局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

雪の日の後

2022-01-08 20:57:02 | 様々な思い
あれから、東京地方には大雪警報まで出て、久しぶりに23区に積雪した。
実は次の日の金曜日には初ゴルフの予定だったのだが当然キャンセルした。 埼玉のゴルフ場エリアには積もらなかったらしいが、東京脱出できませんからね。

そして、その日の夕方、降りしきる雪を見ながら、考えていたのは「雪かきのタイミング」であった。
今、出て行って柔らかい新雪を片づけるのは楽だが、極寒。明日は晴れるらしいので日が出てから片づければ多少は寒さからは逃れられるだろうが、もし雪が固まってカチカチになっていたら大変だな~ とか・・・
悩んだ末にエントランスの階段と郵便受けの所の雪を払い、下の道路の獣道を作って「さみ~~~」と思いながら家に入ったのであった。

次の日、ありがたいことに燦燦と照ってくれたお日様のおかげで、家が面している南側の道路の雪はほどなく融けたのであった。
昼ちょっと前に前日にできなかった犬の散歩をしようと長靴を履いて出て行った。




小学生くらいの子供が出入りしてた家の前。雪で喜ぶのは子供だね。

ところで、今日(土曜日)所用があって電車に乗ったのだが、駅までは自転車で行ったんですよ。
それで気づいたのが、






雪かきエリアとノン雪かきエリア
日の射さない道路だとこんなにくっきり分かれるんですね~ ノン雪かきエリアはもう雪じゃなく氷。スケートリンクであった。
当然自転車は降りておっかなびっくり通ったが身の危険を感じたね。前を歩いてた若いもんも転びそうになってたし。
大雪から二日たってこれだから、この周りの住民は一度も雪かきしなかったのであろう。

我が家のブロックは割に古い住民エリアなんだけど、昔から雪かきは完璧であった。越して来た時に「壮年」だったオジサンたちが雪が積もり始めるやいなや雪かきをはじめ、夜通し降った次の朝は早くから「ザサ、ザサ~~」という音が聞こえるんおで慌てて出て行くと「奥さん やっておきますよ」などと家の前まで綺麗にしてくれたものであった。
それから幾星霜、そのオジたちの一人は亡くなり、一人は癌の闘病中であり、あまり甘えることはできなくなってしまった。
いずれにせよ、その精神は受け継がれて、そのブロックはゴミの出し方も完璧、雪かきも奥さんや子供たちがその習慣を踏襲している。

道一、二本離れると ノン雪かきエリアはアパートか大きなお屋敷の前で、多分年寄り所帯なのであろう。
まあ人手がないなら仕方ないかと思うが、その大きなお屋敷が3,4分割されて分譲されて若い世帯が住むようになった所は、案外雪かきをしてくれるようになる。
それで私もいわゆる姑的視線で見てしまうんだけど、若い世帯の雪かき、ノン雪かきエリアは そこの住民の感じの良さとシンクロしているようだ。
犬の散歩で通りかかって幼稚園のお迎えの母子と行きあい「ワンちゃん触ってもいいですか?」と子供に言われて一度話した後にはちゃんと挨拶してくれて愛想の良い親子のいる家の前は完璧な除雪状態。
引っ越して来て3年くらい経っててこっちが会釈してもほぼ無視。休みの日にはそんなに広くない道にご自慢(らしい)BMWをはみ出して駐車して洗車しておる(邪魔なんだよ)のなんだか感じがよろしくないっすね と思う家の前は豪雪地帯。

忙しいのかもしれないけど、あんなにツルツルのままに放置しとけば、自分も困るが他人も困るだろうにと思いやる気持ちはないんだろうなあ。

ゴミステーションを見ると、そこの住民の民度がわかるって言われるけど、雪かきしてるかしてないかってのも結構わかりやすい尺度だと思いますよ。まあいつも調べられるもんじゃないけどね。

コメント (4)
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