局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

食べた食べたの日

2011-05-28 21:57:28 | 食べる
久しぶりに食の伝道師Fさま&友人、総勢四人でディナーへ

Fさまのグルメ友達の推薦の店だそうな。グルメはグルメを呼びますからね。そのおこぼれにあずかれるのは幸せである。
東京都下の小料理屋系の店。

「おいしいものがたくさん出るからね。おなかすかせてきてよ」とのFさまからの指示に従い、昼食を抜いてスタンバイ。



ちょっと一見さんでは入り難い店先なれど

まだ若い板さんと大正生まれのご店主の組み合わせ。8人くらい座れるカウンターと小上がりに一卓だけ。

へ~と思いながら予約席に座って おまかせコースをいただく



なかなかステキなしつらえでした。コースターは太宰 これは場所がらかもね。



まずはソラマメと枝豆にビールでかんぱい



くらげの和え物が突出しで



青柳の茶碗蒸し これは絶品だった



お刺身はシマアジとクルマエビとミル貝とあとなんだったっけ? シマアジ絶品



アナゴと万願寺とうがらしの天ぷら

もうこのへんでお腹いっぱいになったが



さらにアマダイとキノコだかのソテーのあと



最後に握りずしが供される

シャリは小さくて品の良い握りだったけど もうダメってほどの胃袋だったので

コハダとウニとトロだけでギブアップしてしまった (私の分の三貫食べたのは誰でしょう?)


お好きな人はお気づきでしょうが、この店は器が素敵だったな。



このお寿司のお皿の絵の大胆さ。ちょっとマネして描いてみたくなった。この色使いが斬新。

大正生まれのご店主は銀座で寿司職人の修業をしてから日本橋に自分の店を出していたそうだ。
接客も粋な感じで話も面白かった。


店内のあちこちにさらさらっと筆で書いてあるのもご店主の手によるものだそうだ。

こういう店に足を運ぶのは 最初の一見をオモテ 二回目をウラ 三回目をマブと言うそうな。
廓言葉だそうだ。 廓言葉と言えば「ありんす」しか知らなかったが色々奥が深そうでありんすな。

またお待ちしてますよ と 帰る時に道まで出て送ってくれて握手したご店主の握力はびっくりするほど強かった。
この分じゃ100歳くらいまでお元気で店に出ていそうである。

また季節が変わったら来てみようかな?
次はウラね。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする