど

これまでの常識とはかなり異なる近藤医師の意見を

改めて反論を読みながら、感じた次第である。

反論として、数時を持ってきて実際比較する医師たちも

いた。

それは一見説得力があるし、信憑性も高く感じられるだろう。

近藤医師は それらの数字を”魔術”のようだと呼び、

惑わされないよう警告している。

 

 

 

 

 

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