局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

娘のダンスと私の後悔

2008-11-23 23:42:50 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日は娘が属しているインカレのダンスサークルがその大学の文化祭での発表があった。

ここのところ 自分の大学に行くよりもそちらに足しげく通っていて頭の中がダンス、ダンス、ダンスで 私は内心かなりむかついていたのですが・・・

「すごく良いのができたと思うんだよね 見に来ない?」と珍しいくらい誘っていた娘。
ダンスの種類がストリート系でイマイチ私の趣味じゃないし、(ロックだのブレイクだのハウスだの説明されても区別がつかないのよね)今までの発表は六本木だの渋谷だののクラブだったので(いくらなんでも私が行ったら浮きそうだし)娘がストリート系のダンスを始めてからはライブで見たことはなかった。(映像は見たけど)


たまにはいってみるか・・・

で、その大学に一人ででかけた。寒かったのでロングダウンに帽子かぶってジーンズで防寒仕様である。

かなり大きい規模の大学祭。最寄りの駅からホームに人があふれている。



野外ステージがどこにあるかもわからないので受付で聞いて地図をもらって大学生をかきわけて目的地に進む

 ←センターが娘

そして地面に座って前から二列目でみた娘のダンス
親ばかですが非常にうまかった。この曲の企画は全部私だよって言ってたけどちょっとユーモアがあるストーリー性のあるダンスと振り付けの立体感はやはり娘の世界だった。
昔からそうだったが、娘の踊りを見ると 普段の毒舌、いい加減な生活態度、など母としてのムカつきが帳消しになってしまう(これはこれで困りますが)

高校時代の友達もたくさん来ていて娘を応援してくれていた。みんな可愛く女子大生女子大生していて エビちゃんの群れのようだった。

演目が終わって 彼女たちと話していたら息を切らしてステージから来た娘
「すごく良かったよ」って言ったら満足そうだった。
その後娘と一緒にいると この学校の男の子たちが 「OO よかったよ」なんて声をかけてくる。
まあ 顔が広いこと・・・
そのたびに私を「おかあさんだよ~」なんて紹介するので、もうちょっとまともな格好をしてくるんだったと少々あせった。
しかし、みんな礼儀正しく良い子たちだった。

一緒に踊った男の子たちも格好は今風だけどとても良い子たちのようだった。娘と一緒に写真をとったりして 仲間って感じが楽しそうである。

いいなあ こういうことを一緒にできるのって・・・・

若い頃ダンスにせよ、スポーツにせよ 体育会系の集団行動ってしたことのなかった私・・・

中学時代は弱いけど人数だけはたくさんいた軟式テニス部のほぼ幽霊部員、高校で文芸部 大学で筝曲部だった私・・・
身体を動かしてみんなで一つの物をなしとげるというノリってなかったな~
どっちかと言うと汗臭いものからあえて距離を置いていた気がする青春時代でございました。

しかし、今考えると 本を読んだり、何か書いたり、お箏ひいたりって ばあさんになってもできるんですね・・・
若い頃じゃなきゃやれなかった部類をやっとけばよかったな~と娘の楽しそうな様子を見て 一抹の後悔に似た気持ちになってしまった。
コメント (4)
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