局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

秋の気配

2007-09-03 22:24:56 | 友人
昨日は夫と息子と姑の家に寄った。
息子が来週からちょっと遠出(チベット)に行くので無事を祈ってお墓参りに行き、そのついでにご機嫌伺いとお小遣いを差し上げに行ったわけです。

姑は一人暮らしだがアパートを持っていて、その家賃収入と年金でそう贅沢はできないけどまずまず好きなことができるくらいの暮らしはできている(その点はありがたいです)
だけど 盆暮に夫は姑にお小遣いを渡しに行く。どれくらい渡すのか私の関知するところでないし、わざわざ聞かない。それにやっぱり自分の親をないがしろにする人よりは大事にする人の方がよろしいと思うので どうぞどうぞとは思っている。

昨日は息子が運転をしていた。アパートに駐車場はないので近くの100円パークに入れたら 夫が息子に ああ、そこに居ていいよ わざわざ来なくても と言ったので私はカチンと来た。
姑は片付けられない女なので どうせ部屋には入れてはくれない。けれどもたまには孫の顔を見たいのではないだろうか? 多少足が悪いのでここまで来るのは辛いだろうから 私は息子を姑の部屋の前まで連れて行くつもりだったのに・・・・ どうしてそういう姑の気持ちや私の気持ちがわからないんだろうか・・・・

局;どうして? おかあさんがOOの顔みたいと思わないの?
夫;あっ そうか そう言えばそうだな じゃOO来いや
局;あなたって いつもそうなんだから。いつも孫の顔見られるわけじゃないんだからたまにしかお互い会えないでしょ。それに遠くに行く前なんだからOOだって挨拶するべきでしょ。そのくらいの想像がどうしてできないのよ。前もそうだったよね・・・・
夫;わかったから そう矢継ぎ早に言うなよ それからトドメを刺すなよ

・・・・・・笑・・・・・・・

別にトドメさしてないですけど(笑) 

ただし、この手のすれ違いで私がカリカリするのは日常茶飯事で夫との間では割りに価値観が一致していない部分ってところは感じる。(あまり夫婦間の空気を読んでもらってないってことね)
息子と私は行動パターンは全然違うが割合と人の心を忖度するっていう所の価値観はかなりの所で一致するのだけど・・・
ただ、そういう場面で私が正論で責め、夫が守勢にまわる場合、さっと非を認めて折れてくれるというヤツではある。(夫婦生活20年で学んだのかも) でも同じことを繰り返すんですが

話は変わるけど、今日、中学の友人のご主人の訃報が届いた。ここ何年か癌を患っていたらしい。
友人はキュートで聡明で 誰からも好かれるタイプの人だった。同級生のオトコの中でマドンナ的存在の一人だった。医師だったご主人が大好きで、出来のいい三人の子供たちと理想的な家庭を作っていたのに・・・ 彼女は両親も早く亡くしているし去年食事をしたとき
局ちゃん 私はみんなより10年以上早く 大事な人を亡くす運命みたい。主人も実は、もう助からないんだ。私本当に主人の事が好きで尊敬してるんだよね。私が好きで大事だと思う人に限って私を置いて早く逝っちゃうんだよね どうしてかね・・・

と 打ち明けてきた。私は言葉に詰まってしまった。
人の不幸と計って我が身を見たくはないけど、彼女にとってのように理想的な夫や子供じゃなくても 多少破天荒でデコボコ家族ではあるけど、存在してくれてるだけでもありがたいのかもねって反省してしまった。

夏の終わりを象徴するような寂しくて悲しい出来事だった。

明日はお通夜に行ってきます・・・

コメント (5)
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