局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

また退団

2012-06-10 21:38:41 | 見る(映画 劇場 美術館など)
アップは後先になったが 6月6日、水曜日の観劇



大空さんと野乃さんのコンビを初めて見たのは、青年館の花組公演「銀ちゃんの恋」であった。

この時、なんとかっこいい男役さんと上手な娘役さんだろうと感激した。私はひそかにすみ花ちゃんのことは「宝塚の北島マヤ」と位置付けていた。

それから二人とも組替え、宙組トップになって何度か見たけど、残念ながら早くも退団公演となってしまった。
すみ花ちゃんなんて年齢的にはまだまだなのに。

「華やかなりし日々」



この日はなんとS席でも前から2列目、それもSS席とへだてる通路から3人目という超ごちそう様席であった。
先日の雪は二階席の前から5列目のSだったが、臨場感がまるで違う。これで同じ料金ってのはちょっと納得いかないと改めて思った。(A席を増やすべきである)

左手通路には雄飛様がワタシが手を伸ばせば触れるところまで降りてきたのには感動であった。
何の香水を使っているんだろうか? 趣味の良い残り香が客席に残った。

作品はオリジナルらしい。1927年のNYの話。移民だったが大富豪に成り上がる。そして自分の買った劇場の歌姫としてをデビューさせる。
いわば詐欺師役の雄飛様、この人のスーツと中折れ帽、コート姿はホントにかっこよいこと。
すみ花ちゃんの出番はもっとあっても良いのではないか? その辺は残念である。

宝塚を見始めてから 何人のトップさん退団を見たのだろうか?
その度に残念さと空しさに襲われる。
何かに入れ込まないワタシですらそうなんだから 特定のトップさんを新人の頃から応援している人たちはこんなもんじゃすまないであろう。

先日の霧矢さん退団の時は、大ファンだったご近所の画家奥様は号泣して帰ってきたそうだ。

もうすぐ100年になるという宝塚の歴史ってのはそういう事が繰り返されてきたんだろうが、まだどうも慣れることができない。

ショー
楽しむというより私はすみ花ちゃんののびやかな歌声としなやかなダンスがつくづく好きだったんだな~。この先は多分ミュージカルなどで活躍するとは思うが、これで雄飛さんとの舞台は見納めなんだな~と残念さが先にたってしまう。

しかし宙男さんたちの黒燕尾服はみんな背の高いこともあって迫力のあること。
次のトップさんはまたのびやかな肢体に小さな顔で美しく楽しみといえば楽しみだけど・・・

今回も一緒のNとともに あ~あ 終わっちゃうんだね・・・ とため息。

しかし、私たちの気分を揚げる出来事があったのである。
それはSS席同じ列に 真矢みきさんを発見したこと!
パウゼの時に、周りがざわついているのでわかった。色んな有名人が座っているSS席、誰が居ようがあまりざわつきがない宝塚ファンだけど、この日は違った。みんなが「真矢さんよ」と言って興奮していた。

ちょっと照明を落とした客席の中でもひときわ映える美しいプロフィール。遠くからでもひときわ色白でツルンと剥き卵のような皮膚感が感じられる。

「綺麗だね~ またあの髪型はよっぽど自信がなきゃできないね」と友人
おでこを全部出してひっつめて首のところで一つに無造作に結んでいるだけのヘアスタイルなのに、服装も黒いブラウスとパンツでシンプルなのにあれほど素敵に着こなすとは・・・

「自分じゃ茶の○ず○は使わなかったんかね?」とNの黒い一言はおいておいて・・・・

トップの退団の寂しさが真矢さんを間近に見られたことでちょっと慰められた今回の観劇であった。






コメント
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