局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

お誕生日はランチと観劇

2010-04-07 21:19:55 | 見る(映画 劇場 美術館など)
一つ歳をとった。

そうめでたくもない年代なので敢えて広報活動wもしなかったけど、律儀に覚えていてくれた友人にお祝いしてもらってうれしかったわ。

舞台友Nとやはり中高一緒だったMちゃんと銀座でランチ

バーニーズ・ニューヨークの入っているビルの蕎麦会席のお店

  

↑ここです。ここは若い子は殆ど来ないし、落ち着いた雰囲気のお店が多くてお薦め。

  お祝いシャンパンで乾杯してもらって

      
身体にやさしそうなメニューがちまちまでてきて



おしゃれな盛り合わせ




 
最後にお蕎麦とデザート ほぼ個室みたいな空間で落ち着けたしおいしかったな。


 舞台友Nからはこんな包みをもらった。

  彼女曰く 「廃物利用で悪いんね」(彼女はエルメスフリークである)商品の包みのリボンを利用して作った小物たち。
私はエルメス買えないけど、気分だけ味わえるってことね。


その後 宝塚劇場へ



今日は雪組 ソルフェリーノの夜明け(アンリー・デュナンの生涯)と ショーはカルネヴァーレ(睡夢)

ソルフェリーノ・・・は今年が赤十字思想の誕生150年の記念年のため。スイスの実業家アンリ・デュナンが1859年 イタリア独立戦争の際に双方の悲惨な兵士の犠牲者を
救うために赤い十字架を旗印として赤十字思想をたちあげたことを描いた作品。
彼の提唱したことは↓
(1)戦場の負傷者と病人は敵味方の差別なく救護すること
(2)そのための救護団体を平時から各国に組織すること
(3)この目的のために国際的な条約を締結しておくこと
この思想に救われたあまたの命を思うと頭が下がります。
 

舞台友Nは例によってもう何回か観劇済み。
あとご近所でもう見た人もいて 彼女たちに言わせると 「宝塚らしくなくて暗かった」と言う。
確かに血で汚れた白衣や軍服が舞台に現れるって珍しい(初めて?)なのかもしれなく、宝塚の昔からのファンの彼女たちに言わせると様式美からはずれてなんとなく それっぽくなくて不満な部分もあるらしかった。

私は楽しめたけどね。ちょっとおおげさなところのある大御所の演出だけど、伝えたい部分はしっかりと伝わってきて感動したもの。イタリア兵、オーストリア兵、シスターたちが歌うアヴェ・マリアの合唱なんてちょっとナミダを誘われた。
確かに血で汚れた衣装っていうのは夢と愛がテーマなことが多いこの劇団を見て現実を忘れていい気分になるってところからははずれるかもしれないけど、伝えなくてはいけないことをこういった舞台を通じて伝えるって考え方はそれはそれで良い事だとも思う。
いまだ世界は民族間や宗教間の闘争から自由ではないんだから・・・


ショーはショーでいつものように楽しめた。
この回で№2の彩吹さんが退団してしまうのよね。ホントにマジメそうで良い人そうで、どんな役も器用にこなして 歌も踊りも安心してみてられた彼女が退団してしまうのが淋しい。
あらんけいさんや瀬奈さんのトップの退団も淋しかったけど、今まで水さんを支えて誠実にやってきた彼女がトップになれないまま退団してしまう無念さも伝わってきて なぜか一番淋しい気分になってしまった。

なんとなくそんな気分を引きずってウチに帰ったところで

近所の元気な友人からお誘い。彼女は唯一とも言えるこのブログを読んでいる現実友人である。(最近忙しくて読んでないらしいが・・・)

「お誕生日でしょ、プレゼントもあるしご馳走してあげるから出てこない?」

遠慮なくご馳走になってしまった。



「セレブのお誕生日ディナーにロイホで悪いね」 ←皮肉かいw?

しかし今日はカロリー取りすぎです。



タイシルクのポーチやジム・トンプソンのジュエリーケース 三菱の美術館の招待券などいただく。

ウチに帰ったら荷物がきていて

  昼行灯からリースとペニンシュラのクッキーが

あと 一番びっくりしたのは 上海蟹オジからは歌舞伎のチケットが・・・



歌舞伎座お名残公演 夜の部! 助六! しかも前から6番目!

ありえない席である。 これはプラチナ以上チケットです。
株主でもこの公演はなかなか買えなかったらしいと聞いてたので諦めていた。

先日お会いした際に 歌舞伎好きなんですよね~ なんて話した覚えはあるけどちゃんと覚えていてしかも誕生日に贈ってくださるとは・・・
アラカンの実力、恐るべし。。。

yahooオークションでは もっと悪い席でも数万円で売り出されてるらしい。
売ったらいくらになるだろう? なんて想像しないことにしておこう。

楽しみに行かせていただきまする。

こんな私でもこうやってお祝いしていただける。こういう仲間が居てホントに幸せだな~って感じた一日だった。

オットとムスメはまだ帰ってこないけどさ・・・・
コメント (6)
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