先週末、オットも母のお見舞いに来て、居合わせた担当の先生の話を一緒に聞くことができた。
AG画像 どこまでカテーテルを入れて抗がん剤を入れたかなど母のグルグル巻きの血管にそこまで入れて処置できたってことを見せたかったのか? オットも 「お見事! ありがとうございました」って感じで話がすすんだ。
一つ知ったことだけど 肝臓って番地みたいな名前がついているんですね。ウチの母の癌はその7区? 肺に近い部分にできているらしい。
カテーテルの処置中も母はずっと冷静で騒ぐこともなく ちょっと除脈気味になっただけで平穏に済んだらしい。
その後も発熱も37℃をちょっと超えるくらいで元気である。
「非常にこちらとしてもやりやすい患者さんですよ」と先生はおっしゃってくださった。
「ただし 血管は別です」 だそうだが・・・w
しかし 元気といっても処置後は半日くらいは絶対安静でベッド上動けず その後もそうは動いてはいない生活がほぼ一週間。それに本人が(この前TVで見た刑務所のご飯の方がおいしそうだったよ)と言う病院食のためか体重が落ちてしまった。
もともとかなりスリムなヒトなんだけど(154cm 42.5kg)昨日体重を計ったら40kgになってしまったらしい。
60kg 70kgのヒトの2.5kgならどうってことないが元々少ないヒトの2.5kgは見かけにも影響があるし、お風呂の後に見たら下半身の筋肉が衰えてしまったらしく足がすごく細くなってしまった。
こうやってみるとやっぱり年寄りの入院ってのは怖いもんだと思う。
実は肝癌の場合、一箇所だったらそのまま肝臓切除って選択もないわけじゃなかったらしいが、やっぱりオペとなると身体にもっと負担もかかるし予後の安静期間も長くなるだろうからもっと筋肉の衰えもあるだろう。
癌は切ってなくなりました でもその後寝たきりになりました なんて事になったら患者にとって良いのか悪いのか?
その人それぞれの選択かも知れないけど、母の場合はまずこの処置で様子をみてフォローするのが正解じゃないのかな~と思った。
オット曰く 「医学」と「医療」って=じゃないんだよな~。
病気そのものに注目するのが医学で、もっと広範囲でその人の生き方、死に方まで考えていくのが医療ってことを言いたいのかしら? これからの高齢化社会 自分や家族だけじゃなくて社会的にも考えていかなきゃならない問題だと思うな~
そして私は日曜日いったん東京に戻り あさっての退院にあわせてまた実家に行くことにした。
昨日最後に母の部屋に行った時はちょうどお昼ご飯だった。
「日がたつにつれて少しはマトモになってきた」ってご飯は三食ごはん(鶏ソボロ 炒り卵 サヤインゲン) コーンスープ(粉っぽいらしい) トマトサラダ ヤクルトジョア だった。
「まずいけど一生懸命食べなきゃもっと痩せちゃう」と母は全部平らげ 私のもっていったアンポ柿もおいしそうに食べた。
「朝夕スクワットもすることにしたんだ」 ←森光子か・・・
「午前中 ヒマだったから色々病院内をお散歩してたら ボケたおじいさんが病室がわからなくなっちゃったって言うから看護婦さんに引き渡してあげたの」
「小児科にずっと居る子はかわいそうだね~ 私はあの子たちのところに行って本でも読んであげたいよ」
など ヒトのお世話までする気満々である。
そして私が 前日に皮膚科に行って メソホニャララをした話をしたらヒトの顔をじっとみて
「どうりで OO子、今日は色が白くなったと思ったわ。お化粧を変えたんじゃなかったんだ。いいわね~ 私も退院したら連れてってね。」と自分もやる気である。
そして
「色んな看護婦さんが 私の年を知るたびにホントに78歳ですか?って驚くのよ。すっぴんなのにシミもなんにもなくてお綺麗ですねって オホホホ」と自慢する
「じゃ、別にそれ以上何もしなくてもいいじゃない」ってちょっと意地悪を言ったら
「何言ってるのよ。次に入院する時も キレイですねって言われたいからちゃんとお手入れをしときたいのよ。」だそうだ。
前向きと言うかなんと言うか・・・ まあ元気なんだから良いか・・・
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まあこれで癌で入院中の上にすっぴんなんだから、客観的に見てももうすぐ80には見えないキレイなおばあちゃんと言ってもいいと思う。この年でこのくらい保てるようにワタシもがんばりたいな~(気が早いけど)
AG画像 どこまでカテーテルを入れて抗がん剤を入れたかなど母のグルグル巻きの血管にそこまで入れて処置できたってことを見せたかったのか? オットも 「お見事! ありがとうございました」って感じで話がすすんだ。
一つ知ったことだけど 肝臓って番地みたいな名前がついているんですね。ウチの母の癌はその7区? 肺に近い部分にできているらしい。
カテーテルの処置中も母はずっと冷静で騒ぐこともなく ちょっと除脈気味になっただけで平穏に済んだらしい。
その後も発熱も37℃をちょっと超えるくらいで元気である。
「非常にこちらとしてもやりやすい患者さんですよ」と先生はおっしゃってくださった。
「ただし 血管は別です」 だそうだが・・・w
しかし 元気といっても処置後は半日くらいは絶対安静でベッド上動けず その後もそうは動いてはいない生活がほぼ一週間。それに本人が(この前TVで見た刑務所のご飯の方がおいしそうだったよ)と言う病院食のためか体重が落ちてしまった。
もともとかなりスリムなヒトなんだけど(154cm 42.5kg)昨日体重を計ったら40kgになってしまったらしい。
60kg 70kgのヒトの2.5kgならどうってことないが元々少ないヒトの2.5kgは見かけにも影響があるし、お風呂の後に見たら下半身の筋肉が衰えてしまったらしく足がすごく細くなってしまった。
こうやってみるとやっぱり年寄りの入院ってのは怖いもんだと思う。
実は肝癌の場合、一箇所だったらそのまま肝臓切除って選択もないわけじゃなかったらしいが、やっぱりオペとなると身体にもっと負担もかかるし予後の安静期間も長くなるだろうからもっと筋肉の衰えもあるだろう。
癌は切ってなくなりました でもその後寝たきりになりました なんて事になったら患者にとって良いのか悪いのか?
その人それぞれの選択かも知れないけど、母の場合はまずこの処置で様子をみてフォローするのが正解じゃないのかな~と思った。
オット曰く 「医学」と「医療」って=じゃないんだよな~。
病気そのものに注目するのが医学で、もっと広範囲でその人の生き方、死に方まで考えていくのが医療ってことを言いたいのかしら? これからの高齢化社会 自分や家族だけじゃなくて社会的にも考えていかなきゃならない問題だと思うな~
そして私は日曜日いったん東京に戻り あさっての退院にあわせてまた実家に行くことにした。
昨日最後に母の部屋に行った時はちょうどお昼ご飯だった。
「日がたつにつれて少しはマトモになってきた」ってご飯は三食ごはん(鶏ソボロ 炒り卵 サヤインゲン) コーンスープ(粉っぽいらしい) トマトサラダ ヤクルトジョア だった。
「まずいけど一生懸命食べなきゃもっと痩せちゃう」と母は全部平らげ 私のもっていったアンポ柿もおいしそうに食べた。
「朝夕スクワットもすることにしたんだ」 ←森光子か・・・
「午前中 ヒマだったから色々病院内をお散歩してたら ボケたおじいさんが病室がわからなくなっちゃったって言うから看護婦さんに引き渡してあげたの」
「小児科にずっと居る子はかわいそうだね~ 私はあの子たちのところに行って本でも読んであげたいよ」
など ヒトのお世話までする気満々である。
そして私が 前日に皮膚科に行って メソホニャララをした話をしたらヒトの顔をじっとみて
「どうりで OO子、今日は色が白くなったと思ったわ。お化粧を変えたんじゃなかったんだ。いいわね~ 私も退院したら連れてってね。」と自分もやる気である。
そして
「色んな看護婦さんが 私の年を知るたびにホントに78歳ですか?って驚くのよ。すっぴんなのにシミもなんにもなくてお綺麗ですねって オホホホ」と自慢する
「じゃ、別にそれ以上何もしなくてもいいじゃない」ってちょっと意地悪を言ったら
「何言ってるのよ。次に入院する時も キレイですねって言われたいからちゃんとお手入れをしときたいのよ。」だそうだ。
前向きと言うかなんと言うか・・・ まあ元気なんだから良いか・・・
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まあこれで癌で入院中の上にすっぴんなんだから、客観的に見てももうすぐ80には見えないキレイなおばあちゃんと言ってもいいと思う。この年でこのくらい保てるようにワタシもがんばりたいな~(気が早いけど)