生命弁証法 2023 4/18
前回は地球の自然治癒力
ということで
”エントロピーの法則”に少し
触れた記事だった。
この法則を、生命体に置いて
違う局面から研究したのが、
千島学説で有名な千島博士だった。
青線部分は、千鳥博士の言葉。
千島学説の中ではそうした考え方
を”生命弁証法”として
説明している。
① すべての事物は時間の
経過と場所に応じて絶えず
変化流転している。
② すべての事物は矛盾対立
を繰り返し その葛藤(あつれき)
を原動力として、変化、進歩
していく。
③ すべての事物は量が蓄積されて
飽和点に達したとき、質的変化が
もたらされる
④ 自然界は 互いに関係しあい、
連続している
⑤ 生命の形態は 非対称
(アシンメトリー)
⑥ 生命現象は 波動を中心と
したその螺旋運動としてとらえ
られる。
これを自然治癒力セラピー
協会的に置き換えさせて
いただくならば、
① 昨日の自分と今日の自分
は肉体を構成する細胞レベル
から、精神的な状態は、微妙に
異なる。常に変化し続けている。
② 2つの相反する価値観に
より、左右に揺られながら、
迷いや苦しみをエネルギー
と替えて進歩前進すること
ができる。
あるいは災害にあって
改めて防災が強化され不幸と
見える事実を生かして、今後
の幸いに繋げる。
③ 水を冷却して摂氏零度
以下になると、液体は固体(氷)
になる。
つまりマイナスエネルギーが
蓄積され飽和点(ゼロ)に
達したとき質的変化が現れる。
④と⑥は、自然界の一部である
私たちの身体にも適応できる
言葉だ。
自然界には生命力という、
生かす力が根底にある。
常に動き、変化し、創造し、
生長する、生命力ともいえる。
生命力がなければ、生物は
生まれない。
当たり前のことだが、今の
医療は、このことを本当に
理解してた上での、薬学
治療がなされているのか、
疑問だ。生命を見つめると
いうよりも、肉体の物理的
側面の重視により、有機的
つながり(上の弁証法では、
④)が無視される傾向がある
と感じる。
この生命力に原点を置いた、
千島博士の生命弁証法は、
エントロピーの法則以外
にも、さまざまな分野に応用
されて、活用されることを
願う。
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