局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

朝の小さな幸せ

2012-06-06 09:12:02 | 食べる
外食の時以外は夕飯は軽めにしているので、朝起きるとたいていお腹がすいている。

「あ~お腹すいた、今日の朝ごはんは・・・」と思いながらベッドの中で手順を考える。

ここのところ私の幸せの原因、それは三つの鉢植えの存在である。

シソ、バジル、パセリ。

今朝は何を使ってトマトを食べようか・・・

この季節になると気恥ずかしいほど赤く熟れたトマトが店先並ぶ。高くておいしくない季節はほとんど買わないけど、これから私のトマトとの恋の季節が始まる。

基本は塩トマト、櫛形にざっくり切ったトマトの切断面に塩を振るだけ。これは朝食の用意を始める最初に作っておくと、食卓に並べるころにその浸透圧でほどよく塩味がトマトの内部まで行きわたる。
この時の塩にはちょっとこだわる。最近は瀬戸内海産 藻塩で食べるのが好き。

そしてトマトとの恋を盛り上げる三つの鉢植えたち。

新玉ねぎなんていうお茶目な脇役も加わると更にもりあがる。

薄切りにしたトマトに新玉ねぎのみじん切りとシソの細切りをかけて和風ドレッシングで和える。

同じく薄切りトマトに塩とバルサミコとオリーブオイルをたらしパセリのみじん切を振る。バルサミコの甘酸っぱさとパセリの爽やかな苦味がまじりあってトマトの甘味がひきたちつくづくおいしいとい思う。
パセリってのも身近で収穫できると本当にありがたい野菜で豆料理にかけると味が3倍くらいひきたってくれる。

そしてバジル・・・ ああバジル! この子とチーズの相性の良さよ。オリーブオイルとの馴染の良さよ・・・
バジルちゃんが家ですくすくと育ってくれている夏までの期間。どれほどありがたいことか・・・



今日の朝食はこのモッツァレラとバジル、オリーブオイルとの黄金の組み合わせである。

ああ おいしい・・・・

しかし、この幸せに水を差すもの。

それは「切れない包丁」である。
トマトの皮が最後まで切れない、シソやバジルがくっついてしまう・・・
朝から小さなストレス。

やはり無精は幸せの妨げである。
今日こそ包丁を研がなければ・・・!
コメント (6)
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