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聖母の汚れなき御心への奉献更新のため:地獄

2013年06月14日 | カトリック・ニュースなど
聖母月中の祈祷


我等主の御前(みまえ)に出で、主の御母マリアの尊敬によりて、主を讃美(さんび)し奉つらんとす。主よ願わくは我等の心を浄(きよ)め、すべての無益なる思いより遠ざけしめ、我が智恵を照らし、意志をば堅固(けんご)ならしめ給わんことを、我等の主イエズス・キリストによりて、アメン
 最も尊むべき天主の御母童貞聖マリアよ、我等は御身につくすべき尊敬と愛とを現さんがために此処に集(つど)いきたれり。
 我等は全能の天主が御身(おんみ)にかくも高き御位(みくらい)と御光栄(みさかえ)とを下し給えることを喜び、且つ主が御身(おんみ)の御心(みこころ)に最も深きいつくしみを与え、御身(おんみ)を我等の母と定め給いしによりて主を讃美し奉(たてまつ)る。
 我等はこの月を聖母の月として今日一日をもまた御身の尊敬のために捧(ささ)げ奉(たてまつ)る。
いつくしみ深き聖母よ、我等は御身(おんみ)を御子イエズスの御前(みまえ)における代祷者(だいとうしゃ)として撰(えら)び奉(たてまつ)る。
 今新たに我等が身も心も御身(おんみ)に献げ、我等が悲しみも喜びも生命(いのち)、死もすべて主の御旨(みむね)にかなうよう御身(おんみ)に任(まか)せ奉る。願わくは我等の御母たることを示し給へ。我等は叉、聖会と教皇、及びすべての聖職者並びに生けると死せる親族友達の為に祈り奉る。願わくは我等が讃美(さんび)と祈りとをもって御身の御心(みこころ)を喜ばせ奉らんとするを顧(かえり)み給え。
 我等はこの聖(とうと)き月において、すべての公教信者が特に御身(おんみ)にさゝぐる其の祈りに我等の祈りを合わせ、且(か)つ天国において、天の元后(げんこう)なる御身(おんみ)を永遠に讃美(さんび)する諸々(もろもろ)の天使と共に御身を讃(たた)えまつらん。
 されば我等をして死に至るまで生涯(しょうがい)忠実に主に仕(つか)え、死後天堂(てんどう)において諸天使(しょてんし)諸聖人(しょせいじん)と共に御身(おんみ)を愛し御身(おんみ)に感謝し、御身(おんみ)と共に主を永遠に讃美(さんび)するをうるの最上の幸福をえせしめ給わんとを特に願い奉る。アメン

九    日
地獄

(一) 地獄とは何であるか。地獄とは罪人(つみびと)が天主より捨てられて、終りなく苦
しみを受ける所である。
地獄の恐るべき火は霊魂(れいこん)を焼き、叉、世の終りになると肉(にく)身(しん)をも焼く。 叉、そこにはあらゆる苦しみがある。
 即ち永遠の渇(かわ)き、永遠(えいえん)の叫びと噛(は)がみ、その外(ほか)、五官(ごかん)、耳,目、口、咽喉(のど)の苦しみがある。しかして少しの慰(なぐさ)めもなく、少しの休息(やすみ)もない。
その上、良心の恐ろしいとがめがある。地獄におとされたる者は、これ我が過失(あやまち)なり、我が過失(あやまち)なり、我がいと大いなる過失(あやまち)なりと、始終(しじゅう)々々(しじゅう)くりかえしているばかりである。

(二)地獄の最も恐ろしい苦しみは、其の終りない事である。地獄の門は再び開く事がない。
 即ち地獄にある時計はもはや過ぎゆく時を知らせず、その針はいつもいつも永遠を示している。地獄の中に響く声は永遠、永遠である。
 今、仮(かり)に地獄におとされた者が苦しみの余り泣きつづけ、その涙の一滴一滴が積もり積もって大海の如くになったとするならば、その間に如何に長い年月を要するであろうか。
 しかるに地獄は永遠であるから、それほど苦しんだとしてもまだ終わりにはならない。
いつまでも、いつまでも苦しまなければならない。苦しみの他はあり得ぬのである。
 この考えは最も恐ろしい事ではないか。けれども我等は失望する必要はない。
我が主イエズス・キリストは我々の罪をあがなわんがために一(いっ)滴(てき)の血も残さず流して下された。
 叉、慈悲(じひ)深い童貞(どうてい)聖マリアは我々の代祷者(だいとうしゃ)、我々の御母(おんはは)でいらせられる。
聖母マリアを尊敬(そんけい)し、叉、始終その御助力(おんたすけ)を頼むならば必ず地獄を免(まぬが)れることができよう。
 おゝ、マリアよ!今も臨終(りんじゅう)の時にも我等のために祈り給え。

○ 地獄(じごく)を免(まぬが)れん為に聖マリアに、より頼み「めでたし」三度唱(とな)えん。

 慈悲(じひ)深きイエズスよ、我を地獄に落とすものは、主に非(あら)ずしてわが犯(おか)す大罪(だいざい)
なれば、我に大罪(だいざい)を何物よりも忌(い)み嫌(きら)い、これを防(ふせ)がん為、力を尽くすの御恵(おんめぐ)みを与え給わん事を、聖母マリアの御伝達(おんとりつぎ)によりてひたすら乞(こ)い願い奉る。
アメン。


--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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