自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

宗教とオカルト(2)

2012年08月29日 | 協会ホームページ

当協会の立場 

8月29日     宗教とオカルト No.2

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宗教とオカルト(1)からの続編****

 

早速で 唐突 だが、フェースブックに 投稿した 

お答えをコピーする。

昨日は ”この協会の宗教は何か?” という、ご質問を

個人的にいただいたからだ。

 

この協会の宗教は無い。 

宗教と無関係というのは、無神論者の集まりということ

でもない。

宗教という言葉は宗教団体と混乱して使われやすい。 

宗教団体はある神様を信仰して集まった信者の集合体である。

ある神様というのはあくまで特定の神様だ。

特定の神様がなく、各自が各自の信ずる神や仏を胸の内に

秘めて集まった集合体は宗教団体といわない。

その意味でこの協会(自然治癒力セラピー協会)は宗教

とは無関係である。

 

神 という概念は 曖昧 である。   

”人を想えば相手も想う” というキャッチフレーズが 

最近の24時間テレビに 大きく映し出されていた。

相手の 幸せを 願い、相手の笑顔を心に浮かべ、元気で

いるかしら と、想いを馳せれば、その想念が相手に

届くのだと思う。 

 

愛の一つの表れの行為だ。 

神は愛なりという言葉がある。もし、”人を想えば、相手も

想う”という意味合いを心にとどめ、 愛の心をもって、

家族・友人に思いを馳せていれば、愛の神 を信仰して

いる人が、愛の道につながる日常行為 と、何も変わりはない。

言葉は 最大公約数 だと思う。 

その公約数をもって、仔細の意味合いを議論する事は時には、

重箱の隅をつつくことなりかねない。 

 

インド時代、自宅で 時々、パーティーを開いた。 

大半がヒンズー教信者だが、モスリムもシーク教徒も

キリスト教徒もいる。 

モスリムのイマーム(先導者)が ヒンズー教徒と親しげに、

話をしている光景は珍しくない。

”宗教が違う人たちが集まりますが違和感ありませんか?”と

お誘いする前に伺う。

すると、彼らが決まっていう言葉がある。

それは、”パーニーはパーニーだよ”という喩。  

パーニーとは水のことだ。 

水は呼び方が変わっていても、本質には世界中変わりが

ないのだ。  

生きとし生けるものが無くてはならない、天からの贈り物、

私たちの体の60%を構成している要素。

 

それと同様、神様をいろいろな名前で人は呼ぶが、この自然

を生かし、摂理をもって宇宙が動いているのは、何らかの 

”自然の意思”、”宇宙の意思”があるからで、その”意思”を 

それぞれが、それぞれの名前であがめているだけだと言う。 

’所変われば品変わる’ ではないが、土地条件や歴史的背景、

国民性などの条件が違えば神の概念は少しずつ変わり 

呼ばれ方も変わるが 本質は一つであるというのだ。

 

”無神論者” というジャンルもある。 

しかし、きちんと 統一された調和ある日々を、その方たちが

送っているとすればその ”リズムの裏”には 何かが

あるのだろう。 

だから、無神論者の友人が ”私は神を信じない。

ただ、自分を信じるだけだ。” 

と語ったとき、素晴らしいと思った。

自分を信じられることは、自分に内在する資質を信じて

いるということだ。 

自分に内在する精神的・知能的な力、自分の信念にたいして、

信頼しているということはある意味、信じる存在を持って

いることだ。

神を信じると言いながら、自分を信じられない人達と比べ

たら、どうなのだろう。

 

”人は神なり、神は人なり” と 神道ではいう。

自分を心から信じられれば、これもまた、視点を変えれば、

神を信じている ということになるのだろう

 

 

 

 この絵のように、人が祈るとき、それは 世界中 共通です。 

同じように手を合わせて、心は、大いなる力に加護を願い、

守られている感謝で畏敬の念で、首(こうべ)を垂れるという

その姿です






。 

 

 

      

 

                    

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