局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

あ~よかった

2011-01-11 15:23:28 | 家族あれこれ(犬も含めて)
肝臓がんの疑い(というかほとんどビンゴだったが)母は昨日入院した。
おとといから娘と一緒に一週間実家に逗留することにした。娘も色々考えなきゃならない時期なんだけど、こういった家族にコトがあった際には手伝ってもらうのもこれからの人生には長い目でみて重要なのではないか? それにバアバ大好きな娘 自分から「ママと一緒に行って手伝うよ」と言ってくれたのである。



この病院はこの地域でも中核の病院なのだけどとにかく古くてあまり綺麗じゃない。ただ個室がとれたので広くて静かな環境は確保できた。
母は社交的ではあるが 人がいると眠れないとか結構神経質なところもあるのだ。

そして 今日 朝からカテーテルによる検査と治療が行われた。
AG 腹部血管造影
TAI 化学療法
TAE 動脈塞栓術
という処置。

大腿部の動脈の付け根からカテーテルを入れて造影剤を流してCTで血管を見ながら肝臓の癌に栄養を運んでいる血管を特定してその近くからポイントで抗がん剤を入れて なんだか発泡スチロールみたいなものも注入して 血管をふさぐんだって。

医学って進歩しているのね~

10時半くらいに処置室に入った母を見送る。



病院の廊下っていうのも嫌なもんですね。長くて陰気で

1時間から1時間半くらいの処置って言われていたけど2時間たっても出てこないのでヤキモキする。

しかし2時間ちょっとたって 担当の先生がわりに晴れ晴れした顔が出てこられて

「大丈夫 処置は終わりました。やる予定のことはすべてやれましたよ」と言われ、その後の処置をされて出てきた母はしっかり意識もあって、「どうだった?」という私の問いかけにも
「全然痛くも気持ち悪くもないわよ」と言ったので 待っていた私も娘も安心した。

その後 「あと一仕事ありますんで 説明はあと1時間後に」と言われて病室で待っていた。(まったくお昼も食べないで医者って大変よね)

母はまだ動けないので ワタシ一人で説明を受けたが、CT画像で母の血管を見せられてやはり動脈硬化のためかかなりグルリンパと蛇行したりとぐろを巻いたりしていてそこにカテーテルを入れていくのがかなり大変だった感じを受けた。
そんなに自慢気に自分の技術を誇るタイプの先生じゃないけど、下手な人が深追いして失敗することもある処置なんだそうだ。(他の医者談)
この先生で良かったな~と思った。

それによると時間は余計にかかったが、癌細胞に一番近い枝分かれしている血管のところまで到達して処置ができ、ほかの部分には極力影響のないように処置できたこと。
今のところ癌細胞はそこ一個だけらしいこと。 だった。

この先、どのくらいこの処置で持ちこたえられるかはわからないが、今の段階でやれることはきちんとやって下さったってことらしい。

これから何日かは熱が出たり一時的に肝臓の数値は上がるので一週間か十日くらいは入院しなきゃならないらしいが、ともかく無事に処置が終わって良かった。

母は今のところとても元気で 「カテーテルやっている途中、何度も痛くないですか?とか気持ち悪くないですか?って言われたけど なんでもないのよ。あんまり鈍感みたいでイヤだったんだけどさ~ ウソ言うわけにいかないしね~」とか、病室に帰ってきてくれる看護婦さんがとても親切なので(この病院のスタッフってどの人もみんな親切である)「ああいう子がOO(弟)のお嫁さんだったら良かったのにね~ もう居るから(役にたたないのが)仕方ないけどね」などと呑気でしょーもないことを言っている。

ムスメ、ジイジに報告して夕食のための買い物をして今日は私がご飯を作るよと言って先に一人で帰った。

やっぱりこういう時は家族力ってありがたいね。

 

今 病室でPCでこれを書いてる。
Eモバイルって使えるね。


コメント (12)
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