京大入試の際に携帯電話とyahoo知恵袋を使ったカンニング事件。
まだ全容はわからないながら、知恵袋に投稿した携帯所有者が特定されたらしいとニュースでやっていた。
センターである程度の成績をとって(それもカンニングだったのか?w)京大を志望校にするくらいだからバカじゃないだろうし、何度も繰り返してリハーサルみたいなこともしてるらしいから、ある程度の計画性もあるんだろうけど、なんかツメが甘い気がする。
自分の(親がかりの)携帯で投稿するとか 答えを求める先が誰でも見られる掲示板形式のサイトだとか・・・
ここまで世間を騒がせて、当人も周りも(親や学校関係者も)今頃針のむしろであろう。
しかし、試験中にあれこれ携帯その他を操作したりするのは容易じゃないだろうし、時間もロスしそうだし、こんな苦労してあげくの果てにバレてこの先の自分の未来がどうなるかわからないような局面に立たされるのだから、こんなことしないで試験の問題に集中したほうがよほど健全だし結果も得られそうなんじゃないかしらと思うんだけど(前にも書いたようにバカじゃないんだからさ)
とはいえ カンニングって行為は「学生」「試験」にはある程度付き物ではないだろうか?
カンニングって意識がなくても 試験中に前の座席や隣の座席の人の答案が見えてしまって それが成績の良い人で自分と答えが合ってた場合 「あ~良かった」と思うくらいのことは誰にでも経験があると思う。
もう時効だから私がかかわったカンニングを懺悔してしまおうと思う。
大学時代のこと・・・ このブログにも何回か書いている ワタシの兄代わりのAちゃん(敢えて書いた記事にはリンクしないが) ワタシの高校時代の親友R子と一緒に当時私の住んでいた同じ沿線のアパートの一室に住んでいた。
一浪して偏差値の高い文系の私大に行っていたが、R子は現役でもっと偏差値の高い三田の私大に行っていた。
Aは素頭はいいのだが、努力が大嫌いで遊び人で授業も出なかったもんだから一年の第二外国語の単位を落として二年に持ち越していた。
だから二年の時に一年の外国語の試験を受けなくてはならず、それもまったく勉強していないので前期試験も落として夏休みに入る直前に再試験になった。
それなのにまったく勉強する気がなく、しかしここで単位をとらないと留年の危機ということもあったらしく、同じドイツ語をとっている私とR子が招集されたのであった。
もうドイツ語が始まって何か月もたっているのに教科書も開いたあともないし、一番初めに習うはずの冠詞の変化も知らなかったAであった。
私は単位を落とさない程度の勉強であったがともかくその何か月かで基礎的なことは理解していたし、英語もすんごくできてドイツ語もその時点でかなり吸収していたRはその兄のテイタラクに呆れつつ 「Aちゃん まずこの基本的なことだけ覚えなよ。あとは英語と同じだからさ~ あとは辞書の引き方くらいは知らないと話になんないよ~」と教えようとしたし、私も基礎の参考書を示しつつ 「ここだけ理解して あとは範囲の日本語訳でも覚えりゃいいんじゃないの?」などと協力の姿勢を見せたのだったと思う。
最初の1時間くらいは神妙に勉強していたAちゃんだが、過去問をみたら結構文法的な問題も出ていてヤバいと思ったらしく
「こんなの明日までに覚えられるわけねえ。こりゃアンチョコ作って持ち込むしかないな」と言い出したのである。
「え~っ そんなの無理だよ」
「バレたらもっとヤバいよ」と私たちは止めたのだが Aは気にせず、薄い紙を長く切って、そこに定冠詞の変化とか不規則動詞なんかを細かい字で書くことを私たちに命じたのであった。
「お前たちだけにはさせねえよ 俺も書くからよ」となぜか威張ったA (あたりまえだ、あんたの試験だ)
Aはその薄い紙でつくったカンニングペーパーを巻物状に丸めて小さくナンバーをつけて そのナンバーと内容だけ覚えれば後はバッチリと言って次の日意気揚々と登校したのであった。
カンニングペーパー作りにほぼ徹夜で付き合わされた私とR子は
「あれだけの情熱があれば、まともに勉強すりゃいいのにね~」
「ホントバカだよ、私の兄ながら情けない・・・」と言いながらAを送り出したのであった。
結局その後Aはドイツ語の必修単位取得を4年次まで持越し、口がうまいので就職は一流企業に決まったあとに,そのドイツ語のために卒業が危うくなり、ドイツ語の主任の先生に必死で頼み込んでやっと卒業できたと聞いた。
やはりカンニングしてもロクなことにはならないのである。
まだ全容はわからないながら、知恵袋に投稿した携帯所有者が特定されたらしいとニュースでやっていた。
センターである程度の成績をとって(それもカンニングだったのか?w)京大を志望校にするくらいだからバカじゃないだろうし、何度も繰り返してリハーサルみたいなこともしてるらしいから、ある程度の計画性もあるんだろうけど、なんかツメが甘い気がする。
自分の(親がかりの)携帯で投稿するとか 答えを求める先が誰でも見られる掲示板形式のサイトだとか・・・
ここまで世間を騒がせて、当人も周りも(親や学校関係者も)今頃針のむしろであろう。
しかし、試験中にあれこれ携帯その他を操作したりするのは容易じゃないだろうし、時間もロスしそうだし、こんな苦労してあげくの果てにバレてこの先の自分の未来がどうなるかわからないような局面に立たされるのだから、こんなことしないで試験の問題に集中したほうがよほど健全だし結果も得られそうなんじゃないかしらと思うんだけど(前にも書いたようにバカじゃないんだからさ)
とはいえ カンニングって行為は「学生」「試験」にはある程度付き物ではないだろうか?
カンニングって意識がなくても 試験中に前の座席や隣の座席の人の答案が見えてしまって それが成績の良い人で自分と答えが合ってた場合 「あ~良かった」と思うくらいのことは誰にでも経験があると思う。
もう時効だから私がかかわったカンニングを懺悔してしまおうと思う。
大学時代のこと・・・ このブログにも何回か書いている ワタシの兄代わりのAちゃん(敢えて書いた記事にはリンクしないが) ワタシの高校時代の親友R子と一緒に当時私の住んでいた同じ沿線のアパートの一室に住んでいた。
一浪して偏差値の高い文系の私大に行っていたが、R子は現役でもっと偏差値の高い三田の私大に行っていた。
Aは素頭はいいのだが、努力が大嫌いで遊び人で授業も出なかったもんだから一年の第二外国語の単位を落として二年に持ち越していた。
だから二年の時に一年の外国語の試験を受けなくてはならず、それもまったく勉強していないので前期試験も落として夏休みに入る直前に再試験になった。
それなのにまったく勉強する気がなく、しかしここで単位をとらないと留年の危機ということもあったらしく、同じドイツ語をとっている私とR子が招集されたのであった。
もうドイツ語が始まって何か月もたっているのに教科書も開いたあともないし、一番初めに習うはずの冠詞の変化も知らなかったAであった。
私は単位を落とさない程度の勉強であったがともかくその何か月かで基礎的なことは理解していたし、英語もすんごくできてドイツ語もその時点でかなり吸収していたRはその兄のテイタラクに呆れつつ 「Aちゃん まずこの基本的なことだけ覚えなよ。あとは英語と同じだからさ~ あとは辞書の引き方くらいは知らないと話になんないよ~」と教えようとしたし、私も基礎の参考書を示しつつ 「ここだけ理解して あとは範囲の日本語訳でも覚えりゃいいんじゃないの?」などと協力の姿勢を見せたのだったと思う。
最初の1時間くらいは神妙に勉強していたAちゃんだが、過去問をみたら結構文法的な問題も出ていてヤバいと思ったらしく
「こんなの明日までに覚えられるわけねえ。こりゃアンチョコ作って持ち込むしかないな」と言い出したのである。
「え~っ そんなの無理だよ」
「バレたらもっとヤバいよ」と私たちは止めたのだが Aは気にせず、薄い紙を長く切って、そこに定冠詞の変化とか不規則動詞なんかを細かい字で書くことを私たちに命じたのであった。
「お前たちだけにはさせねえよ 俺も書くからよ」となぜか威張ったA (あたりまえだ、あんたの試験だ)
Aはその薄い紙でつくったカンニングペーパーを巻物状に丸めて小さくナンバーをつけて そのナンバーと内容だけ覚えれば後はバッチリと言って次の日意気揚々と登校したのであった。
カンニングペーパー作りにほぼ徹夜で付き合わされた私とR子は
「あれだけの情熱があれば、まともに勉強すりゃいいのにね~」
「ホントバカだよ、私の兄ながら情けない・・・」と言いながらAを送り出したのであった。
結局その後Aはドイツ語の必修単位取得を4年次まで持越し、口がうまいので就職は一流企業に決まったあとに,そのドイツ語のために卒業が危うくなり、ドイツ語の主任の先生に必死で頼み込んでやっと卒業できたと聞いた。
やはりカンニングしてもロクなことにはならないのである。